「もっと効率の良い簿記3級の独学方法を知りたい」このように思っていませんか?
社会人になると、なかなかまとまった時間を作ることができない分、効率良く学習したいですよね。
そこでこの記事では、私が簿記3級を勉強した際の反省点を踏まえて、効率良く簿記3級に合格できるような勉強方法をご紹介します。
この記事を最後まで読んでいただければ、独学でも効率良く簿記3級の勉強をすることができるようになりますよ。
〜この記事でわかること〜
効率の良い簿記3級の独学の手順を解説!
簿記3級の独学を効率良くするための手順をご紹介します。具体的には下記の通りです。
それぞれ詳しく解説してきます。
勉強方法①テキストを1周する
簿記の概要を押さえるために、まずはテキストを1周するしましょう。
テキストを読む時のポイントは下記の通りです。
- テキストを読む
- 各論点の小問題を解く
- 当日と翌日に復習をする
テキストについている小問題は面倒くさがらずにしっかりと解きましょう。
最初はわからないと思いますので、答えを見て解き方を覚え、もう一度答えを見ずに自力で解くと効率が良いです。
テキストは400ページほどのボリュームがありますので、最初の方の内容を忘れがちです。
なので、テキストを読み始める時は毎回1ページ目から遡って復習をするようにしましょう。
復習の際は、パラパラとページをめくり「あーこんなこと書いてあったな〜」くらいの感じで読んでいくと、そこまで時間を使わずに復習できます。
キノ

勉強方法②仕訳の仕組みを覚える
簿記3級の勉強で、最初につまずくポイントが仕訳の仕組みを理解することです。
簿記3級の仕訳は複式簿記と言って、普段つけるような家計簿と異なり理解しずらいです。
1つ1つの用語をしっかりと覚えて、仕訳の流れを掴むような勉強が必要になります。
仕訳のやり方について「【初学者必見!】簿記3級の仕訳のコツを5つ紹介します!」の記事でご紹介していますので参考にしてください。

勉強方法③仕訳アプリで仕訳の練習をする
仕訳の理屈を理解できたら仕訳の練習を行いましょう。最近では、仕訳に特化したスマホアプリがあるので、忙しい社会人でも隙間時間で仕訳の練習ができます。
簿記3級の仕訳アプリは、探してみると結構な種類がありますので、どれを選んだら良いのか迷ってしまうかもしれません。
そこで、個人的におすすめしたいのが、「パブロフの仕訳アプリ」で、おすすめな理由は下記の3つです。
- 電卓機能でアプリだけで仕訳ができる
- 1〜3までレベル分けされている
- 分野別で練習できる
有料版と無料お試し版がありますが、本気で簿記3級に合格したいのであれば有料版を購入してください。
勉強方法④個別問題集を解く
仕訳問題がある程度できるようになったら、個別問題を解く勉強をしてください。
個別問題集の効率の良い勉強方法は下記の通りです。
- 3分考えてわからなければ解答を読む
- ①の後もう一度自力で解く
- ②の状態で解けなくても次の問題に進む
- 次の日の学習は1ページ目から解き直す
簿記3級と2級は、問題の解き方をしっかりと理解できているのかを問われるような問題が出題されます。
ですので、1冊の問題集を完璧に解けるようになるまで反復して勉強すると、試験でも高得点が狙えますよ。
繰り返し同じ問題を解いているうちに、1問解くのにかかる時間がどんどん短くなっていきますので安心してくださいね。
問題にもよりますが、仕訳は1問30秒〜1分、文章問題は1問3〜5分、総合問題は1問10分を目標に問題集を勉強していきましょう。
キノ
勉強方法⑤過去問を解く
個別問題が終わったら、試験当日までの間にたくさん過去問を解きましょう。
過去問は個別問題集よりも難しいので、最初は思うように解けないかもしれません。
ですので、最初の1、2回は『問題を読む→解答を読む→もう一度解く』の順番で学習していきましょう。
過去問を繰り返し解き85点以上が取れるようになったら、個別問題集についている予想問題(答練)を解いてみましょう。
予想問題(答練)で、80点以上が取れるようになっていれば、試験本番でも合格できる実力が身についたと言えるでしょう。
【簿記3級】独学の勉強方法:まとめ
この記事では、簿記3級を独学で効率良く勉強する方法を解説をしました。
簿記3級の勉強は、「復習・反復」がとても重要です。
特に仕訳は、簿記の根幹の部分になりますので、仕訳アプリを使って何度も反復練習しましょう。
簿記3級は、70点以上取得で合格できる絶対評価の試験です。
特に、2022年にはじまったネット試験は合格率が安定しているので、この記事でご紹介した勉強方法を実践していただければ、短期間での合格も夢ではありませんのでチャレンジしてみてくださいね。
キノ
これから簿記3級の勉強を始めるという方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!