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【感想】Canon HS-121Tは試験で使える?サブ機としてもおすすめ!

  • 簿記試験で使える電卓はどれ?
  • 簿記用の電卓はどれを買えばいいの?
  • 簿記試験で使える電卓の中でどれが使いやすい?

簿記の勉強を始める方にとって、どの電卓を選べば良いのか迷いますよね。

たくさんの種類がある中で、どの電卓を買えばいいのか?また簿記試験で使えるのか?など、様々な疑問があるでしょう。

そこでこの記事では、自分で実際に使った感想や注意点なども含め、Canon HS-121Tのレビューをしていきたいと思います。

これから簿記の勉強を始める方や、簿記試験で使える電卓をお探しの方には、ぜひ参考にしてください。

キノ

Canon HS-121Tは右手打ち用の電卓なので、左手打ちをしている方、目指す方には不向きの電卓です。
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Canon HS-121Tは簿記試験で使えるか?

Canon HS-121Tは簿記の試験で使用することが可能な電卓です。

日商簿記の試験で使えない電卓は下記の通りです。

持ち込み禁止の機能・電卓
  • 関数電卓
  • 印刷機能
  • メロディー機能
  • プログラム機能
  • 辞書機能
許容されている機能
  • 日数計算
  • 時間計算
  • 換算
  • 税計算
  • 検算

下記のサイト(商工会議所ホームページ)からの抜粋ですので、参考にしてください。

参考ページ:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3/exam

よって、Canon HS-121Tは基本的な機能+税計算機能だけなので、簿記試験で使用することができます。

Canon HS-121Tのメリット

Canon HS-121Tのメリットは下記の通りです。

メリット
  1. 値段が安い
  2. ボタンを押しているという感覚がしっかりある
  3. 持ち運びに便利

少し深掘りしてご紹介します。

メリット1:値段が安い

Canon HS-121Tは、ネット通販で1,200円ほどで購入することができる安い電卓です。

なので、簿記3級をこれから勉強したいという方におすすめです。

キノ

簿記の勉強が続くかわからない状態で5,000円近くする効果な電卓を購入するのは勇気入りますが、1,200円ほどの電卓なら踏ん切りがつきますよね。

また、簿記2級・1級の受験を考えている方にもサブ機としておすすめです。

Canon HS-121Tは、本体サイズもそこまで大きくないので持ち運び用としてカバンの中に入れておけます。

級が上がるにつれて勉強時間も多く必要です。

どこにでも持ち運びができて、勉強する機会を増やしてくれるCanon HS-121Tは、サブ機として購入しておくと便利です。

メリット2:ボタンを押しているという感覚がしっかりある

Canon HS-121Tは、良くも悪くもぺちゃぺちゃとした打鍵音がある電卓です。

静音機能付きの電卓と比較すると、しっかりとボタンがが押せている感覚が音でわかります。

▼動画で打鍵音を確認する

パソコンで例えると、Canon HS-121Tはノートパソコンのキーボードで、大きいサイズの電卓が昔からある奥行きのあるキーボードとイメージがわかりやすいかもしれません。

まだ電卓操作に慣れていない方だと、視覚的にも聴覚的にもボタンを押している感覚を判断できるので打ちやすいのではないかと思います。

メリット3:持ち運びに便利

Canon HS-121Tは平らで厚さが1.7cmほど。薄いタイプの電卓なので持ち運びに便利です。

EL-N942Xのように、デスプレイが斜めになっている電卓の方が数字が読みやすいのですが、持ち運びするのには不向きです。

その点、平らなディスプレイなら持ち運びが簡単なので、家以外の場所で勉強することが多い人にもおすすめできます。

簿記3級レベルであれば、Canon HS-121Tで十分に勉強することができますよ。

キノ

簿記2級以上を目指す方は、サブ機としての購入すると良いでしょう!

Canon HS-121Tのデメリット

Canon HS-121Tのデメリットをご紹介します。

デメリット
  1. 反応が少し遅い
  2. 音がうるさい
  3. RMとCMキーが同じボタン

デメリット1:反応が少し遅い

Canon HS-121Tは1,000円前後で買える安い電卓ですので、高級な電卓についている早打ち機能がついていません。

電卓操作に自信がある方は、少し値段が高くなりますが、早打ち機能付きの電卓を購入した方がよいでしょう。

とはいえ、電卓を早く打つことにこだわるよりも、打ち間違いを無くす方が、結果的に早く計算できます。

なので早打ち機能にそこまで拘らなくても良いでしょう。

キノ

電卓操作に慣れていない方・もともと電卓を打つのが遅い方・速度よりも正確さを重要視している方なら、気にせず使えると思います。

デメリット2:音がうるさい

Canon HS-121Tは静音機能が付いていないので、多少音がうるさいです。

キノ

音で打鍵を判断できるというメリットはありますが、うるさいというデメリットもあります。

共通試験(ペーパー試験)のように全員が電卓を打っている場所では気になりませんが、ネット試験では会場にいる全員が簿記の試験を受けている訳ではありません。

あなただけが簿記の試験を受けている場合、電卓の音は結構目立ってしまいます。

なので、周囲が気になってしまう方は、静音機能付きの電卓を選ぶ方が試験に集中できるでしょう。

3:RMとCMキーが同じボタン

簿記の勉強をしていると、M(メモリー)ボタンを頻繁に使用します。

メモリーキーとは、表示されている数字を内部の保管庫に格納しておき、RMボタンを押すと内部の保管庫から呼び出せる機能です。

Mボタンには、「M+」と「M-」があり、M+を押すと内部保管庫に数字をプラスする、M-を押すと内部保管庫の数字からマイナスすることができます。

また、保管庫の数字を呼び出すには「RMボタン」を押す、「CMボタン」で保管庫の数字を消すことができます。

キノ

パソコンで例えると、Mボタンはコピー(Control+C)で、RMがペースト(Control+R)のイメージです。

本来であれば、「RM」と「CM」ボタンは別々になっていることが望ましいですが、Canon HS-121Tでは一緒のボタンになっています。

なので、他の数字を表示させているときに「メモリ」を消すことができないというデメリットがあります。

Canon HS-121Tのおすすめ度:★★★☆☆

Canon HS-121Tのおすすめ度は、★★★☆☆です。

Canon HS-121Tは数字を打ちやすく、ディスプレイも見やすいので、簿記の勉強をするにはとてもおすすめの電卓です。

メリット
  1. 値段が安い
  2. ボタンを押しているという感覚がしっかりある
  3. 持ち運びに便利
デメリット
  1. 反応は少し遅い
  2. 音がうるさい
  3. RMとCMキーが同じボタン

簿記3級級までなら、特に困ることなく使用することができる電卓ですが、簿記2級以上を勉強するには少し物足りなさを感じるかもしれません。

特に、RMとCMキーが同じボタンに集約されているのはデメリットが大きいかなと思いました。

ただ、カフェで勉強するなど、自宅以外で勉強をする際に使用するサブ機としてはかなり優秀です。

簿記3級を勉強した後、簿記2級までの受験するか悩んでいる方は、最初にこの電卓から初めてみるのが良いと思います。

もし、電卓の打鍵音が気になる方は、シャープ EL-N942Xがおすすめです。

まとめ

この記事では、Canon HS-121Tを実際に使ってみて感じたメリット・デメリットと、簿記の勉強用としておすすめできるのかレビューをご紹介しました。

Canon HS-121Tの電卓は、簿記の勉強をこれから始める方、出先で勉強する際のサブ機を検討している方に適した電卓だと思います。

1,200円という価格で購入できる電卓の割にしっかりした作りをしていますし、見た目もキレイです。

キノ

個人的にはボタンもとても打ちやすいので結構気に入っています!

簿記3級だけを勉強したいという方には、迷わずCanon HS-121Tをおすすめしたいです。

もし、簿記2級以上の取得も考えている方は、最初から4,000円以上する簿記学習に適した電卓を購入した方が良いかもしれません。

その点を考えて★3つとしました。

初めて簿記の勉強をされる方、持ち運び用のサブ機が欲しい方は検討してみてはいかがでしょうか。

MEMO

本格的に簿記の勉強をしたいと考えている方は、シャープ EL-N942Xをおすすめします。

簿記1級の受験生も使用しているような電卓なので、簿記の学習においてほぼほぼ後悔することはないでしょう。