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【建設業経理士2級と日商簿記2級】両方取った方がいいのか分かりやすく解説!

 

「日商簿記2級を持っているけど建設業経理士2級も取った方がいいの?」

「建設業経理士2級を持っているけど日商簿記2級も取った方がいいの?」

「これから簿記の勉強を始めるけどどちらを取ればいいの?」

 

この記事では、日商簿記2級と建設業経理士2級、両方取得(ダブルライセンス)した方が良いのかについて解説をします。

結論を言うと、両方取得した方が良いのか、取らなくて良いのかは人によります。

下記の表をご覧ください。

結論
  • 日商簿記2級を持っている人:建設業経理士2級が必要なら取得する
  • 建設業経理士2級を持っている人:建設業経理士1級を目指すべき
  • 両方持っていない人:日商簿記2級を目指すと良い

なぜこのような結論になるのか、これから詳しく解説していきますので最後までご覧ください。

キノ

今回の記事は、読む人によって状況が異なりますので、必要な箇所を目次でジャンプしながら読んで頂けると嬉しいです!
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日商簿記2級を持っている人は建設業経理士2級を取るべき?

 

日商簿記2級を持っているけど、

 

「経理への転職がうまく進んでいない・・・」

 

このような方は、建設業経理士2級を取得することで、建設業界での経理職転職に有利に働く可能性があります。

MEMO

建設業経理士2級を持っていれば、公共事業入札時の「経営事項審査」の加点対象に含まれるため企業側にメリットがあります。

参考ページ:https://www.keiri-kentei.jp/license/evaluation.html

「経理職に就ければ業界は選ばない」という方は建設業経理士2級の資格も取得すると良いでしょう。

キノ

建設業経理士2級で学ぶ建設業簿記は、日商簿記2級の工業簿記に似ているので、初学者よりも圧倒的に勉強を進めやすいです。

日商簿記2級を持っている人の建設業経理士2級の勉強方法は?」(←こちらをクリック)の章で勉強方法を紹介しています。

建設業経理士2級日商簿記2級を持っている人はを取るべき?

建設業経理士2級を持っている人は、わざわざ日商簿記2級を取得する必要はありません。

日商簿記2級に勉強時間を使うのであれば、上位資格である建設業経理士1級を目指した方が良いです。

理由は、日商簿記2級を取得しても企業側にメリットはありませんが、建設業経理士1級を持っていれば企業側に大きなメリットがあるからです。

建設業経理士2級の試験範囲に含まれていない「連結会計」や「税効果会計」などの難しい論点の学習が必要で、そこそこ時間がかかります。

なので、せっかく勉強するなら、メリットの大きい建設業経理士1級を目指した方が良いでしょう。

 

ただ、建設業界から他の業界の経理職に転職を考えているのであれば、日商簿記2級の取得を目指しても良いかもしれません。

建設業経理士2級を持っている人が日商簿記2級を目指すには?」(←こちらをクリック)の章で勉強方法をご紹介しています。

両方持っていない人はどちらを取るべき?

 

これから簿記の勉強を始める初心者の方で、日商簿記2級と建設業経理士2級のどちらを目指すか悩んでいる方は、おそらく

 

「未経験で経理職に就きたいので資格を取得したい!」

 

という方が多いのではないでしょうか?

このような方は、まずは日商簿記2級を取得すると良いと思います。

理由は2つあります。

理由
  1. 日商簿記2級の方が知名度が高い
  2. 建設業界以外の転職にも役立つ

もし、

 

「建設業経理士2級の資格が必要だ!」

 

となっても、日商簿記2級は建設業経理士2級の試験範囲の70%はカバーできています。

残りの30%をテキストを使って学習すれば、早い段階で過去問の練習に移れます。

よって、【日商簿記3級→日商簿記2級】という順番で勉強しながら転職活動をしていきましょう!

キノ

これから「日商簿記3級→2級→建設業経理士2級」という順番で勉強していく方は、この記事はここまでで大丈夫です!

0から日商簿記2級を目指す方法を下記の記事でご紹介しているので、そちらをご覧ください。

日商簿記2級を持っている人の建設業経理士2級の勉強方法は?

日商簿記2級を持っている方は、建設業経理士2級のテキストと過去問を購入して独学をすれば十分合格圏内に入れます。

キノ

ちなみに、筆者が独学で使用していたテキストは下記になります。

レビューも書いているので参考にしていただけると嬉しいです!

商品ページから立ち読みもできます!




※個別問題集は購入しましたが、使いませんでした。

建設業経理士2級の試験は、毎回同じような問題構成で出題されています。

また、過去問の焼き直しみたいな問題も結構多いので、過去問の練習量が試験合格の鍵です。

キノ

建設業簿記は、工業簿記とかなり似ています。

費目別計算や個別原価計算、部門別計算など共通の内容も多いです。

しかも、工業簿記で勉強する標準原価計算や直接原価計算は試験範囲ではありません。

建設業に特化しているため問題自体は工業簿記よりも内容が濃いのですが、過去問をしっかりと勉強していけば問題ありません。

本気で建設業経理士2級の取得を目指すなら、今すぐテキストと過去問を購入して勉強を始めましょう!



建設業経理士2級を持っている人が日商簿記2級を目指すには?

建設業経理士2級を持っている方が日商簿記2級を目指すなら、通信講座を利用するのがおすすめです。

理由は、日商簿記2級で学ぶ「税効果会計」「連結会計」が難しいからです。

また、日商簿記2級で学習する工業簿記は建設業簿記と非常に似ているのですが、工業簿記の方が試験範囲が広いです。

建設業簿記では学習しない、「総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算」など、初見では苦労する難易度の論点も含まれます。

とはいえ、すでに建設業経理士2級に合格している実力があるので、通信講座は料金を重視して選ぶと良いでしょう。

キノ

下記の記事で、日商簿記2級の通信講座ランキングを作成しています!料金を基軸に考えたランキングなので参考にしてください。

 

「通信講座はお金が勿体無いから独学で勉強したい!」

 

その場合は、筆者が独学で使用していたパブロフのテキストとUdemy(ユーデミー)の動画教材がおすすめです。

パブロフとUdemyの教材なら、商業と工業をセットで購入しても通信講座より安く揃えることができます!

キノ

「税効果会計」も「連結会計」もかなり難しいので、テキストだけで学習するのは難しいです。

個人的には動画教材は必須だと思っています!

下記の記事で使用した教材を紹介しているので参考にしてください!

まとめ

この記事では、日商簿記2級と建設業経理士2級の2つの資格を取得したほうが良いのかについて解説しました。

結論としては、

  • 日商簿記2級を持っている人で、建設業界の経理職として就職したい
  • 建設業経理士2級を持っている人で、別の業界の経理職に転職したい

この2パターンに当てはまる方は、両方の資格取得を目指しても良いかもしれません。

建設業界の経理で働いているし、転職予定もないけど日商簿記2級を目指すということはしなくて良いです。

キノ

日商簿記2級よりも建設業経理士1級を目指しましょう!

日商簿記も建設業経理士も持っていない状態で、どちらの資格を先に取った方が良いのか迷っている方は、【日商簿記3級→2級→建設業経理士2級】の順番で資格を取りながら転職活動を同時並行するのがおすすめです。

日商簿記2級のほうが知名度が高く建設業以外の転職にも使えるからです。

この記事を読み終えた方は、まずは独学でテキストを購入したり、通信講座の検討を始めましょう!

特に、建設業経理士2級は、年に2回しか受験チャンスがありません。

悩んでいる時間が長くなると、受験チャンスを逃してしまう可能性もあります。

キノ

もう一度、おすすめのテキストや通信講座のおすすめを貼っておきますので、受験される方はチェックしてみてくださいね!

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