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【建設業経理士2級】日商簿記3級取得者におすすめの勉強方法を解説!

 

「日商簿記3級を持っている場合の、建設業経理士2級の勉強方法を知りたい!」

この記事では、日商簿記3級を持っている方向けに、建設業経理士2級の勉強方法をご紹介していきます。

 

まず結論からお話すると、建設業経理士2級合格の近道は「過去問」を徹底的に勉強することです。

結論だけ聞くと、

 

「なんだ、簡単じゃん!」

 

と思われるかもしれません。

ただ、建設業経理士2級で新たに学ぶ論点は、日商簿記3級合格者でも難しいと感じる内容が結構含まれています。

なので、日商簿記3級の知識があるからと言っても、いきなり建設業経理士2級の過去問を解くことはできません。

過去問を勉強する前の基礎の部分を、どのように学習していくのかも重要です。

日商簿記3級を持っている方が、効率良く1発で試験に合格できるような勉強方法を解説していきますので、最後までご覧ください。

MEMO

日商簿記3級・2級は、ネット試験の導入で、基本的にいつでも受験できる手軽な試験になりました。

しかし、建設業経理士2級は、年に2回しか受験チャンスがありません。

建設業経理士2級の資格は日商簿記とは異なり、従業員が資格を所持していると企業側に有利になる資格です。

そのため、建設業経理士2級を持っていると企業側にも重宝されるでしょう。

もし、これから建設業経理士2級に受験予定の方は、この記事を読んで次の試験に向けてしっかりと準備をしていきましょう!

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日商簿記3級と建設業経理士2級の違いは?

建設業経理士2級と日商簿記3級の試験範囲の違いを解説していきます。

日商簿記3級は、商業簿記を学んできました。

建設業経理士2級は、商業簿記に加え建設業に特化した会計処理方法を学びます。

キノ

当ブログでは、建設業簿記と勝手に呼びます。

商業簿記よりも建設業簿記がメインの試験になります。

また、試験の主催も異なるため、問題構成や特徴も全然違います。

仕訳や精算表の書き方など、簿記会計の基礎は同じであるものの、全く異なる勉強を1からスタートするくらいの気持ちで臨む方が良いかもしれません。

建設業経理士2級の試験内容や特徴は?

建設業経理士2級試験の特徴を下記の3項目でご紹介します。

3項目
  1. 試験の日程
  2. 試験範囲
  3. 試験問題(構成)

1:試験の日程

建設業経理士2級の試験は、毎年3月と9月に実施されます。

日商簿記の場合は、試験の1ヶ月くらい前から申し込み開始です。

しかし、建設業経理士2級は日商簿記よりも申し込み期間が早いので注意が必要です。

例えば第33回(令和5年9月実施)の試験の申し込み期間は「令和5年5月16日(火)~6月15日(木) 」でした。

かなり余裕を持って、公式ホームページをチェックしておく必要があります。

2:試験範囲

試験範囲の詳細については、下記のリンク先を参考にしてください。

参考サイト

建設業経理士2級で新たに学ぶ商業簿記の論点には、有価証券(社債含む)、本支店会計、合併、銀行勘定調整表などがあります。

簿記3級で習った論点でも、例えば減価償却費の計算方法で定額法の他に、定率法・生産高比例法など各論の深掘りがあります。

キノ

商業簿記だけでも、簿記3級よりもさらに難しくなります。

日商簿記2級の工業簿記にも言えることですが、工業簿記を初めて学ぶ方の多くが最初に苦戦している印象があります。

(工業簿記と建設業簿記はかなり似ています。)

3:試験問題(構成)

建設業経理士2級の問題構成は、下記のようになっています。

キノ

過去問を21〜34回分まで勉強しましたが、問題構成自体はほとんど変わっていません。(2024年3月時点が第34回)
問題構成
  • 第1問:仕訳
  • 第2問:計算パズル問題
  • 第3問:完成工事原価報告書など
  • 第4問①:理論問題など
  • 第4問②:部門費振替表など
  • 第5問:精算表

第3問、第4問の構成が開催回により多少異なりますが、おおよそ上記のような問題構成になっています。

キノ

過去の問題の焼き直しのような問題も結構出題されている印象があります!

建設業経理士2級の合格率は?

建設業経理士2級の合格率は、日商簿記2級と比較すると高めです。

直近の合格率を引用させていただきました。

第30回(令和4年  3月13日実施)9,288人4,163人44.8%
第31回(令和4年  9月11日実施)8,847人2,993人33.8%
第32回(令和5年  3月12日実施)9,636人3,411人35.4%
第33回(令和5年  9月10日実施)8,985人3,796人42.2%

引用元URL:https://www.keiri-kentei.jp/exam/past/data.html

ちなみに、日商簿記2級の第166回の統一試験の合格率は15.0%で、ネット試験の平均は37%前後くらいです。

このように、建設業経理士2級はしっかりと勉強をしていけば、努力が結果に反映されやすい資格だと言えます。

建設業経理士2級の効率の良い勉強方法は?

建設業経理士2級を効率良く勉強するには、とにかく過去問を何度も解き直しすることです。

キノ

平均で85点以上取れるようになるまで何度も解きましょう!

建設業経理士2級の基本的な勉強スケジュールは、

勉強手順
  1. テキスト
  2. 問題集
  3. 過去問

この3ステップです。

キノ

筆者は工業簿記をすでに学習済みだったので、個別の問題集は使いませんでした。

工業簿記も建設業簿記も未学習の方は、おそらく個別の問題集を使って勉強した方が良いと思います。

特に、建設業経理士2級の試験は、

 

「過去の問題の焼き直し?」

 

というような問題も出題されるため、過去問を解くことに力を入れると良いでしょう。

日商簿記3級合格者はいきなり過去問からスタートしていいの?

建設業経理士2級の試験範囲は、日商簿記3級よりも広く難易度が高いです。

なので、まずはテキストで基礎知識を付けるところから始めましょう!

基礎的な手順を書いておきます。

手順
  1. テキストを読む
  2. テキストの練習問題を解く
  3. (テキスト終了後)問題集を解く
  4. (問題集2周後)過去問を解く
  5. 苦手ノートなどを付けて復習する

特に、建設業経理士2級で学ぶ、「有価証券」「本支店会計」「銀行勘定調整表」「建設業会計」は難しいです。

テキストや問題集で、建設業経理士2級で学ぶ論点の基礎を丁寧に身につけていきましょう!

 

キノ

建設業経理士2級の試験は年に2回しかないので、独学で学ぶよりも通信講座を受講してしまった方が良いと思います!

通信講座と独学を比較すると、どうしても勉強効率が落ちるため、年に2回しかない受験チャンスを確実に掴むためにも通信講座を活用したいです。

費用面については、日商簿記と比較すると資格手当などのメリットが得られる可能性があるので、建設業で働いている方は通信講座分の費用を回収できる可能性があります。

建設業経理士2級は費用対効果が高い資格だと思いますので、通信講座の受講を検討してみると良いと思います!

もちろん独学でも合格することは可能ですが、独学にこだわって試験までに勉強が間に合わないことがないように、しっかりと計画を立てていきましょう!

この章のまとめ
  1. 基礎は通信講座を活用して効率良く学習する
  2. 過去問を何度も解き直し問題の解き方を覚える

【建設業経理士2級】おすすめの通信講座は?

日商簿記3級取得者の方は、独学よりも通信講座を利用して建設業経理士2級の合格を目指すのがおすすめです。

個人的におすすめな通信講座は、ネットスクールです。

\クリックすると公式ページを確認できます!/

ネットスクール

MEMO

建設業経理士2級は日商簿記ほどの知名度がないので、通信講座を提供している会社が少ないです。

キノ

ネットスクールは、筆者が過去問を解いているときに、YouTubeの講評でお世話になっていました。

ネットスクールの通信講座は受講したことがありませんが、建設業経理士2級講師の桑原先生の解説がとてもわかりやすく好印象でした!

ネットスクールを含め3社ほど料金を確認しましたが、料金も31,800〜34,300円と、比較3社の中では一番価格が安くて受講するハードルが低いと思います。

独学で挫折したり、受験タイミングを逃したりすると、資格を取得することで得られるメリットを逃してしまうので、通信講座を活用してしまうのがおすすめです!

 

まとめ

この記事では、日商簿記3級合格者におすすめの建設業経理士2級の特徴や勉強方法をご紹介しました。

建設業経理士2級は、とにかく過去問をしっかり勉強することが、試験合格の近道です!

合格率は「40%前後」と比較的高めなので、過去問をしっかり勉強していけば努力が報われ安い試験です。

計画的に勉強を進めていきましょう!

ネットスクール

PS

建設業経理士2級は日商簿記ととは異なり、企業側にもメリットのある費用対効果の高い資格です。

ただ、建設業経理士2級の内容自体は結構難しいので、独学だと効率が悪いです。

試験も年に2回しか受験チャンスがありませんので、通信講座を活用して直近の試験に間に合うように学習を進めるのがおすすめです!

通信講座は、個人的にネットスクールの建設業経理士2級講座がおすすめですよ!