過去問は、試験問題を解く練習にもなりますが、「あなたが学習範囲のどこが理解できていて、理解できていないのか?」を把握するためのツールでもあります。
そのため、闇雲に過去問をこなしていっても無駄に時間ばかり使ってしまい、テストの点数を上げることはできません。
そこでこの記事では、過去問を使った効率的な学習方法として『苦手日記』という学習方法をご紹介したいと思います。
キノ
〜この記事でわかること〜
苦手日記とは?
苦手日記というのは、過去問を解いた際にわからなかった問題・解けなかった問題を日付ごとに管理して、自分の苦手な論点を学習しやすくするための勉強方法のことです。
マインドマップアプリで苦手日記をつけるメリットとは?
マインドマップアプリを使って苦手日記をつけるメリットは、復習のしやすさにあります。
復習のしやすさなら、他の勉強ツールでも良いのではないかと思われるかもしれません。マインドマップアプリが他のツールより優れている点は、トピックの展開や折りたたみが自由自在にできることです。
例えば、マインドマップアプリでトピックを格納しておき、過去問を解いた日付、過去問のナンバー、間違えた論点だけを見られるようにしておけば、一目でどこに何が書いてあるのかを確認できます。
キノ
ノートに日記を取った場合は、ノートのどのあたりに何が書いてあるのか、ページをめくって探さなくてはいけない分、マインドマップアプリの方が効率的に学習することができます。
苦手日記の作り方①日付をつける
マインドマップアプリで苦手日記を付ける方法の1つ目は、親トピックに日付をつけることです。
日付をつけることで、今の自分と過去の自分と比較して「ちゃんと勉強ができているのか」を確認することができます。
日付をつけることで、過去問を計画通りに学習できているか確認できます。
苦手日記の作り方②間違えた問題を記載する
マインドマップアプリで苦手日記を付ける方法の2つ目は、間違えた問題と論点を記載することです。
苦手日記は、苦手だなと感じる問題や間違えた論点を効率的に学習していくための勉強方法です。
間違えたり苦手だと思う問題の画像をマインドマップに貼り付けていきましょう。
同時に、周辺の論点で理解度が低いものを、テキストから抽出してマインドマップアプリに書き込みましょう。
苦手日記の作り方③問題の解き方を書く
マインドマップアプリで苦手日記を付ける方法の3つ目は、問題の解き方を問題の子トピックに記載しましょう。
外出先や電車の中などで勉強できるように、頭の中だけで問題を解けるように工夫した解答を用意すると良いです。
例えば、問題の解き方を箇条書きにするのも良いです。私の場合は、goodnoteというアプリで問題の解き方を箇条書きで書き、スクリーンショットで画像化してからマインドマップに貼り付けています。
問題の解き方を書くのに時間がかかるかもしれませんが、後々の勉強効率が高くなりますので、思い切って時間を取ってやってみてください。
【マインドマップアプリ】苦手日記を使った勉強方法は?
この章からは、苦手日記を使った勉強方法をご紹介していきます。ポイントは大きく2つです。
- 毎日確認する
- 類似の問題を解く
【苦手日記】マインドマップの勉強方法①毎日確認する
苦手日記の勉強方法の1つ目は、苦手日記を毎日確認することです。
苦手日記を作るのは、そこそこ工程数も多く時間と労力を使います。ですので、苦手日記を作って満足してし復習に使わなくなってしまうリスクがあります。
苦手日記は、苦手な勉強の範囲を効率良く復習するための方法の1つですので、復習に使わなくなってしまっては勿体無いです。苦手日記を毎日確認するという意識をつけるようにしてみてください。
キノ
【苦手日記】マインドマップの勉強方法②類似の問題を書く
苦手日記の勉強方法の2つ目は、苦手日記に記載した問題と似た問題を解くことです。
苦手日記を見て毎日学習していると、問題の答え自体を覚えてしまいがちです。答えの解き方、プロセスを覚えるのが目的であり問題の答えを覚えるのが目的ではありません。
そこで、しっかりと問題の解き方を理解できているのかを確認するために、類似の問題をと解いていみましょう。
類似の問題でも難なく解けるようになったら、苦手日記に記載している論点の色を変えて復習頻度を遅くして勉強にメリハリをつけると効率的です。
まとめ
この記事では、マインとマップアプリを使った勉強方法の1つ、苦手日記の付け方をご紹介してきました。
苦手日記をつけることで、過去問を効率良く活用できるようになりますし、何より自分自身の成長度を実感できるメリットもあります。
苦手日記をつけるのは「ちょっと面倒だな」と感じるかもしれませんが、とても有効な勉強方法だと思いますので、一度試してみてください。
キノ
iThoughtsの使い方は「【iPhone&iPad】iThoughts(アイソーツ)の基本的な使い方!」で詳しく解説しています。
既にマインドマップアプリを使ったことがある方は、「【応用編】iPhone&iPad版!iThoughts(アイソーツ)の使い方!」の記事で勉強に役立つ操作方法も解説しています。
Mac版のiThoughtsを持っている方は、「【iThoughts(アイソーツ)】mac版での使い方を解説!」の記事を参考にしてみてください。