「簿記3級は働きながらでも合格できる?」
この疑問にお答えすると、「簿記3級は働きながらでも合格できます!」
簿記3級はとても人気のある資格なので、一度でも勉強をしてみようと考えたことがある方も多いと思います。
また、すでに簿記3級勉強中だけど、苦戦している。という方もいるかもしれません。
「仕事をしながらだと、簿記3級の勉強時間が取れない・・・」
特に、現代人は仕事に副業、家事に育児など、なかなか簿記3級の勉強時間を捻出するのが難しいと感じるでしょう。
この記事では、働きながら簿記3級に合格できた筆者の実体験をベースに、働きながらでも合格できるような勉強方法をお伝えしていきますので、最後までご覧ください。
〜この記事でわかること〜
簿記3級に合格するには、〇〇時間の勉強が必要!
勉強方法の前に、まずは簿記3級がどのような試験なのか説明していきます。
簿記3級に合格するのにかかる勉強時間は各スクールの見解ですが、初学者の場合は100時間ほどかかると言われています。
キノ
「1日2時間の勉強で50日」かかる計算ですので、忙しい社会人ですと2〜3ヶ月は簿記3級の勉強に時間が取られると思っておくと良いです。
簿記3級試験の特徴を知ろう!
簿記3級試験の特徴を知ることで、効率良く勉強することができます。
- 簿記3級は絶対評価の試験
- ネット試験と統一試験を選べる
- 簿記3級は試験傾向から対策できる
簿記3級は絶対評価の試験
簿記3級は、絶対評価の試験です。
どう言うことかと言うと、試験で70点以上取れれば確実に合格することができるということです。
相対評価の試験の場合、受験者の出来不出来によって点数の調整が行われます。
なので、簡単な論点・問題は部分点も含めて確実に獲得して「トータルで70点以上」を目指しましょう。
ネット試験と統一試験を選べる
簿記3級、2級はネット試験と統一試験のどちらを受けるのか選択できます。
効率良く簿記3級に合格したいの場合は、ネット試験の受験をおすすめします。
理由は、「ネット試験の方が問題の難易度が安定している」「あなたの好きなタイミングで受験できる」からです。
合格率もネット試験の方が高く受かりやすいです。
- 統一試験165回:33.6%
- ネット試験22年度:41.2%
どちらに合格しても同じ価値の資格ですので、ネット試験を受けると良いでしょう。
キノ
簿記3級は試験傾向から対策できる
簿記3級の試験は大問1〜3で構成されていて、毎回同じ出題構成です。
予想問題をたくさん解いて問題慣れすることで、簿記3級はかなり高い確率で合格することが可能です。
ちなみに、簿記3級試験の問題構成は下記のようになっています。
- 第1問:仕訳(45点)
- 第2問:帳簿記入・勘定記入など(20点)
- 第3問:総合問題(財務諸表や精算表)(35点)
キノ
働きながら簿記3級に合格する3つのポイントとは?
働きながら簿記3級に合格するには、下記の3つのポイントを確認しておいてください。
- 独学をするのか通信講座を利用するか決める
- 勉強時間を捻出する
- 予想問題を解く
キノ
1:独学をするのか通信講座を利用するか決める
簿記3級の学習するには、独学か通信講座どちらで勉強するのかを選ぶ必要があります。
仕事をしながらで、なかなか時間を捻出できない方は、通信講座を活用するのがおすすめです。
理由は、通信講座の方が効率良く勉強できるので、勉強時間を短縮できるからです。
筆者は、簿記2級まで独学で勉強したのですが、どのように勉強を進めていけば良いのかわからず無駄に時間を使ってしまいました。
通信講座であれば、カリキュラム通りに勉強を進めていくだけなので、勉強方法で悩む必要がなく効率的です。
スタディングという通信講座なら、独学とほぼ変わらない料金で受講できておすすめです。
\合格お祝い金と無料お試しがある!/
※クリックしても購入にはなりませんのでご注意ください!
キノ
2:勉強時間を捻出する
簿記3級は、100時間程度の勉強時間を確保する必要があります。
ただ、仕事終わりに毎日2時間捻出しても、50日は必要になります。
キノ
少しでも短時間で勉強する方法はないのでしょうか?
結論としては、スキマ時間を活用した勉強を取り入れることで、まとまった時間が取れなくても比較的短時間で簿記3級合格レベルにまで引き上げることができます。
具体的にいうと、スキマ時間にスマホを使って「仕訳の練習」「テキスト・動画教材の復習」「小問題を解く」などの勉強をしていきます。
スキマ時間は下記のように捻出します。
- 通勤時間に動画を見る
- 電子レンジ待ちで仕訳を解く
- ご飯を食べながら動画を見る
- 仕事の休憩時間を10分使ってテキストを読む
- 寝る前にテキストを眺める
日常にあるわずかな時間を活用することで、働きながらでも簿記3級の勉強ができます。
独学の教材や通信講座の選び方を間違えると、スマホを使ったスキマ時間勉強が効率悪くなってしまいます。
キノ
通信講座については、上の章でご紹介しています。
独学の教材については、下記の記事でおすすめをご紹介しているので参考にしてみてください。
3:予想問題を解く
簿記3級に合格するには、
「予想問題で平均で80点以上取れるまで勉強する」
ことが重要です。
キノ
テキストや問題集の勉強が終わったら、予想問題で80点以上が取れるようになるまで、何度でも解き直しましょう!
まとまった時間が取れなければ、問題1と2を当日に解いて、答え合わせをする。次の日に問題3を解くなど、分割して予想問題を解いても構いません。
土日は2時間くらい時間を取って、通しで試験時間60分をしっかりと測って、制限時間までに問題が解けるか確認してみましょう!
まとめ
この記事では、働きながら簿記3級に合格できるのかについて解説をしてきました。
働きながらでも、しっかりと勉強できれば簿記3級に合格できます。
簿記3級に合格するのに必要な勉強時間は100時間ほどと言われています。
働きながら勉強する場合は、なかなか時間を捻出することが難しいと思いますので、スキマ時間を活用していきましょう。
仕事の合間に試験勉強をするのは大変なことですが、2〜3ヶ月しっかりと勉強すれば簿記3級に合格できるレベルになりますよ!