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【簿記3級】ややこしいT字勘定の記入方法のコツを紹介!

簿記3級、勘定、記入1

この記事では、簿記3級で学習するT字勘定の記入方法について解説します!

簿記3級の論点の中で、T字勘定の記入の問題を苦手としている方は多いと思います。

T字勘定記入は、「勘定科目の書き方が仕訳と逆になる」のが、T字勘定の記入をややこしいですよね。

キノ

私は勘定記入が苦手で、模擬試験の第2問でなかなか点数を取れませんでした。(前期繰越がつくやつと、つかないやつの差はなに?とかレベルの低いことをずっとやってました・・・)

そこでこの記事では、少しでもT字勘定が理解できるように、T字勘定記入のコツをご紹介します。

もっと詳しくT字勘定の勉強をしたいという方は、お持ちのテキストの「帳簿」の論点も合わせてご覧になってくださいね。

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そもそもT字勘定とは?

T字勘定は、勘定口座を簡略化したものです。

簿記には「帳簿」というものがあり、主要簿と補助簿に分かれています。今回は主要簿に関して説明をしていきます。

主要簿には仕訳帳と総勘定元帳があります。

主要簿
  • 仕訳帳:日々の仕訳を書いていく帳簿のこと
  • 総勘定元帳:取引を勘定科目ごとにまとめた帳簿のこと

仕訳帳に書かれている勘定科目ごとに勘定口座を作成し、勘定口座を総勘定元帳にまとめていきます。

この勘定口座を簡略化したものがT字勘定です。

キノ

かなりざっくりと説明をしているので、手持ちのテキストの内容もしっかりと確認しておいてくださいね!

簿記3級の勘定記入はなぜややこしいのか?覚え方は?

私が簿記3級の勉強をしていた際に、T字勘定の記入方法でとてもややこしいと感じていたポイントがあります。

それが、「仕訳とT字勘定の勘定科目の書き方が逆になる!」ということです。

具体例を出してみます。

仕訳の例
  • 仕入100     買掛金100
  • 買掛金100 現金100
  • 現金200       売上200

上記の仕訳をT字勘定に記入すると下記のようになります。(買掛金の勘定口座は省略しました・・・)

簿記3級、勘定、記入2

キノ

仕訳とT字勘定では勘定科目の位置が逆になりましたね・・・。

なぜ、上記のように仕訳と逆の位置に勘定科目がきてしまうのでしょうか?

 

理由は、相手科目がなんなのかをメモしているからです。

例えば、下記のような「現金200/売上200」という仕訳あがあります。

簿記3級、勘定、記入6

仕訳上、現金が左側にあるので、T字勘定でも左側に「200」と記載します。

次に、仕訳の相手勘定をメモしておく必要があるので、「200」の左隣に「売上」と記載します。

このように書くと、上の画像のようなT字勘定が出来上がります。

T字勘定の基本的な作りは今解説した通りです。

まとめておきますね!

ここまでのまとめ
  1. 仕訳を見る
  2. T字勘定を作りたい勘定科目が左側なら左側に金額を書く
  3. T字勘定を作りたい勘定科目が右側なら右側に金額を書く
  4. 仕訳の相手勘定を金額の左隣に書く

次の章から、T字勘定の記入方法のポイントをご紹介していきます。

簿記3級の勘定記入のポイント①どの勘定科目のT字勘定を作っているのか意識する

T字勘定を作る際は、なんの勘定口座を作っているのかを意識するということをしてみてください。

例えば、下記のような仕訳があるとして、「現金」の勘定口座を作るとします。

  • 現金100 売掛金100
  • 買掛金30 現金50

現金は、「資産・負債・純資産・費用・収益」のどれに当てはまるかわかりますでしょうか?

 

答えは、現金は資産に該当する勘定科目ですよね。

ですので、T字勘定を作成すると右側がプラス(現金を増やす)左側がマイナス(現金を減らす)になります。

簿記3級、勘定、記入4

上記の例では、200円の売上で、現金を200円受け取った仕訳をT字勘定に反映させたものです。

右側の買掛金は、買掛金を現金で支払った(減った)ということを表しています。

 

次に、負債の科目でT字勘定を作ってみましょう。仕訳は下記の通りです。

  • 現金100 借入金100
  • 借入金50 当座預金50

借入金は負債の勘定科目です。上記の仕訳の借入金勘定口座を作成すると下記のようになります。

簿記3級、勘定、記入5

「負債」の場合は、ホームポジションが貸方ですので、左がマイナス右がプラスとなります。

このように、勘定科目のホームポジションを意識しながら仕訳を見れば、T字勘定の記入もしやすくなりますよ。

簿記3級の勘定記入のポイント②前期繰越・次期繰越・損益を忘れない

T字勘定の記入のコツ2つ目は、「資産・負債・純資産」と「費用・収益」ごとに「前月繰越・次期繰越・損益」を使い分けることです。

下記の表に使い方をまとめます。

前月繰越・次期繰越・損益の使い分け
  • 「資産・負債・純資産」:前月繰越・次期繰越
  • 「費用・収益」:損益

「資産・負債・純資産」は、企業の財政状態を示すものであり、期をまたいで表示するものです。

ですので、前月繰越・次期繰越を使って右側と左側の数字を合わせます。

「費用・収益」は、企業の1会計期間の経営成績を把握するためのものなので損益を使って右側と左側の数字を合わせます。

キノ

学校で言うと通知表のようなものです。企業の1年間ごとの経営成績を記載します。

例えば、下記のような取引があったとします。

仕訳の例
  • 前期に回収していない分の売掛金300円
  • 9月24日 売掛金1,000円 売上1,000円
  • 3月21日 現金800 売掛金800

このような取引があった場合で、売掛金のT字勘定を作る場合は下記のように記載します。

簿記3級、勘定、記入3

MEMO

左(借方)と右(貸方)の貸借差額がイコールになる関係性にも注目してください。

費用・収益の勘定科目の場合は、次期繰越ではなく「損益」となります。また、費用・収益の勘定口座では、前期繰越はありません。

キノ

ホームポジションがわからない・・・という方は、「【初学者必見!】簿記3級の仕訳のコツを5つ紹介します!」の記事を参考にしてください!

まとめ

この記事では、簿記3級で学習する勘定記入のT字勘定の書き方のコツをご紹介しました。

T字勘定の書き方のまとめ
  • T字勘定と仕訳の相手科目の表記が逆になる
  • ホームポジションを意識して仕訳を見ながら勘定記入する
  • 前期繰越・次期繰越・損益を忘れない

勘定記入は、勘定科目の表記が仕訳と逆になるため、慣れないうちは難しく感じると思います。

この記事でご紹介したコツを意識しながら何度かT字勘定の記入問題を練習していただければ、次第にできるようになってい来ますよ。

本番の試験でも、第2問で出題される可能性が高く配点も20点分もある重要な論点ですので、一度時間をとってじっくりと勉強してみてくださいね。

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