「簿記3級って通信講座を使わないと合格できない?」「おすすめの通信講座ってどれ?」
この記事では、筆者が独断と偏見でおすすめの通信講座5つをランキング形式でご紹介します。
また、通信講座を利用するか、独学するか迷っている方もこの記事を読まれているかもしれません。
正直なところ、簿記3級レベルであれば、しっかりと勉強すれば独学でも合格できます。
ただ、簿記3級に急いで合格したい方や、仕事で使うので合格可能性を上げたい方など、通信講座を利用した方がメリットが大きい方もいます。
また、独学で教材を揃えるよりもこの後ご紹介する通信講座を受講した方が料金が安い場合もあります。
それぞれの場合において、どのプランが適切なのかを見極めて、後悔のないように勉強スタイルを決めていきましょう!
〜この記事でわかること〜
簿記3級の通信講座を選ぶときに比較したい3要素
おすすめの通信講座紹介に入る前に、選ぶときに重視したい「3つの要素」を紹介します。
- 料金
- 教材内容
- サポート体制
この記事でお伝えする教材内容の良し悪しの定義は、下記のように行いました。
- スマホで勉強できる教材があるか?
- 他のスクールにはない独自の教材はあるか?
サポート体制は、「講師に直接質問できるか?」を基準で考えました。
- 質問できない<メール<チャット(掲示板)<電話
「何を重視するのか」をあらかじめ決めておくと、とても選びやすいでしょう。
キノ
【料金>教材内容>サポート体制】
の順番でランキング付けをしています。
【簿記3級】独学者におすすめの通信講座5選!
この章では、これから簿記3級の勉強をスタートする初心者の方におすすめの通信講座を5つランキング形式でご紹介します。
キノ
- 1位:スタディング
- 2位:ネットスクール
- 3位:クレアール
- 4位:資格の大原
- 5位:ユーキャン
※ネットスクールは教材別の料金が3,400円です。教材込みの場合はスタディングの方が安いです。
もう一度記載しておきますが、今回のランキングは、
【料金>教材内容>サポート体制】
の順番でランキング付けをしています。
理由は、簿記3級は独学でも合格できるレベルの試験です。
通信講座の料金が高額だと受講するハードルが高くなりすぎるため、料金の安さを重要視しました。
1位:スタディング
1位に輝いたのは、「スタディング」です。
- 受講料:3,850円
- 特徴①:業界最安値の受講料金
- 特徴②:スキマ時間を使って勉強しやすい
- 特徴③:スマホを使った勉強に強い
- 特徴④:問題集が充実している
- 特徴⑤:合格お祝い制度あり(500円相当)
※2024年3月現在
スタディングで特に注目したいポイントが、「とにかく料金が安い」「スマホでの勉強が充実している」の2つです。
キノ
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スタディングの専用アプリで、動画講義が視聴できるのはもちろんのこと、多彩な機能を使うことができます。
- デジタルテキスト
- スマート問題集
- 仕訳トレーニング
- ダウンロードサービス
- AI実力スコア
- AI問題復習
- 学習フロー
- 学習レポート
- 勉強仲間機能
- マイノート機能
マルチデバイス対応なので、iPadやパソコンなどを使用して勉強することもできます。
キノ
予想問題を解く時だけ印刷した方が時やすいかもしれません。
ただ価格が安い代わりにサポート体制は薄く、コストカットのために紙媒体のテキストもありません。
「Q&Aチケット(1,100円/枚)」を購入しないと講師に質問ができません。
なので、
「わからない問題は自分で調べずに秒で教えて欲しい!」
という方は向いていないです。
逆に、
- 気を使ってしまい、あまり質問できないかも・・・
- 質問するのが億劫だ・・・
- 質問する前に自分で調べて解決したい・・・
このような自分と同じタイプの方には、スタディングはとても向いていると思います。
スタディングは、独学とは比較にならないくらい教材が充実していますし、いざとなれば「1,100円/回」で講師に質問もできるので、独学よりも充実した簿記勉強ライフを過ごせます!
下記の記事で、スタディング簿記3級の講座内容の紹介と合わせて口コミもご紹介しています!
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簿記3級の勉強におすすめの通信講座②ネットスクール
ランキングの2位は、「ネットスクール」です。
- 受講料:3,400〜11,000円
- 特徴①:標準コースと速修コースの2つから選べる
- 特徴②:教材込・教材別から選択できる
- 特徴③:スマホで講義を受講できる
- 特徴④:解き方講義がある
- 特徴⑤:毎月開催の勉強会がある
スタディングの次に料金が安いです。
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ネットスクールには、下記の2つからあなた好みのコースを選択できます。
- 日商簿記3級ネット試験(CBT方式)速修コース
- 日商簿記3級 統一試験/ネット試験対応標準コース
ネットスクールはスマホを使った教材はほとんどありませんが、解き方講座や月1回のライブ勉強会は他のスクールには無いとても魅力的な内容です。
解き方講座では、過去問を利用した効率の良い問題の解法テクニックを学べます。
通常、テキストにはお手本のような問題の解き方しか載っていません。効率の良い解き方は通信講座を受講する最大の強みです。
ライブの勉強会に積極的な姿勢で参加すると普段以上の理解が得られます。
また、他の受講生のレベル感もわかるので、お互いに刺激試合ながら成長できます。
キノ
とてもわかりやすい解説で好印象でした
ネットスクールは、「学び舎」と言うSNSツールで質問ができるので、スタディングのように質問が有料なのに抵抗があるという方はネットスクールが候補になるでしょう!
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簿記3級の勉強におすすめの通信講座③クレアール
ランキンの3位は、「クレアール」です。
- 受講料:16,000円(3月割引時9,920円)
- 特徴①:質問の回数制限なし
- 特徴②:1年間の受講保証がある
- 特徴③:頻繁に割引を行っている
- 特徴④:問題集が充実している
- 特徴⑤:3級公開模試がある
クレアールは、平均してネットスクールよりも料金は割高ですが、電話・Skype・メールで質問が無制限に行えるのが最大の強みです。
キノ
また教材は、動画講義、問題集、答練、公開模試と内容がシンプルです。
料金的には、割引などを考慮するとネットスクールとほぼ同じ価格帯なのですが、今回のランキングでは教材内容を判断基準の2位としています。
そのため、ライブ講義や解き方講座のあるネットスクールが2位、クレアールが3位という結論になりました。
スキマ時間は講義動画をみて学習したり、仕訳アプリを別途購入したりして工夫する必要があるでしょう。
クレアールは「教材内容は最低限でいいけど、サポートはしっかり欲しい人」におすすめの通信講座と言えます。
簿記3級の勉強におすすめの通信講座④資格の大原
ランキングの4位は「資格の大原」です。
- 受講料:24,500〜31,500円
- 特徴①:学習スタイルの選択肢が豊富
- 特徴②:歴史の長さを活かした高品質教材
- 特徴③:通学コースがある
- 特徴④:WEB問題集がある
- 特徴⑤:サポートする万全のフォロー制度
※クリックしても購入にはなりませんのでご注意ください!
大原は、Web通信にしたり実際の教室に通学したりと、簿記3級を学ぶコースだけに絞っても多くの学習スタイルがあります。
個人的におすすめなのが、「3級合格コース 教室通学」コースです。
キノ
料金は、一般価格:29,800円(税込)と他のスクールよりも高額ですが、正直、30,000円弱で直接講師の講義を受講できるのはすごいと思いました。
リアルタイムの講義をオフラインで受講できるのはとてつもないメリットですので、
「多少お金はかかっても安心して勉強できる講座が良い!」
という人にはおすすめです。
3級Web問題集と言う、ネット上で解ける問題集があるため、(電卓機能もあり)スキマ時間を活用した勉強をすることが可能です!
教材内容はユーキャンとほぼ同じのように感じますが、大原の方が料金が安かったため4位としました。
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簿記3級の勉強におすすめの通信講座⑤ユーキャン
ランキングの5位は、「ユーキャン」です。
- 受講料:34,000円
- 特徴①:学習開始月に合わせたスケジュールが組める
- 特徴②:添削・質問などサポート体制が充実
- 特徴③:スマホを使った勉強サポート
- 特徴④:WEB学習ツール「合格デジタルサポート」に対応
- 特徴⑤:動画講義にも対応した
ユーキャンの簿記3級講座では、スタディングの次にスマホでの勉強が充実する教材内容です。
以前はテキストメインの教材でしたが、最近教材の内容がリニューアルされました。
紙のテキストはもちんろんのこと、「合格デジタルサポート」でスケジュール管理・動画講義、webで一問一答集が読めたりなど、教材がとても充実しています。
キノ
また、サポート面は4回までの添削、1日に3問まで質問をすることができます。
教材内容がとても良かったのですが、このランキングでは料金を重要視しています。
ユーキャンが今回ご紹介する通信講座の中で、一番料金が高いため、惜しくも5位という結果になりました。
5位とはいうものの、「勉強しやすいカリキュラム」「豊富な教材」が揃っていて、添削サポートまでついているので、人件費などを考えるとお得な通信講座であると思います。
※クリックしても購入にはなりませんのでご注意ください!
通信講座と独学どちらがおすすめ?選び方を解説!
通信講座と独学どちらがおすすめなのかは、人によって異なります。
- 簿記3級だけ取得する予定
- 必ずしも資格を取る必要性が薄い
- 資格取得を急いでいない
- 転職で履歴書に書きたい
- 業務ですぐに使いたい
- 簿記2級以上を取りたい
独学がおすすめな人
独学がおすすめな人の特徴を書いていきます。
キノ
1:簿記3級だけ取得する予定
お金の勉強のために簿記3級を取得したいという方が多いような気がします。
このような方は、独学でも問題ないでしょう。
資格自体は取れた方が良いものの、必ずしも簿記3級の資格を取得しなければならないという理由が薄いです。
なので、高いお金を出してまで通信講座を利用しなくても大丈夫かなと思います。
2:必ずしも資格を取る必要性が薄い
こちらも、簿記3級だけ取得する予定の方と同様で、簿記3級を取得しなくても良いのであれば、テキストを読んで独自に勉強すれば良いと思います。
なので、高いお金を出してまで通信講座を利用しなくても大丈夫かなと思います。
3:資格取得を急いでいない
簿記3級の資格は取りたいけど急いでいないという方は、独学で自分のペースで勉強しても良いと思います。
通信講座は受講期間が決められていることが多く、自分のペースで勉強するのが難しいです。
資格取得に急いでいないのであれば、独学でマイペースに進めると良いでしょう。
通信講座がおすすめな人
通信講座がおすすめな人の特徴を書いていきます。
1:転職で履歴書に書きたい
転職で簿記の資格をアピールしたい方は多いと思います。
転職活動に簿記の資格を使うのであれば、上位資格の簿記2級までは取得しておきたいところです。
一般的に、「簿記3級で1〜3ヶ月」「簿記2級で3〜4ヶ月」の勉強時間が必要なため、通信講座を活用して、少しでも早く勉強を進めましょう。
2:業務ですぐに使いたい
業務で簿記のスキルを使いたいという方も、効率良く勉強が進められる通信講座がおすすめです。
仕事は早く覚えた方が良いですからね・・・
3:簿記2級以上を取りたい
簿記2級以上を取得したい方も、通信講座の利用がおすすめです。
キノ
筆者は、簿記2級までは独学で勉強しましたが、結構難しかったです。
簿記3級は83点くらいで合格できたのですが、簿記2級は72点くらいでかなりギリギリでした。
最近の簿記2級は、連結会計や税効果会計など、難しい論点が試験範囲に含まれているため、独学だと難しいです。
また、簿記2級は3級の知識をしっかりと理解できているという前提で勉強が進むため、簿記3級の理解度が求められます。
最初から通信講座を活用して正しい勉強をした方が、勉強期間も短くなる可能性があり、試験も1回で合格できる可能性が上がります。
【独学or通信講座】スタディングが一番おすすめな理由とは!
最後に、独学にしても通信講座にしてもスタディングが一番おすすめな理由をご紹介します!
スタディングと独学を下記の項目で比較して、勝利数の多いのか確認していきます。
- 料金
- 教材内容
- サポート
1:料金面
まずは料金面の比較ですが、引き分けとしました。
- スタディング:3,850円
- 独学:3,480円
※独学の教材は後ほど解説します。
上記のようになるのですが、スタディングには合格お祝い制度があり、500円分のAmazonギフト券がもらえます。
Amazonギフト券分をマイナスすると『3,350円』となり、スタディングの方が独学よりも安く受講できます。
とは言え独学の場合、中古で教材を揃えることも可能です。
ただ、中古は値段がバラバラで料金の比較するのが難しいので、今回は新品価格としました。
このブログでは、電子書籍のテキストをおすすめしています。
電子書籍のテキストは中古で販売していないので、こちらも考慮した結果、新品価格にしたという経緯もあります。
キノ
- テキスト1,100円
みんなが欲しかったシリーズ(新品)
→簿記3級で最重要な仕訳アプリ(WEB)が無料で付いているから
→料金が安い部類だから
→問題集はシリーズで統一しました - 問題集1,100円
みんなが欲しかったシリーズ(新品) - 動画教材:1,280円
YouTubeプレミアム1ヶ月分 - 合計3,480円
YouTubeで無料で視聴できますが、YouTubeプレミアムを契約していないと広告が邪魔で勉強に支障をきたします。
なので、YouTubeプレミアムの料金を1ヶ月分プラスしました。
キノ
- テキスト:1,430円
- 問題集:1,650円
- 動画教材:2,680円
- 仕訳アプリ:700円
- 合計:6,460円
※Udemyで動画教材を2つ購入しました。
※仕訳アプリが700円と770円のどちらだったか忘れたため、700円としました。
2:教材内容
教材内容は、スタディングの勝利です。
- デジタルテキスト
- スマート問題集
- 仕訳トレーニング
- ダウンロードサービス
- AI実力スコア
- AI問題復習
- 学習フロー
- 学習レポート
- 勉強仲間機能
- マイノート機能
それに対して独学の場合、スマホで勉強できる教材は「電子書籍」「動画教材」「仕訳アプリ」くらいです。
これらは、スタディングを受講すれば全て手に入ります。
よって、教材内容の比較はスタディングの勝利と言って良いでしょう。
3:サポート面
サポート面についてですが、こちらについてもスタディングの勝利です。
独学でテキストの発行者に質問をすることはできませんが、スタディングなら1回1,100円で質問できます。
キノ
この点を考えても、サポート面でもスタディングの勝利です。
結論
結論としては、3戦中スタディングの2勝1引き分けで、通信講座を活用した方が良い方も、独学を選んだ方良い方も、基本はスタディングを選んでおけば問題ないという結論になりました。
項目 | スタディング | 独学 |
---|---|---|
料金 | draw | draw |
教材内容 | win | Lose |
サポート | win | Lose |
料金については、中古でテキストを購入すれば独学の方が安くなりますが、間違えて古いテキストを購入してしまうなどのリスクもあります。
キノ
新品で購入するとしたら、スタディングの方が安く済む可能性が高いです。
スタディングは無料でお試し受講ができるので、一度試してみると良いと思います!
気に入ればそのまま有料で受講しても良いですし、あなたに合わないと感じたら他の通信講座や独学を検討すると良いでしょう!
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※クリックしても購入にはなりませんのでご注意ください!
まとめ
今回は簿記3級を勉強するときにおすすめのスクールを5つ紹介しました。
通信講座を選ぶ際は、下記の3つの要素から判断すると失敗しにくいです。
- 料金
- 教材内容
- サポート体制
ランキングは下記の通りになります。
- 1位:スタディング:3,850円
- 2位:ネットスクール:3,400〜11,000円
- 3位:クレアール:16,000円(3月割引時9,920円)
- 4位:資格の大原:24,500〜31,500円
- 5位:ユーキャン:34,000円
※ネットスクールは教材別の料金が3,400円です。
料金で言えば、スタディングが圧倒的に安く受講できて、教材内容も充実しています!
独学と比較しても、新品で教材を購入した場合は、ほとんど料金が変わらないです。
- スタディング:3,850円⇨『3,350円』
- 独学:3,480円
※独学の教材は後ほど解説します。
※スタディングは合格すれば合格祝いで500円のAmazonギフト券がもらえます!
この点からも、個人的にはスタディング一択で良いと感じています。
スタディングは無料でお試し受講ができるため、まずはお試しをしてから判断されると良いでしょう!
無料お試しのやり方を簡単に記載しておきます!
- 下記のボタンからスタディングの公式ページに行く
- 画面右上の【無料お試し】というオレンジのボタンを押下
- アドレスなど必要項目を入力
- 送信ボタンを押下
- スタディングからのメールの指示に従う
とても簡単にできますので、無料お試しを活用して検討してみてくださいね!
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