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【簿記3級】絶対必要な電卓の機能とは?おすすめの電卓も紹介!

  • 簿記の試験で使える電卓を知りたい!
  • 値段もバラバラだけど結局どれがいいの?
  • 電卓選びで失敗したくない!

簿記の試験では、電卓の機能によって「使えるものと使えないもの」があります。

具体的には、メロディーが鳴る電卓、印刷機能がある電卓などは持ち込み不可です。

また、簿記試験に持ち込みできても、簿記の問題を効率良く解く機能が備わっていない電卓もあります。

ネット通販などで調べても、電卓は無数にあるためどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、私が実際に購入して使用した5つの電卓をもとに、結局どれが一番使いやすかったのかご紹介します。

これから簿記3級の勉強を始めたいけど電卓選びで迷っている方は参考にしてください。

また、簿記学習におすすめの電卓の条件も併せてご紹介します。

キノ

購入した電卓は下記の画像の通りです。1つは他人に譲ってしまいましたので手元にありませんが、キヤノンLS-12TUII-Nという機種です。

サイズが小さく簿記では使えませんでした。

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電卓には右手打ち用と左手打ち用がある

電卓には右手打ち用と左手打ち用があります。

見分け方は、下記の画像を参考にしてください。

ポイントは「0」の位置です。

「0」の上に「AC」ボタンがあるものは左手用、「0」と数字が1つのかたまりになっているものは右手用です。

右手で電卓操作をしたいのに左手用の電卓を購入すると、若干の使いにくさがあると思いますので注意しましょう。

【結論】右手と左手どちらの電卓を買えば良い?答えは利き手用!

これから簿記を勉強する方にとって、電卓をどちらの手で打つのか迷うことがあるかもしれません。

簿記を勉強する際に、右利きの人は左手で電卓を打つ。左利きの人は右手で電卓を打つと良いとテキストなどで教えられます。

なぜ、利き手ではない方の手で電卓を打つのかというと、

わざわざペンを持ち替える必要がなくなるからです。

MEMO

電卓を打つたびにペンを置いたり、持ったりするのは面倒ですよね…

なので、利き手ではない方の手で電卓を打てるように練習しましょうと解説されています。

ただ、利き腕でない手で電卓を打つ練習は苦痛が伴いますし、電卓を打つ練習をする間に1問でも多くの問題を解いた方が良いです。

なので、個人的には利き手で電卓を打つことをおすすめします。

利き手でペンを持ちながら電卓を打つテクニック!

この章では、利き手でペンを持ちながら電卓を打つテクニックをご紹介します。

下記の写真のように、ペンを持ちながら電卓を打つことも可能です!

STEP.1
文字を書く時の手

STEP.2
中指を外す

STEP.3
親指で支える

STEP.4
電卓を打つ

ポイントは、ペンを支える中指外して、親指だけでペンを握ることです。

ペンを持っていようと持っていなかろうと、電卓を打つ指は「人差指・中指・薬指」の3本なので、機能的には変わりません。

なので、ペンを持ちながら電卓を打つことが可能です。

電卓メーカーによって操作方法が異なる!

メーカーによって電卓の操作が異なります。

キノ

例えば、複利計算をする時のボタンの入力方法は、Canonとカシオで異なります。

このため、メーカーで設定されている操作性で電卓を選ぶことが重要です。

有名なメーカー
  • Canon
  • SHARP
  • カシオ

個人的にはCanonやSHARPの電卓が使いやすいと思っています。

CanonやSHARPの電卓は、iPhoneに標準装備されている電卓と操作性がとても似ています。

普段iPhoneの電卓を使っている方は、CanonやSHARPの電卓を選ぶと使いやすいと思います。

また、CanonやSHARPは右手用、カシオは左手用の電卓が多い印象です。

電卓の選び方1:大きめの電卓の方がボタンが打ちやすい!

この章から、簿記試験で使える電卓の選び方のポイントをご紹介します。

1つ目は、電卓の大きさです。

基本的には、電卓は大きいサイズの方が打ちやすいです。

大きいサイズの方がボタンの打ち間違えが少なくなります。

ボタンのサイズが指の幅と同じくらいのものを選ぶとサイズ的には失敗しないでしょう。

電卓の選び方2:ディスプレイの傾き!

電卓には平になっているタイプとディスプレイ部分が斜めに起き上がっているタイプがあります。

平らな方が持ち運びしやすいですが、ディスプレイが斜めに傾いている方が数字が見やすいです。

なぜなら、ディスプレイが傾いていると、いちいち覗き込まなくても数字が見えるからです。

ただ、傾いている分外に持ち運ぶ際にかさばるのはデメリットかもしれません。

ディスプレイの傾きにも注目して、自分に合った電卓を選んでみてください。

電卓の選び方3:「GT」ボタンが付いているものを選ぶ!

GTボタンは「=」の後の数字を集計して合算する機能です。

例えば、簿記2級の工業簿記の問題を解くときに使用すると便利です。

簿記2級1級まで目指す方は、必ずGTボタンが付いている電卓を選びましょう。

電卓の選び方4:「CE」「→」ボタンが付いているものを選ぶ!

電卓には、いろいろなボタンがありますが、その中でも簿記の勉強には必須となるのが「CE」ボタンと「→」ボタンです。

キノ

「C」ボタンも「CE」とほぼ同じ意味のボタンです。

この2つのボタンがない電卓は、簿記の勉強には向いていません。

まずは、「CE」ボタンから解説します。

「CE」ボタン

CEボタンは、今入力している画面の数字を全て消去するボタンです。

例えば、「80×30=2,400」という計算をする際に、間違えて「30→40」と入力してしまったとします。

この時、「CE」ボタンを押せば、40を消して30と打ち直すことができます。

「CA」ボタンは全てをリセットするボタンなので、「80×」の部分を再度打ち直さなければなりません。

しかし、「CE」ボタンなら「30」から打ち直すことができるのです。

「→」ボタン

「→」ボタン「一桁消す」というボタンです。

先のどの例で「80×30=2,400」と入力したいのに、「80×40」と押してしまった場合、「→」を押すと、「40」→「4」という状態になります。

要するに、一番最後に押した「0」1桁消えます。

簿記では、数字の打ち間違いが頻繁に起きますので、「CE」「→」ボタンは必須の機能です。

電卓の選び方5:簿記1級まで受験するなら「√」のある電卓を選ぶ!

簿記1級の試験まで考えている方は、電卓に「√」(ルート)機能があると便利です。

簿記2級までは「√」は使いませんが、簿記1級の試験では、「√」機能がないと解けない問題がたまに出題されます。

なので、簿記1級の受験を考えている方は、必ず「√」機能がある電卓を選ぶようにしましょう。

電卓の選び方6:ソーラー充電のできる電卓を選ぶ!

簿記3級を受験する際には、ソーラー充電のできる電卓を選ぶと良いです。

なぜなら、 試験本番で電卓の電池が切れた場合、試験中に使用できなくなってしまいます。

ソーラー充電のできるタイプの電卓であれば、電池切れの心配がないので試験本番でも安心です。

電卓の選び方7:12桁の電卓を選ぶ!

簿記の学習には12桁が表示できる電卓が必要です。

簿記3級までなら12桁までの金額を使用することは少ないかもしれませんが、簿記2級では按分の計算で12桁まで使用します。

キノ

3級の試験でも、12桁あった方が安全です!

なので、12桁が表示できる電卓を必ず選ぶようにしてください。

電卓の選び方8:「00」ボタンのある電卓を選ぶ!

簿記の勉強をするなら、必ず「00」ボタンの付いている電卓を選びましょう。

なぜなら、試験の問題で100万円の桁の問題がたくさん出ます。

100万円を表示させるのに、0が1つしかない電卓だと「0」を6回押す必要がありますが、00ボタンがあれば0を押す回数は3回です。

試験は時間との勝負ですので、電卓の機能次第では試験で不利な状況になってしまいます。

簿記の試験に受かるためにも、必ず00ボタンのある電卓を用意しましょう。

電卓の選び方9:メモリ機能がある電卓を選ぶ!

簿記の問題を解く際にあると便利な機能がメモリ機能です。

メモリ機能は、電卓に表示されている数字を電卓内で記録する機能です。

「M+」を押せば、メモリ内で足し算を、「M-」を押せばメモリ内で引き算をしてくれます。

いちいちメモ用紙に数字を書き込まなくてもメモリ機能を使うだけで計算が可能になります。

メモリ機能は簿記の問題を解く上でとても便利なので、必ずメモリ機能があるものを選びましょう。

5つの電卓を使って分かった!おすすめの電卓はこれ!

この章では、簿記学習に必要な電卓の機能を紹介してきましたが、実際に使ってみておすすめの電卓をご紹介します。

おすすめの電卓は、キヤノン HS-121Tです。


次点でシャープ 実務電卓 ナイスサイズタイプ EL-N942Xです。

キノ

料金は圧倒的にキヤノン HS-121Tの方が安いです。ただ、ずっと電卓を使い続けるという方であれば、最初からシャープ 実務電卓 ナイスサイズタイプ EL-N942Xを選んだ方が無難かもしれません。

キヤノン HS-121Tをおすすめする理由は、下記のメリットとデメリットを比較してメリットの方が大きかったからです。

メリット
  1. 大きすぎない
  2. ボタンを押しているという感覚がしっかりある
  3. 持ち運びに便利
デメリット
  1. 反応は少し遅い
  2. 音がうるさい
  3. 平面でディスプレイが見にくい

キヤノン HS-121Tはボタンを押す際に、ぺちゃぺちゃと音が鳴るので図書館のような静かな環境で勉強するのに勇気がいるかもしれません。

もし、音を気にして少しでも小さい打鍵音の電卓が欲しいという方は、シャープ 実務電卓 ナイスサイズタイプ EL-N942Xがおすすめです。

キノ

キヤノン HS-121Tも、カフェなどで勉強する分にはほとんど音は気にならないレベルではありますよ。

まとめ

この記事では、簿記の勉強に使用する電卓の選び方とおすすめの電卓をご紹介しました。

簿記の勉強をする上で電卓はとても重要なツールです。

電卓選びに失敗すると勉強効率が落ちるため、良く考えて購入するようにしましょう。

個人的なおすすめは、キヤノン HS-121Tです。

キノ

5,000円ほどする高い電卓も購入しましたが、なんだかんだキヤノン HS-121Tに落ち着きました。

(持ち運びが便利で、出先で使っていたら一番使いやすくなりました。)

ボタンを押した際に、「ストロークが浅く跳ね返りが少ない」「打鍵音が多少うるさい」などのデメリットがあります。

しかし個人的な感覚では、静音機能付きの電卓と比較して、ボタンを押せていないというミスは減りました。

電卓が平らでディスプレイが見にくいというデメリットもありますが、外に持ち運ぶ際にかさばらないというメリットもあります。

1,000円ちょっとで経済的にも優しく必要最低限の機能は全て搭載されているモデルなので、簿記3級の勉強をこれから始めるという方は参考にしてみてくださいね!