「iPadって勉強に使えるの?」
このような疑問を持っている方も多いと思います。
紙のテキストからiPadに切り替えれば、iPadと電卓だけ持っていけば出かけ先でも簿記の勉強ができます。
しかも、勉強に必要な道具もかなり減るので勉強効率が上がります。
この記事では、iPadを使った簿記の勉強方法として、iPhone/iPad/macの専用アプリ『GoodNotes 6』というノートアプリを使った勉強方法をご紹介していきます
『GoodNotes 6』をiPadに入れておけば、いつでもどこでも気軽に勉強できるので、スキマ時間を有効活用できます。
キノ
正直、勉強のためだけにiPadを購入しても良いくらいです!
通信講座を利用中の人にも役立つ内容ですので、最後までご覧ください!
この記事では、すでにiPadを所有していることを前提にお話しを進めていきます!
〜この記事でわかること〜
【iPadのGoodNotes 6】おすすめ便利機能2つを紹介!
この章では、簿記学習に役立つGoodNotes 6の便利機能を2つご紹介します。具体的には下記の通りです。
- フォルダ管理機能
- エレメントツール
それぞれ解説していきます。
【iPad】GoodNotes 6おすすめ便利機能1:フォルダ管理
最初にご紹介するのはフォルダ管理機能です。
PCと同じ感覚でフォルダを管理できるので、複数の資格を勉強している方、テキスト・問題集など複数の教材を使って勉強している方に便利な機能です。
- 教科ごと
- テキスト
- 問題集
- その他
①教科ごと
教科ごとにフォルダを管理することで、どこに何の教科科目があるのかが明確になり使い勝手が良くなります。例えば、下記のようにフォルダを作成すると使い勝手が良くなります。
- 1階層目:簿記・FP・英語など教科ごとにフォルダを作成する。
- 2階層目:簿記2級、簿記3級など級ごとにフォルダを作成する。
- 3階層目:テキスト・問題集ごとにフォルダを作成すると良いでしょう。
▼フォルダの階層
②テキスト
テキストの状態により、iPadへの保管方法は異なります。具体的には下記の通りです。
- 電子テキストのスクショをGoodNotes 6に保存する
- 紙テキストの写真を取りGoodNotes 6に保存する
- 紙テキストをバラしてスキャナーでPDF化する
それぞれ解説していきます!
もし通信講座を活用する場合は、電子テキスト(PDFなど)を配布してくれるスクールを選ぶのがおすすめです!
下記の記事で、個人的におすすめする簿記3級・2級の通信講座をご紹介しています。
通信講座を検討中の方は参考にしてみてください!
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①電子テキストのスクショをGoodNotes 6に保存する
電子テキストのスクリーンショットを撮って、GoodNotes 6に保存していく方法をご紹介します。
実際に読むページのスクリーンショットを撮っていきます。
テキストを読み終えたらGoodNotes 6のテキストに「最後のページから追加」していきましょう。
一気にテキストのスクリーンショットを撮っていくのは面倒なので、勉強するときに「ついで」で作業すれば効率的です。
「Adobe Scan」を使って読み込めば、テキストのコピーなどもできるようになりますよ!
②紙テキストの写真を取りGoodNotes 6に保存する
紙テキストをGoodNotes 6に保存する場合は、写真アプリで写真を撮るか、スキャンアプリでPDFを作成します。
写真画像をそのままipad、GoodNotes 6に保存すると容量が大きくなってしまう可能性があるので、「Adobe Scan」というスキャンアプリを使用しましょう。
勉強する範囲をその都度撮影していけば、そこまで手間はかかりません。
キノ
③紙テキストをバラしてスキャナーでPDF化する
紙テキストをGoodNotes 6に保存するなら、スキャナーを購入してPDF化するのが個人的に一番楽だと思います。
スキャナーを使用する方法では、テキストを裁断する必要があるのですが、スマホで1ページずつ写真撮影したり、スクショを撮ったりするよりも圧倒的に早いです。
スキャナーにも色々な種類がありますが、まとめて10枚ほどセットして連続スキャンできるものを選ぶと良いでしょう。
連続スキャンできるスキャナーでも、中古で1万円弱で売っていたりしますので検討してみてくださいね。
③問題集
問題集についてはテキストと異なり、紙テキストや電子書籍管理ではなく、GoodNotes 6で管理するのがおすすめです。
問題集の場合、出版社によっては解答用紙だけダウンロードできるかもしれないので手間が省ける可能性があります。
キノ
④その他資料
気になる資料などがあれば保存しておく 簿記学習であれば、勘定科目一覧などの資料を保存しておくと効率的に勉強できるでしょう。
【iPadのGoodNotes 6】おすすめ便利機能2:エレメントツール
エレメントツールとは、あらかじめ保存しておいたイラストや表、図をスタンプ感覚で使える機能のことです。
簿記の勉強においては、工業簿記で使用するボックス図や、商業簿記で使用するタイムテーブルなどを登録すると便利です。
エレメントツールは、なげなわツールで選択して「要素を追加」で登録することが可能です。
▼エレメントツール
▼要素を保存できる
▼スタンプする
GoodNotes 6で問題集を勉強する方法3つを紹介!
この章からは、GoodNotes 6を使って効率的に問題集を勉強する方法を3つご紹介します。具体的には下記の通りです。
- 問題・解答の同時表示
- インデックス
- アウトライン
それぞれ解説していきます。
キノ
理由は、過去問は試験本番に極力近い環境で練習した方が良いからです。
少しでも試験と同じ環境で勉強をして、試験本番で力を出せるように慣れておきましょう。
GoodNotes 6で問題集を勉強する方法①問題・解答の同時表示
GoodNotes 6で簿記の問題集を勉強する時は、問題と解答を同時に表示して反復速度が上がるように工夫しましょう。
iPadには、Split Viewという2つのアプリを同時に表示する機能があります。Split Viewを使用して、問題と解答を同時に表示すれば、反復練習速度が加速します。
例えば、問題を見る→頭の中で解き方をイメージする→解答を見るという具合に勉強をしてみてください。
上記の方法を使えば、反復時間が劇的に早くなりますので勉強時間の短縮が狙えます。
GoodNotes 6で問題集を勉強する方法②インデックス
インデックスは、GoodNotes 6における「栞」機能です。
問題集の、論点の頭にインデックスをつけておくことで、勉強したい箇所に手早くアクセスすることが可能です。
下記の画像でどこにインデックスがあるのか示しましたので参考にしてみてくださいね。
▼インデックスの位置
個人的なおすすめは、苦手だと思う箇所にインデックスをつけることです。
簿記の勉強は、苦手箇所を作らないことがとても重要ですので、インデックスをつけた箇所を毎日確認するというルールを作って勉強をすると良いでしょう。
GoodNotes 6で問題集を勉強する方法③アウトライン
アウトラインとは、ページにタイトルをつけることができる機能のことです。
アウトライン機能を使うことで、第二の栞としても使用することができます。
私の場合は、アウトラインを使用して目次として使用しています。
他には、問題集の苦手なページに「苦手」と書いて、苦手ノートを作ることも可能ですよ!
アウトラインはとても便利な機能ですので、ぜひ使ってみてくださいね。
▼アウトラインの追加
▼アウトラインの位置
▼苦手ノート化
iPadのGoodNotes 6で効率良く勉強する方法:まとめ
この記事では、iPadのアプリである「GoodNotes 6」を使って効率的に簿記3級・2級の勉強をする方法をご紹介しました。
PDFのテキストや問題集を持っていない方は、紙・電子テキストをPDF化する手間がかかりますが、とても効率よく勉強できます。
スタディングのように、PDFのテキスト・問題集が用意されていれば、ほぼ手間いらずでiPadでの勉強をスタートできますよ。
GoodNotes 6は有料のアプリですが、iPadだけでほぼ全ての勉強が完結するので、有料版の購入も検討されてみてはいかがでしょうか。
<あとがき>
iPadを使って効率良く勉強するには、ある程度デジタルに対応した教材を購入すると良いです。
例えば、独学の場合で紙のテキストを購入するよりも、電子書籍で販売されているテキストを選んだ方が、iPadで勉強するのに適しています。
通信講座の利用を検討している場合でも、テキスト・問題集をPDFで配布してくれるスクールと、紙媒体で自分で写真を撮らなくてはならないのとでは雲泥の差があります。
最近の通信講座では、スマホ勉強に力を入れたスクールもあります。
これから簿記の勉強を始める方、既に独学しているけど思うように勉強が進まない方は、通信講座の利用も検討してみてはいかがでしょうか?
スタディングという通信講座なら、テキストも問題集も全てPDFで配布してくれるため、iPadを使った勉強に最適ですよ!
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