- 通勤の電車の中でテキストを開けず暗記マーカーでの勉強ができない
- いちいち赤・緑のシートを当てて勉強するのが面倒・・・
- 赤いシートを使っていると目がチカチカするのが嫌だ・・・
テキストに緑のペンで色を塗って、赤い下敷きで重要な単語を隠して勉強する方も多いと思います。
昔からあるとても人気の高い勉強方法です。
忙しい社会人の場合、通勤中の電車の中などのスキマ時間を生かして勉強したい方も多いでしょう。
しかし、混み合っている車内でテキストを広げて暗記マーカーで勉強するのは効率的ではありません。
そこでおすすめしたいのが、暗記マーカーアプリです。
このアプリを使えば、iPhone・iPadで暗記マーカーを使用した勉強を手軽に実践できます。
この記事では、主に暗記マーカーアプリで必須の使い方をご紹介しますので、最後までご覧ください。
暗記マーカーは無料版もありますが、買い切りの有料版でも現時点で500円ほどで購入できます。
結構使えるアプリだと思うので、資格の勉強をしている方は購入すると便利ですよ!
〜この記事でわかること〜
暗記マーカーの使い方①資料を読み込む
暗記マーカーを使用するには、暗記マーカーアプリ内に資料(PDFなど)を読み込む必要があります。
フォルダを作る(任意)
暗記マーカーに資料を読み込ませる前に、資料を保管するフォルダを作成しておくと便利です。
例えば、簿記3級用のフォルダ、簿記2級用のフォルダのようにフォルダを作成しておくと良いでしょう。
フォルダの中にフォルを作れる(任意)
フォルダの中にフォルダを作ることが可能です。
例えば、「簿記2級テキスト・問題集・過去問」のように、複数の資料がある場合に作成しましょう!
Split View(スプリットビュー)でgoodnotes 5から読み込むのが便利!
iPadで作業する場合は、Split View(スプリットビュー)でドラッグアンドドロップするのが便利です。
PDFをファイルアプリから読み込ませても良いですが、goodnotes 5アプリを持っている人は、goodnotes 5から読み込むことができます。
暗記マーカーの使い方②マーカーを引く
暗記マーカーに資料を読み込ませたら、実際にマーカーを引いていきましょう!
1:マスキングをタップしてマーカーを引く
マーカーを引く手順は下記の通りです。
上記画像の「1」のマスキングボタンをタップすることで簡単に線を引くことができます。
マーカーを引いた後、画面左下に表示される「+」「ー」のマークをタップすれば、マーカーの長さや幅を変更できます。
2:グループ化する
マーキングしたい文章が2行以上になってしまうこともあるでしょう。
その場合は、「グループ化」しましょう。
グループ化したマーカーを選択することで2つ以上のマーカーを1つのマーカーとして扱うことができます。
グループ化成功▼
3:メモをする
マーカーを引いた箇所(問題)にメモを残すことができます。
解説やその時の感情などを入力しておくと良いでしょう。
テキストで文字を入力し、「手書き」を選択すれば手書きでのメモが残せます。
暗記マーカーの使い方③書き込みをする
暗記マーカーアプリ上で、資料に直接書き込みをすることができます。
キノ
下の画像のように、手書きボタンをタップすることで、手書き用のツールが出てきます。
ツールを使用して、メモを書き込んでいきましょう!
暗記マーカーの使い方④問題を繰り返し解く
今までの解説で、暗記マーカーで勉強をするための準備の解説をしました。
この章からは、暗記マーカーを使用して勉強を始めるフェーズの解説をします。
1:問題を解く
暗記マーカーでマーカーを引き終えたら、実際に勉強をスタートしましょう!
問題を解くには、下記のステップで簡単に勉強を始められます。
マスキングモードを完了させると、スタートポジションに戻ります。
この段階で勉強を進めていくことになります。
マーカーを引いた箇所の答えを考えましょう。
結論が出たら、答えをみたいマーカー部分をタップすると答えを確認できます。
その際、正解なら「〇」不正解なら「×」を押すことで、正答率を記録できます。
2:回答した問題を隠す
暗記マーカーで答えを確認した場所は、そのままにしておくと答えが見える状態になっています。
何度か復習で問題を解きたい時には、「リトライ」ボタンをタップすることで、再びマーカー部分を隠してくれます。
リトライボタンを押すと、上記の画像のようなポップが表示されます。
正答率で絞り込みができるので、希望の正答率を選択し黒枠の「変更」というボタンをタップしましょう!
これで、指定した正答率以下の問題を再び隠すことができます。
上の画像では、正答率60%以下の問題を再び隠すようにしました。
3:正答率率を確認する
暗記マーカーでは、正答率を表示することが可能です。
上記画像の9番のボタンで表示できます。
暗記マーカーの使い方⑤文字を検索する
文字を認識できるPDFを読み込んでいる場合、暗記マーカー内で文字検索ができます。
キノ
文字検索は、上記画像の5番のボタンをクリックすることで実施可能です。
暗記マーカーの使い方⑥キーワードに一括でマーカーを引く
文字を認識できるPDFを読み込んでいる場合(OCR処理)、暗記マーカー内で文字検索を実施し、同一のキーワードを一括でマーカーを引くことができます。
上記画像の7番のボタンをタップして、検索したいキーワードを入力することで一括処理が可能です。
暗記マーカーの使い方⑦iPhoneに情報を転送する
暗記マーカーはiPadとiPhoneで情報を共有することができます。
ただ、自動で情報共有ができないので、手動で情報を更新する必要があります。
キノ
データの入れ替えを実施したくない場合は、警告が出た場合に「キャンセル」をタップしましょう!
まとめ
この記事では、資格勉強に便利なアプリ「暗記マーカー」の使い方をご紹介しました。
暗記マーカーを使用すれば、暗記カードを作るよりも手軽に暗記勉強道具を作ることが可能です。
最初、使い方が若干わかりにくいところもあるかもしれませんが、
とにかく、「線を引いて隠す・問題を解いたら再度問題を隠す」
この2つの機能だけ使えれば十分です。
勉強の幅が広がると思いますので、有効活用してみてください。