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【簿記2級】すぐにできる効率の良い時短テクニック3選!

「簿記の勉強をしているけど問題を解くのに時間がかかる・・・」「勉強時間を短縮する方法を知りたい!」

この記事では、こんな声にお応えして「簿記2級の勉強時間を短縮できる効率的な勉強方法」をご紹介します。

簿記は手を動かす勉強方法が多いので、1つ1つ丁寧に問題を解いていてはかなりの時間がかかってしまいます。

簿記2級の試験範囲はとても広く、問題集のページ数も商業・工業それぞれ300ページ程度あります。

全てを完璧にこなそうと思ったら、いくら時間があっても足りません。

そこでこの記事では、手軽にすぐに始められる簿記2級の勉強時間を短縮する効率的な勉強方法を3つご紹介します。

すでに知っていることもあるかもしれませんが、改めて確認しておくことで勉強時間を短縮することができますよ!

この記事の内容は、簿記3級を勉強中の方にも有効なので最後までご覧ください。

本記事で解説すること軽くご紹介します。
  1. 勘定科目を略して書く
    →勘定科目の省略した書き方を覚えることで時短できます。
  2. 数字は「万」の位で書く
    →万の位で数字を書くことで時短できます。
  3. 2周目以降は間違えた問題だけ解く
    →苦手な問題だけ解き直すようにすれば時短で勉強できます。

キノ

簿記2級のスタートアップとして、まとめ記事を用意してありますので、そちらも参考にしてください。
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1:勘定科目を略して書く

勘定科目を省略した形で書くことでかなりの時間を短縮できます。

キノ

この話は有名なので多くの方がご存知かもしれませんが念の為紹介します。

勘定科目の省略とはどのようなことなのかというと、例えば「現金」という勘定科目を漢字で書くとそこそこの文字数がありますよね。

そこで、キャッシュの「C」と書くことでかなりの時短ができます。

商品を100円で仕入れ、現金で支払った。

仕入100/C100

勘定科目の省略に決まりはありません。

キノ

誰かに見せるわけでもないので、あなたの覚えやすいように勝手に省略形を作りましょう。

参考までに、自分が普段使っている省略形の勘定科目を記載しておきます。

MEMO

自分の場合は、頭の1〜3文字くらいをひらがなで書くことが多いです。

勘定科目省略形の参考例
  • 現金:C
  • 当座預金:当
  • 売上:う
  • 仕入:仕
  • 仕掛品:仕
    ※仕入と同じタイミングで使わないので
  • 売上原価:w
  • 商品:商
  • 売掛金:う×
  • 買掛金:か×
  • 支払手形:し手
  • 受取手形:う手
  • 備品:び
  • 建物:たて
  • 機械装置:きかい
  • 減価償却費:げん
  • 減価償却累計額:るい
  • 〇〇益:益
    ※固定資産売却益など
  • 〇〇損:損
    ※有価証券売却損など
  • 法人税等:法
  • 売買目的有価証券:ば有
    ※他の有価証券がなければ「有」と書きます
  • 満期保有目的債券目的:保
    ※他の有価証券がなければ「有」と書きます
  • 子会社株式:子
  • その他有価証券:そ有
    ※他の有価証券がなければ「有」と書きます

2:数字は「万」の位で書く

仕訳をする際に、数字を「万」の位で書くとかなりの時短になります。

キノ

慣れるまで大変かもしれませんが、かなり効率的です!

少し例題を出してみます。

例題

商品を100,000円分仕入れ、現金で支払った。

「仕入10(万)/現金10(万)

※慣れないうちは、「10万」のように、単位を書いても良いかもしれませんが、書く時間がもったいないので「10」で慣れましょう。

上記の例のように、10,000円なら「1」、100,000円なら「10」、1,000,000円なら「100」と記載しましょう。

逆に、8,000円なら「0.8」と記載します。

キノ

ややこしくなったら、掛け算で「×10,000」とすれば正しい数字がでてきます!

「0.8×10,000=8,000円」と計算できるので、頭がこんがらがるようであれば時々掛け算をしてみましょう!

 

「「千」の位ではない理由はなんなの?」

 

と疑問を持たれた方もいるかもしれません。

もちろん、千の位で略す方がわかりやすい方はそのようになっていただければ問題ありません。

キノ

個人的には、千の位で書くなら下記のように書くと楽だと思います。

 

1,000→「1,ー」

10,000→「10,ー」

100,000→「100,ー」

 

どちらにしても、1,000,000と書くよりも「100」「1,000,ー」を書いた方が時短になるので試してみてください。

3:2周目以降は間違えた問題だけ解く

問題集を勉強する際は、2周目以降は間違えた問題を中心に解いていきましょう。

簿記2級レベルになると、試験が範囲広く問題数も多いので、全ての問題を繰り返し解いていては時間が足りません。

そこで、1度目に解いた際に間違えた問題を中心に2回、3回と練習していきましょう。

完璧に解けた問題でも忘れることがあるので、2ヶ月に1回くらいのペースで解き直してみると良いでしょう。

キノ

下記の記事で、簿記2級の試験に可能な限り最短で合格できる勉強方法を解説しているので参考にしてみてくださいね!

通信講座を活用すると勉強時間が減らせる?!

独学で簿記2級の勉強をしている方は、今からでも通信講座を活用することで勉強時間を短縮することができます。

これは、スタディングというスクールの記事を参考にさせてもらうと、独学と通信講座利用時の勉強時間は下記のようになっていました。

簿記2級の勉強時間
  • 独学:150~250時間程度
  • 通信講座:100~200時間程度

もちろん、個人差がありますが、最長の「独学250時間>通信講座200時間」を比較すると50時間もの差があります。

少しでも早く簿記2級を取りたい方、勉強時間を少しでも減らしたい方。

独学から通信講座に切り替える方にもおすすめなコースのある通信講座を3つご紹介していますので、下記の記事を参考にしてみてください。

まとめ

この記事では、簿記2級の勉強時間を効率良く短縮するためのテクニックを3つご紹介してきました。

今回紹介したテクニックは、すぐにでも始められるものを集めましたので、今日からの勉強でぜひ活用してみてください。

おさらい
  1. 勘定科目を略して書く
    →勘定科目の省略した書き方を覚えることで時短できます。
  2. 数字は「万」の位で書く
    →万の位で数字を書くことで時短できます。
  3. 2周目以降は間違えた問題だけ解く
    →苦手な問題だけ解き直すようにすれば時短で勉強できます。

勘定科目の省略、数字を「万」の位で書くのは慣れは必要ですがとても効果的です。

簿記は手を動かして問題を解いていく必要があります。

なので、1つ1つの動作を早くしていくことで「塵も積もれば山となる」で結構な時間の短縮が可能です。

もし、1日1問多くこなせるように慣れば、1ヶ月で30問も多くの問題が解けるようになります。

とても大きな差がつくと思うので、今日から実践してみてくださいね。