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ITパスポートと日商簿記3級・2級の難易度を比較してみた!

 

「ITパスポートと日商簿記ってどちらが難しいの?」

 

この記事では、ITパスポートと日商簿記3級・2級の難易度を実際に受験したことのある筆者の偏見と独断で語ってみたいと思います。

勉強時間などのデータも利用していきますので、ある程度当たっているのではないかと思います。

これから、ITパスポート・簿記などの受験を考えている方は参考にしてみてください。

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ITパスポートと日商簿記2級はどちらの難易度が上?

 

ITパスポートと日商簿記2級の難易度の比較ですが、どちらが難しいかというと、個人的には日商簿記2級の方が難しいです。

理由は2つあります。

比較
  1. 勉強時間
  2. 勉強内容
  3. 試験内容

1:勉強時間

勉強時間ですが、筆者がよく参考にしているスタディングの記事を見ると、この様に書かれています。

  • ITパスポートの勉強時間:100〜180時間ほど
  • 日商簿記2級の勉強時間:150〜300時間ほど

キノ

日商簿記2級の勉強時間に開きがある理由は、日商簿記3級+2級の合格時間の最短と最長の合計を足しているからです。

個人的には、日商簿記3〜2級の勉強で150時間で合格するのは難しいかなと思います。

この様に、初学者が合格レベルに達するまでにかかる勉強時間が日商簿記2級の方が圧倒的に長いです。

あくまでも初学者の場合の時間ですので、ある程度知識がある場合は変動します。

キノ

参考までにですが、筆者の場合、簿記の学習時間は測っていないのですが、ITパスポートは57時間でギリギリ合格基準点を取ることができました。

ただ、簿記の知識など予備知識がある状態だったのも大きいと思います。

2:勉強内容

ITパスポート試験は、浅く広くの勉強が求められます。

対して日商簿記2級は、中小企業の経理スタッフレベルの会計知識を問われます。

試験範囲についてですが、ITパスポートのテキストは多いと600ページほどです。

日商簿記2級は、商業簿記と工業簿記の2つの論点を学び、それぞれのテキストのページ数は400ページほど(合計800ページ)ほどのボリュームです。

さらに、簿記初学者の方の場合は日商簿記3級テキスト(400ページほど)がプラスになるので、合計1200ページほどのボリュームがあります。

試験範囲と勉強強度を比較しても日商簿記2級の方が難易度が高いです。

3:試験内容

ITパスポート試験は、4択式の問題で運が良ければ正解できる可能性があります。

用語の暗記が甘くても、

 

「なんとなくみたことがあるからこれだ!」

 

などの回答で正解できる可能性があります。

一方、日商簿記2級は、基本的には仕訳や計算問題がメインです。

計算ミスをしても×です。

電卓の叩きミスでも×です。

数字の入力ミスでも×です。

よって、試験本番の難易度も日商簿記2級の方が難易度が高いです。

ITパスポートと日商簿記3級はどちらの難易度が上?

今度は、ITパスポートと日商簿記3級の難易度の比較をしてみたいと思います。

個人的な意見ですが、両者の比較の場合はITパスポートの方が難しいと思います。

先ほどと同様、3つの比較をしてみたいと思います。

比較
  1. 勉強時間
  2. 勉強内容
  3. 試験内容

1:勉強時間

勉強時間ですが、筆者がよく参考にしているスタディングの記事を見ると、この様に書かれています。

  • ITパスポートの勉強時間:100〜180時間ほど
  • 日商簿記3級の勉強時間:50〜100時間ほど

この様に、初学者が合格レベルに達するまでにかかる勉強時間がITパスポートの方が長いです。

あくまでも初学者の場合の時間ですので、ある程度知識がある場合は変動します。

2:勉強内容

勉強内容ですが、日商簿記3級は簿記会計の基礎的な部分を学びます。

キノ

日商簿記3級のゴールは財務諸表の作成です。

各論点で学ぶことに共通点があり、体系的に学習できるので初心者でも勉強がしやすいです。

逆に、ITパスポートはストラテジ、マネジメント、テクノロジと、各分野で共通している部分はあるものの、何をゴールとしているのかが不明瞭です。

簿記3級の様に、財務諸表の作成という明確なゴールがありません。

そのため、ITパスポート学習における現在地点がわかりづらく、今の自分にどの様な勉強が必要なのかが見えにくいです。

キノ

強いて言えば、ITパスポート試験のゴールは過去問が解けるようになること?なのかなと感じています。

そのため、日商簿記3級よりも勉強難易度が高いと感じました。

3:試験内容

試験内容ですが、日商簿記2級の章でお話ししたのと同様ですが、試験内容の難易度で考えると日商簿記3級の方が難しいです。

ただ、試験のレベル的にはITパスポートとほぼ同レベルかなと言った印象ではあります。

よって、総合すると日商簿記3級よりもITパスポート試験の方が難易度が高いと感じました。

ITパスポートと日商簿記どちらを受験するべき?

この記事を読んでいる方の中には、ITパスポートと簿記どちらの資格を取るべきか悩んでいる方もいると思います。

  • IT系の仕事をしている&転職したい方はITパスポート試験を受験しましょう。
  • 経理&税理士事務所の仕事をしている&転職したい方は簿記の受験をしましょう。

ただ、これだけだと当たり前すぎて情報として価値が薄いかと思いますので、個人的に思っていることをお伝えします。

正直なところ、ITパスポート・簿記の資格は両方取った方が良いです。

どちらも役立つ知識ですだからです。

優先順位は仕事に役立つ方から勉強すれば良いのですが、もしどちらから勉強するか悩んでいるのであれば簿記から勉強しましょう。

理由は、ITパスポート試験に簿記で学習する内容が含まれているからです。

簿記2級までの内容を勉強しておけば、ITパスポート試験の内容を一部飛ばすことができるので、かなり有利になりますよ!

まとめ

この記事では、ITパスポートと簿記どちらの方が難易度が高いか検証してみました。

個人的な意見は下記になります。

 

【日商簿記2級>ITパスポート>日商簿記3級】

 

暗記が苦手という方にとっては、【ITパスポート>日商簿記2級>日商簿記3級】となるかもしれません。

キノ

あくまでも個人的な意見ですのでご承知おきください。

もし、どちらの資格を勉強するか悩んでいる方がいれば、簿記から勉強するのがおすすめです。

理由は、ITパスポートにも簿記2級までに習う範囲が一部含まれているからです。

簿記に興味が出た方は下記の記事を参考にしてください。

ITパスポートに興味が出た方は下記の記事を参考にしてください。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。