「建設業経理士2級を受験するんだけど一発で合格するにはどうしたらいいの?」
「独学で建設業経理士2級に一発で合格できる勉強方法を知りたい!」
この記事では、簿記3級合格レベルの人が建設業経理士2級に一発で合格できるような効率の良い勉強方法と受験テクニックをご紹介します。
キノ
まず結論からお伝えします。
筆者は、建設業経理士2級を独学で一発合格しているので、その時の反省点などを活かした勉強方法と受験テクニックをご紹介していきます!
特に建設業経理士2級受験生の方には役立つ情報もあると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
試験対策だけみたいという方は目次の「8 【建設業経理士2級】受験テクニックを解説!」を押してくださいね!
キノ
これからテキストを購入するという方は、筆者が使っていたテキストと過去問を乗せておくので参考にしてください。
問題集は購入しましたが、すでに日商簿記1級の勉強で知識が合ったため使っていません。
参考までにどうぞ!
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〜この記事でわかること〜
建設業経理士2級の過去問を効率良く勉強する方法!
建設業経理士2級を効率的に勉強するために、まずは建設業経理士2級の試験の特性を理解しておきましょう。
建設業経理士2級は、(第34回現在まで)とにかく過去問と似た問題が出題されます。
問題構成は下記の通りです。
- 第1問:仕訳(20点)
- 第2問:計算パズル問題(12点)
- 第3問:完成工事原価報告書など(14点)
- 第4問①:理論問題など(4〜5点)
- 第4問②:部門費振替表など(19〜20点)
- 第5問:精算表(30点)
※点数は購入した過去問の配点を参考にしています。実際には、配点などは公表されていないみたいですので、あくまでも参考としてください。
回によって多少異なりますが、大まかには上記のように出題されます。
キノ
第1問:仕訳【優先度1位】
仕訳の問題はここ最近の第30〜34回は、割と似たような問題が出題されています。
また、建設業経理士2級は過去問の焼き直しのような問題もよく出るため、直近10回分の過去問の仕訳問題を暗記するレベルで解けるようになっておくと良いでしょう。
ただ、第34回で難しい仕訳問題が出題されていたので、今後仕訳問題のレベルが上がっていく可能性があります。
第2問:計算パズル問題【優先度5位】
計算パズル問題は、銀行勘定と当座預金の計算問題や、本支店会計の問題などが出題されます。
細かい論点が出題れるので、しっかりとテキストや問題集の学習ができていないと難しいかもしれません。
第2問は、全問正解を目指すのではなく、3問正解するくらいの気持ちで挑みましょう。
キノ
個人的な感覚ですが、本支店会計、銀行勘定調整、有価証券の利息、減価償却の問題などが出題されやすい傾向にあると思うので、過去問を使って練習しておきましょう!
第3問:完成工事原価報告書など【優先度3位】
第3問は、完成工事原価報告書や材料費、労務費などの費目別計算、帳簿記入などが出題されます。
回によってバラバラなので、過去問を繰り返し解いて建設業経理士2級の試験範囲の理解度を上げておく必要があります。
問題の難易度はそこまで高くはないので、しっかりと勉強をしていけば、満点を目指せると思います!
過去問を分析して、苦手な論点がないようにしておきましょう!
第4問①:理論問題など【優先度3位】
理論問題については、知っているか知らなかだけなので、過去問を使って暗記するレベルで勉強しておきましょう!
特に、過去問で出題された理論問題の部分をテキストを使って確認すると理解度が深まります。
第4問②:部門費振替表など
第4問の②は、部門費振替表、工事別原価計算表、完成工事原価報告書などの問題が出題されます。
第4問の②も第3問と同様に、回によってバラバラです。
また、第3問と被る論点も出題されますので、第3問とセットで苦手な論点を作らないように学習していきましょう!
過去問だけではなく、問題集を使って勉強するのもおすすめです!
第5問:精算表【優先度2位】
第5問の精算表は毎回出題されています。
問題自体はそこまで難しくありません。
精算表の問題は、記入欄が小さいので見にくいです。
キノ
本番でミスなく解けるように、過去問を解くときは丁寧に書く習慣をつけておきましょう!
特に、
- 書く欄を間違えていないか?
- 「資産・負債欄」と「費用・収益欄」を逆に書いていないか?
などをチェックする癖をつけましょう。
「書く欄を間違えて試験に落ちた・・・」
となってしまっては、本当にもったいないですので注意が必要です。
建設業経理士2級に一発合格するための勉強方法の具体的な手順!
前の章で、建設業経理士2級の問題構成と特徴を解説しました。
この章では、建設業経理士2級に一発合格するための勉強方法をご紹介します。
勉強手順としては下記の通りです。
- テキストを1周終わらせる
- 問題集を1周終わらせる
- 過去問を解く
- 苦手な問題対策をする
- 必要があれば試験直前対策を受ける
キノ
1:建設業経理士2級のテキストを1周終わらせる!
最初のステップとして、テキストを1周読み切りましょう。
ただテキストを読んでいるとつまらないので、テキストについている小問題をイメージで解いてみましょう。
その後、該当する章を読んでみると理解度が高まると思います。
1周読み切ったテキストは、過去問を解きながら忘れている論点、用語などを確認する時にも利用しましょう。
目標としては、1週間くらいで全て読み切るようにしましょう。
長々とテキストを読んでいると、最初の方に読んだ内容は忘れてしまいます。
2:問題集を解く!
テキストを読み終えたら、個別論点ごとの問題集を1周解きましょう。
問題集は、時間がなければ1周だけ回せば大丈夫です。
もし、時間に余裕があれば、正解率80%以上になるように何度も練習してください。
キノ
1度解いた問題集は、過去問を解いて理解できていない論点の補強に使用していきます。
3:過去問を解く!
いよいよ過去問の勉強を行なっていきます。
建設業経理士2級は、過去問の焼き直しのような問題が結構出題されます。
なので、建設業経理士2級を効率良く一発で合格しようと思ったら、過去問の練習がとても重要です。
キノ
最低でも直近5回分は2回転以上させて、余裕があればさらに過去5回分(計10回分)は解きましょう。
その上で、すべての回で80〜85点以上取れるようになれば、試験本番でも70点以上取れるようになるでしょう。
過去問を勉強する時のポイントも書いておきます。
- 試験時間を意識して時間を測る
- 必ず答え合わせをする
- テキストを見ながら解き直しをする
- なれてきたら試験時間-10分でチャレンジする
4:苦手な問題対策をする
過去問を解いていると、忘れてしまっている論点、苦手な論点、理解できていない論点などが出てくると思います。
そのような論点は、一度テキストに戻り勉強し直ししましょう。
テキストを読んで理解できたら、問題集の該当論点を解き直ししましょう。
このような勉強を、過去問を解くたびに行なっていき、
「どんな問題が出てきても解ける!」
ようにしておくと、試験本番でも焦らずに力を出し切れると思います。
5:必要があれば試験直前対策を受ける
「絶対に一発で合格したい!」
「一発で合格できるか不安・・・」
「本番に弱いタイプなんだよな・・・」
このような方は、スクールが提供している試験直前対策を受けるのも良いかもしれません。
筆者が推しているネットスクールというスクールでは、建設業経理士2級の「建設業経理士2級 直前対策コース」があります。
教材込み9,800円で、下記のコースを受講できます。
○過去問ゼミ:3回 オンデマンド
○ホームルーム:1回(7/26)ライブ+オンデマンド
○とおる模試:1回(8/23)ライブ+オンデマンド
○予想・質問会:1回(8/30)ライブ+オンデマンド※直前対策コースは基本講義の配信はございません。
受講期間など良く確認してから申し込みしましょう。
まとめ
建設業経理士2級に一発で合格できるような勉強方法をご紹介しました。
建設業経理士2級に一発で合格できるような勉強方法は、過去問を何度も練習することです。
効率良く過去問を勉強するには、試験問題の構成と特徴を把握しておきましょう。
- 第1問:仕訳
- 第2問:計算パズル問題
- 第3問:完成工事原価報告書など
- 第4問①:理論問題など
- 第4問②:部門費振替表など
- 第5問:精算表
一発で合格する勉強方法は下記の通りです。
- テキストを1周終わらせる
- 問題集を1周終わらせる
- 過去問を解く
- 苦手な問題対策をする
- 必要があれば試験直前対策を受ける
建設業経理士2級の試験は、過去問とそっくりな問題が出題されることが多いので、過去問を何度も解いて癖を掴みましょう!
もし、
「今回の試験は絶対に落とせない!!」
「過去問を勉強しているけど自信がない・・・」
「後悔を残したくない・・・」
という方は、ネットスクールの試験直前対策がおすすめです。
料金は9,800と有料にはなりますが、年に2回しかチャンスがないので後悔が残らないように受講しても良いかもしれません。
受講期間など良く確認してから申し込みしましょう。