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【建設業経理士2級】受験テクニックを解説!

この記事では、試験問題を解く時のテクニックをご紹介します。

この記事を読み終えた後に、試験本番を想定して、過去問を勉強してみてください。

過去問の勉強にもなりますし、下書きの練習にもなります。

何度も予行練習することで、試験本番でも力を発揮できるでしょう。

受験テクニックの前に、建設業経理士2級の試験問題構成をご紹介します!

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建設業経理士2級の試験問題構成!

建設業経理士2級を効率的に勉強するために、まずは建設業経理士2級の試験の特性を理解しておきましょう。

建設業経理士2級は、(第34回現在まで)とにかく過去問と似た問題が出題されます。

問題構成は下記の通りです。

問題構成
  • 第1問:仕訳(20点)
  • 第2問:計算パズル問題(12点)
  • 第3問:完成工事原価報告書など(14点)
  • 第4問①:理論問題など(4〜5点)
  • 第4問②:部門費振替表など(19〜20点)
  • 第5問:精算表(30点)

※点数は購入した過去問の配点を参考にしています。実際には、配点などは公表されていないみたいですので、あくまでも参考としてください。

回によって多少異なりますが、大まかには上記のように出題されます。

【建設業経理士2級】受験テクニックを解説!

この章では、試験問題を解く時のテクニックをご紹介します。

まず、大前提なのですが、試験では無理に満点を目指さないという心構えが必要です。

建設業経理士2級の試験の合格判定はこのように書かれていました。

「試験の合格判定は、正答率70%を標準とする。」

参考サイト:https://www.keiri-kentei.jp/exam/past/

100点中70点以上で合格できる試験ということです。

このことを頭に置いていただきて受験テクニックをご紹介していきます。

受験テクニック
  1. 試験開始時の対応
  2. わかりやすく問題用紙に下書きを書く
  3. わかる問題から解いていく
  4. 100点を目指さない
  5. 必ず見直しをするチェックポイントを書く
  6. 時間が余ればわからない問題に着手する
  7. 5分休憩を取る

1:試験開始時の対応

ドラゴン桜という漫画で書いてあった、筆者が実際に試してみてよかったテクニックをご紹介したいと思います。

試験本番は緊張するものですよね。

試験開始と同時に「問題用紙と解答用紙」を開くと思いますが、すぐには開かず、一度深呼吸してこころの準備ができてから問題を開いてください。

緊張をほぐしてくれる効果があるみたいです。

すぐにでも試せる方法なのでおすすめです。

2:わかりやすく問題用紙に下書きを書く

試験当日に、問題用紙、解答用紙、下書き用紙の3種類の紙が配られます。

下書き用紙に下書きを書いても良いのですが、可能な限り問題用紙に直接書き込んでしまいましょう。

理由は2つあります。

理由
  • 見直しの時に楽
  • 机のスペースが狭く非効率

✔︎見直しの時に楽

見直しをする際に、問題用紙に下書きを書いておけば、すぐに確認できるので時短になります。

キノ

下書きだと、どこになにが書いてあるのか探さないといけないので非効率です。

過去問を解く際に下書きの書き方を工夫していけば、問題用紙の空白分で80%は事が足ります。

✔︎机のスペースが狭く非効率

建設業経理士2級の問題用紙、解答用紙はA4サイズではありません。

キノ

紙の規格がわからなかったので調べてみたら、1ページB4サイズということでした。

なので、問題用紙と解答用紙を並べるだけで、机の上に下書き用紙を並べる余裕はありません。

問題用紙に直接書いてしまえば、下書き用紙分スペースが開くので、効率的に問題を解いていくことができます。

もし、問題用紙のスペースが足りない場合に限り、下書き用紙を使うと良いでしょう。

3:わかる問題から解いていく

建設業経理士2級の試験は70点以上取れれば合格できるので、わからない問題は後回しにして、確実に得点できる自信のある問題から解いていきましょう。

キノ

わからない問題は空白にしておき、後ほど考える問題は、どこかにメモを残しておきましょう!

わからない問題を解かないと70点に届きそうにない場合は、全ての問題の見直しが終了した時点で取り組むようにします。

どちらにしろ、わからない問題が解けても、その他の問題でミスをしていたら合格することができません。

必ず、【わかる問題→見直し→わからない問題】の順番で解きましょう。

4:100点を目指さない

建設業経理士2級は70点以上で合格できるため、無理に100点を目指す必要はありません。

特に、第5問の精算表の問題で、下記の項目は後回しにして大丈夫です。

理由は、全ての仕訳に正解できないと解くことができない項目だからです。

後回しな項目
  • 完成工事原価
  • 法人税関連
  • 当期純利益

✔︎完成工事原価

完成工事原価は、未成工事支出金に関する仕訳が全て正解できないと、正しい金額が出せません。

減価償却費や退職給付費用など、未成工事支出金に振り替えるのを忘れそうな項目もあり、正確な金額を算出するのは結構大変です。

✔︎法人税関連

法人税関連は、先ほどの完成工事原価など含めて、全ての仕訳が正解できないと正しい金額が出ません。

よって、法人税は捨ててしまっても問題ありません。

逆に、

 

「法人税の算出に一生懸命になり、見直しの時間がなくなった・・・」

 

このようなパターンが一番よろしくありません。

✔︎当期純利益

当期純利益は、法人税の金額が出せて初めて正しい金額が出てきます。

なので、試験で緊張している中で当期純利益の金額を合わせるのはなかなか大変です。

キノ

受験生の半数以上当期純利益の金額まで合わないと思うので、ほとんど配点はないのではないかと個人的に思います。

1〜2点を稼ぐために多くの時間を使うくらいなら、しっかりと見直しをして確実に70点以上に届かせるように舵きりをした方が懸命です。

5:必ず見直しをするチェックポイントを書く

試験合格の鍵は、見直しをすることです。

特に見直しをした方が良いポイントを3つ考えてみました。

人それぞれミスりやすいポイントもあるかと思いますが、まずは下記の4つの項目をチェックしてみると良いです。

チェックポイント
  • 仕訳のホームポジション
  • 計算ミス
  • 精算表の記入欄

✔︎仕訳のホームポジション

仕訳のホームポジションが合っているか確認しましょう!

第1問の仕訳では、記号で記入する必要があるので、記号が貸借で逆になっていないか確認しましょう。

精算表でも貸借が逆になっているなどのミスも考えられます!

✔︎計算ミス

電卓の操作ミスなどで計算が間違えていることはよくあります。

計算が合っているかもう一度確認しましょう。

問題用紙に下書きとして、計算式を書いておくと検算が楽になります。

✔︎精算表の記入欄

精算表の記入欄は、目がチカチカするような細かさです。

これだけ細かいと書き間違えなどのミスが起きても不思議ではありません。

細かいし量も多く大変ですが、必ず見直しをしましょう。

  • 精算表の仕訳のホームポジションが合っているか?
  • 貸借対照表と損益計算書の書く場所が合っているか?
  • 整理記入欄の仕訳が合っているか?

など、見直しをする箇所は結構あるので、1つ1つ丁寧にみていきましょう!

6:時間が余ればわからない問題に着手する

わかる問題を全て解き、全ての問題の見直しが終了したら、余った時間で後回しにしていた問題を解きましょう。

建設業経理士2級の試験時間は2時間です。

見直しまでしても結構時間が余ると思いますので、慌てずゆっくりとわからなかった問題に挑戦しましょう!

7:5分休憩を取る

建設業経理士2級の試験は2時間と長丁場です。

普通に問題を解いても結構余裕を持って解き終わるので、途中で2〜5分くらい休憩を入れると良いです。

ちなみに、筆者は下記のポイントで5分ずつ休憩を入れました。

休憩のポイント
  • 第3問の解き終わり
  • 見直しに入る直前

筆者は、1〜5の順番で問題を解いていくのですが、第3問終了時に、5分ほど休憩をしました。

その後、全ての問題を解いた段階で、見直しをする前に5分ほど休憩を入れました。

脳が疲れると良いパフォーマンスが出せないので、建設業経理士2級のように休憩しても時間に余裕のある試験なら休憩を入れるのはアリだと思います!