「資格の勉強をしているけど集中できない・・・」
「10分も勉強したら疲れてしまう・・・」
「一度休憩したら、勉強に復帰できない・・・」
この記事では、筆者の体験談をもとに、集中して勉強する方法をご紹介していきます。
キノ
「勉強が面白い!楽しくて楽しくて仕方がない!」
こういう人以外は、長時間勉強するのは結構苦痛だと思います。
眠くなったり、飽きてきて集中力がなくなり、勉強していても何か他のことを考えている・・・
こういうこともあると思います。
また、5分だけ休憩しようとスマホを見たら最後、
「20分しか勉強していないのにスマホを2時間も見ていた・・・」
こんなこともあると思います。
毎回集中して勉強できれば良いのですが、なかなかうまく集中できないものですよね。
そこでこの記事では、「集中する方法」「休憩方法」「休憩から復帰する方法」の3つご紹介していきますので、最後までご覧ください。
〜この記事でわかること〜
勉強に集中する方法
この章では、集中して勉強をする方法をご紹介します。
筆者が試して効果があったと思うものを思いつく限り書いているので、気になったものがあれば試してみてください。
かなり長くなってしまったので、気になるところを読んでいただいても大丈夫です。
キノ
1:イヤホンをする
雑音が入ると一気に集中力が途切れてしまいます。
例えば、スマホの通知オンが鳴ると、大きく集中力が途切れるという研究結果もあるみたいです。
なので、集中力が途切れないようにイヤホンをして雑音を遮断しましょう。
個人的なおすすめはAirPods Pro2です。
AirPods Pro2には、ノイズキャンセルという外音を遮断してくれる機能が付いているため、うるさい環境でも勉強に集中することができます。
他にもノイズキャンセル機能が付いているイヤホンもありますが、AirPods Pro2はとても軽いので長時間つけていても耳への負担が小さいのでおすすめです。
注意点としては、イヤホンをしながら音楽を聴いたり動画を再生してしまうと勉強に集中できません。
音楽を聴く場合は、ホワイトノイズや自然音、英語がわからない人は激しすぎない洋楽なんかだと集中して勉強できると思います。
イヤホンをつけて無音にしておくのもおすすめです!
色々試してみてくださいね!
2:瞑想状態を作る
勉強に集中できない時って、大体下記の2つのパターンに当てはまると思います。
「意識が雑念に支配されている」
「疲れて頭が働かない」
疲れて頭が働かない場合は、一度休憩するか、その日は勉強をやめる必要があると思います。
意識が雑念に支配されている場合は、下の章で解説する「メモをして雑念を捨てる」か、今から紹介する「瞑想状態を作る」のが有効だと感じています。
瞑想状態を作る方法は、下記のようにするのがおすすめです。
瞑想を始めるときは、目をつむっていて危ないので、しっかりと椅子に深く腰掛けて座るようにしてください。
また、ピンっと姿勢を正して行いましょう。
イヤホンをつけて行うとより集中できます。
肩の力を抜く時は、肩を回してみると抜けやすいです。
全身に力を入れるのがきつければ拳に力を入れて握り込むだけでも良いです。
5秒ほどキープして力を抜くことでリラックスできます。
「漸進的筋弛緩法」(ぜんしんてききんしかんほう)というみたいです。
呼吸にだけ意識を向けるようにしましょう。
このとき、雑念が浮かぶようなら、呼吸にだけ意識を向けるように注意してください。
目をつむっている状態なので視界は真っ黒のはずです。
この状態で目の前の黒を意識して、どんどん黒が濃くなっていくのを感じてみてください。
黒だけに意識を集中させるため、雑念は消えているはずです。
もし、雑念が湧いてくるようであれば、一旦雑念のことは切り離して黒だけに集中するようにします。
2〜3分STEP5を行い、雑念が消えたら目を開けて勉強に取り掛かりましょう。
このような手順で瞑想を行うと頭の中の雑念がなくなるのでおすすめです。
下記のような自己催眠の本を見て、個人的に集中できたなと実感したやり方を共有しました。
正規のやり方ではないので、もし興味があれば自己催眠などの本を読んでみるのもおすすめです。
3:あと1ページだけやると言い聞かす
勉強に疲れてくると、集中力が途切れてしまいますので、
「次のページだけは目を通す」
「あと1ページだけやる」
など、ラストスパートで追い込むことで集中力を再度作ることができます。
例えば、問題集を解いていて、
「もう疲れたから、問題は解かなくてもいいから、次のページだけ軽く読んで終わろう」
「あれ、この問題なんかできそうだからせっかくだし解いてみるか」
このように、
「あと1ページだけ頑張る!」
という追い込みを作ることで、最後まで集中しながら勉強することが可能です。
4:時間を区切る(5分でも良い)
長時間集中できない方は、短い時間でも良いので勉強をしましょう。
塵も積もれば山となるです。
最初のうちは5分だけ集中して勉強をして、2日後は6分集中する。
1週間後は10分集中して勉強できるようにと、少しずつ集中できる時間を長くしていく努力をすると良いと思います。
もちろん、1日5分だけ勉強するわけではなく、5分勉強したら5分休憩して、また5分勉強する。
「疲れたから今日はもう勉強無理・・・」
と限界が来るまで勉強しましょう。
1回の勉強が5分しか続かなくても、勉強時間より休憩時間の方が長くなってしまっても、トータルで1日1時間以上勉強できれば御の字です。
最初は無理せず、あなたのペースで勉強してみてください。
5:気になったものを先に潰す・メモをする
勉強をしている中で、
「そういえば、このあとの歯ブラシを買わないと」
こんな感じで雑念が生じてしまうことって良くあると思います。
このような状態になってしまうと、
「歯ブラシを買うついでに歯磨き粉も買わなきゃ・・・あと、水がなくなったから1ケース頼まなきゃ」
なんて無限に雑念が連鎖していってしまいます。
こんなんじゃ勉強に集中するなんて無理です。
ですので、雑念が湧いてきてしまったら、すぐに解決できることは解決してしまいましょう。
水だったらネット通販でその場でポチってください。
歯ブラシと歯磨き粉は買い物の時に買うのであれば、忘れないようにメモに書いておきましょう。
これで雑念が一時的に無くなったので、再び集中して勉強に戻ることができます。
6:机の周り・部屋を綺麗にする
机の周りや部屋が汚いと集中力が途切れてしまいます。
目に入った物(情報)が脳を支配してしまい、集中力が途切れます。
なので、できれば勉強に不要なものが目に入らないような空間を作ると良いです。
もし、勉強空間を作れない場合は、フードを被り強制的にテキストなどの勉強道具しか視界に入らないようにすると良いでしょう。
7:筋トレをする
勉強に集中できない時は、筋トレをしてみるのも良いです。
ずっと座って勉強をしていると、血流が悪くなり頭に血が回らなくなりますので、少し立ち上がって筋トレをしてみましょう。
心拍数が上がれば、血流が良くなり集中力も上がるはずです。
また、勉強中に雑念が湧いてきてしまった際も、筋トレをしてリフレッシュできます。
個人的には、気軽にできるスクワットがおすすめです。
椅子に座ったままできる「空中エアロバイク(勝手に命名しました)」もおすすめです。
空中エアロバイクのやり方は、椅子に座ったまま足を上げて自転車をこぐ要領で足を動かします。
キノ
他には、室内であれば腕立て伏せや腹筋運動、図書館など公共の施設の場合は階段の上り下りなんかも心拍数が上がっておすすめです。
家にダンベルがあるとさらに筋トレの幅が広がります!
可変式ダンベルがおすすめです!
男性なら48キロ・女性なら24キロくらいのものがおすすめですが、本格的に鍛えるつもりのない方は男女共に24キロのもので十分だと思います。
キノ
8:換気をする
集中するには換気をするのもおすすめです。
窓を閉めっきりにすると、酸素濃度が下がり脳の動きが鈍くなり勉強に集中できなくなります。
窓をずっと開けていると室内の温度が変わってしまいますので、5〜10分くらい換気をしたら窓を閉めて、2時間くらいの頻度で換気をすれば十分だと個人的に感じています。
9:観葉植物を置く
観葉植物を置くことで集中力が上がるそうです。
植物を見ることで、ストレスが緩和されたり、空気をキレイにしてくれる効果があるからみたいです。
筆者は植物を育てるのが好きで、部屋に色々な植物を置いているのですが、実際に植物があることで集中力が上がったかは不明です。
ただ、癒しなりますし、育てている植物が大きくなっていくのを見るのは楽しいので、興味のある人は購入を検討してみてはいかがでしょうか?
下記の記事で、おすすめの植物を紹介していますので参考にしてみてくださいね。
10:水分補給をする
水分補給をすると集中力が上がるという動画を見たことがあるのですが、水分を補給したからといって集中力が上がるという実感は個人的にはありません。
ただ、人間の体の多くは水分でできており、水分補給はとても重要です。
勉強に集中していると水分補給を忘れてしまいがちなので、こまめに水分補給をするようにしましょう。
11:アロマ・お香を使う
最後にご紹介するのは、アロマやお香などの香りを楽しむものです。
このあたりは実際に匂いを嗅いでみてお好みのものを購入すれば良いでしょう。
個人的におすすめなのはアロマなら「(ペパー)ミント」「ティーツリー」「ローズマリー」などのスッキリ系の香りのものです。
キノ
アロマストーンに垂らして使ったり、ディフューザーを使ったりしても良いでしょう。
アロマストーンはダイソーで300円くらいで買えたと思います。
アロマディフューザーもダイソーで、アロマオイル対応の保湿機が500〜700円くらいで購入できます。
アロマオイルにはエッセンシャルオイル(精油)とそれ以外に添加されているアロマオイルがあり、ディフューザーによっては精油しか使えない、アロマオイルしか使えないなどの条件があります。
心配な方は、アロマストーンを使用するか、カップにお湯を入れてアロマを垂らすようにすると良いでしょう。
お香に関してですが、お香は火を使うので心配な方は使わなくても大丈夫です。安全なアロマを使いましょう!
筆者も心配症で色々考えたのですが、最近では火事の心配の少ないお香立てもありますので、そういうのを活用することにしました。
▼筆者が実際に使っているお香立ては下記のものになります。
また、お香にはコーンタイプというものがあり、少し大きめの容器に入れることで火事の心配を減らすことができます。
▼コーンタイプのお香は下記のようなものです。お好きな香りのものを買ってみてください。
筆者は100均で購入した缶?(蓋付きの容器)を使用しているのですが、参考例として別の商品を紹介しておきます。
ほかには、蓋付きの灰皿などもおすすめです。
キノ
▼コーンタイプのお香立て
効率の良い休憩方法
この章からは、効率の良いと感じている休憩方法をご紹介します。
- 瞑想をする
- 運動(スクワット)をする
- 甘いものを食べてぼーっとする
- 植物を眺める
- NG:スマホゲームをする
1:瞑想をする
脳は休んでいる時に情報を整理して記憶するそうなので、休憩時間は何も考えずに瞑想をすると良いです。
瞑想をして脳を休めることで、休憩後の勉強にもスムーズに取り組めるでしょう。
瞑想の仕方は、「2:瞑想状態を作る」でご紹介しています。
2:運動(スクワット)をする
座って勉強をしていると、血流が悪くなり眠くなったり頭が働かなくなったりします。
なので、休憩中に運動をしてストレスを解消しましょう。
筋トレについては、「7:筋トレをする」でご紹介しています。
3:甘いものを食べてぼーっとする
勉強をすると脳がエネルギーを使うので、甘いものでエネルギーチャージしましょう。
食べすぎると太るので、ほどほどに・・・
甘いものを摂取した後は、目を閉じてぼーっと何も考えないように過ごすことで脳が休まります。
先ほどご紹介した瞑想をしても良いでしょう。
4:植物を眺める
勉強をしてストレスが溜まったら、観葉植物を見て癒されるのも良いと思います。
おすすめの観葉植物については、「9:観葉植物を置く」でご紹介しています。
5:注意!スマホゲームはNG!
ここで1つ注意点をご紹介します。
それは、休憩中にスマホゲームをやってはいけないということです。
最近、スマホゲームにハマっているのですが、休憩中にスマホゲームを行うと、ほぼ100%勉強に復帰できないです。
スマホゲームは勉強終了後に遊びましょう。
休憩からすぐに復帰して勉強する方法
最後に、休憩から勉強に復帰する際のポイントをご紹介します。
勉強中に休憩を取ると、
「勉強するの面倒・・・」
「今日はもう終わりでいいか・・・」
などの感情に支配されて、勉強ができなくなってしまいます。
この章では、このような感情に打ち勝ち、休憩後に勉強をする方法をご紹介します。
- 気になるところで勉強を終わらせる
- カウントダウンをしてすぐに勉強に取り掛かる
- 勉強しなくてはいけない理由を思い出す
- 全身に力を入れて気合いを入れる
1:気になるところで勉強を終わらせる
休憩後に勉強再開するための方法として、気になるところで勉強を中断しておくというテクニックがあります。
気になるとこで勉強を中断すれば、休憩後に、
「そういえば、あの問題ってどうやって解くんだっけ?気になる・・・」
と勉強を再開できる可能性が上がります。
すぐに使えるテクニックなので早速試してみてください。
2:カウントダウンをしてすぐに勉強に取り掛かる
3〜5秒カウントダウンして、0になったらすぐに勉強に取り掛かることで勉強を再開しやすくなります。
5秒ルールというらしいです。
有名なので効果的な人もきっと多いと思います。
個人的にはあまり効果がなかったので、人によるのかなと思います。
3:勉強しなくてはいけない理由を思い出す
勉強しなくてはいけない理由を思い出すことで、自分自身に喝を入れる方法です。
個人的には勉強しないことで起こるネガティブなことをイメージすることで、比較的すぐに勉強に復帰できます。
例えば、
「今の年収だと生活が苦しすぎるから、〇〇の資格を取って年収を上げるんだ!」
みたいな感じです。
もちろんポジティブなイメージを使っても勉強を再開することができます!
「この資格をとって年収を上げて海外旅行に行くんだ!」
みたいな感じですかね?
どちらか気持ちの強い方のイメージを使って、休憩から勉強に移行できるようにしましょう。
4:全身に力を入れて気合いを入れる
最後にご紹介するのは、全身に力を入れて気合いを入れることです。
休憩中に抜けてしまった力を意識的に入れ直すことで、再び勉強モードに入ることができます。
全身でなくても、拳を強く握り込むことで緊張状態を作ることで脳が覚醒状態になるみたいです。
力を入れた状態を5秒ほどキープして一気に力を抜くことで、体を弛緩させることでリラックス状態を作って勉強に取り掛かりましょう!
キノ
まとめ
この記事では、勉強に集中する方法を「勉強中に集中する方法」「効率的な休憩方法」「休憩から復帰する方法」の3つの視点でご紹介してきました。
基本は個人的に効果のあった方法をご紹介していますが、一部効果はなかったけど一般的に有名な方法もご紹介しています。
「勉強になかなか集中できない・・・」
という方は、この記事で紹介した内容を一通り試してみて、あなたに合った方法を見つけてみてくださいね!