「テキストや過去問ってどれを買ったらいいの?」
「出版社によって内容は異なるの?」
「おすすめの教材があれば知りたい!」
この記事では、日商簿記2級に独学で合格した筆者が実際に使用していたテキストをご紹介します。
キノ
日商簿記2級は人気資格のため、各社スクールがテキストを出しています。
受験生からしたら選びたい放題なのですが、種類が多すぎてどれを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、参考程度に筆者が独学で勉強していた時に使っていたテキストや問題集の感想をご紹介します。
- テキスト:パブロフ簿記2級(商業・工業)
- 問題集:パブロフ総仕上げ問題集
- 仕訳アプリ:パブロフ
- 動画教材:Udemyの簿記2級講座
- 予想問題集:Udemyの簿記2級模擬試験
これから最高★5つで評価をしていくのですが、あくまでも個人の意見ですのでご了承ください。
〜この記事でわかること〜
テキストは紙よりも電子書籍がおすすめ!
感想に入る前に、テキストを購入する場合は紙のテキストよりも電子書籍タイプのテキストがおすすめな理由を解説します。
理由は、スマホ1つあればいつでも学習ができるからです。
社会人にとって、まとまった勉強時間を確保するのは結構難しいです。
なので、社会人が効率良く簿記2級に合格するにはスキマ時間を活用する必要があります。
電子書籍であれば、電車の待ち時間などのスキマ時間を活用して勉強を進めることができます。
これからテキストを購入する方は、電子書籍のKindleか楽天KOBOでテキストを購入すると良いでしょう。
実際に購入した簿記2級テキストの感想!:【評価:★★★★★】
筆者が日商簿記2級に合格するために購入したテキストは「パブロフのテキスト&問題集」です。
キノ
パブロフテキストが使いやすいと感じたポイントは下記の通りです。
- 解説動画がある
- 練習問題が章末にある
- ブログに有益な情報がある
それぞれ解説していきます!
※テキストを購入するときは、Amazonや楽天の立ち読み機能を使って、中身を確かめてみるのがおすすめです!
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1:解説動画がある
個人的に感じた、パブロフテキストの一番魅力は、練習問題に解説動画があることです。
キノ
独学では、テキストを読んで自分なりに解き方を身につけるしかありませんが、パブロフテキストの場合は、著者のよせだ先生の問題の解き方を動画で視聴できます。
キノ
日商簿記2級では、税効果会計や連結会計など難しい論点も含まれているので、解説動画を繰り返し視聴して問題の解き方を身につけると良いです。
2:練習問題が章末にある
パブロフテキストは、「各論点の解説→練習問題→解説・・・」という流れで構成されています。
通常、テキストの1章を読んで、練習問題を解いて、また次の1章を読む・・・
という流れで勉強していくので、パブロフテキストは、1ページ目から順番に勉強していけばOKなのが使い勝手が良いです。
他のテキストだと、巻末に練習問題という作りになっているものも多いので、パブロフ簿記シリーズは読者目線で考えても使いやすいテキストだと思います。
3:ブログに有益な情報がある
パブロフ簿記には公式ブログがあり、ネット試験の解き方、試験情報など、簿記試験に合格するための情報が公開されています。
また、テキストの内容についてのコメントに返信をもらえたりもするみたいです。
テキストの補完的な使い方も出来るので、スキマ時間にチェックすると良いでしょう。
上記の内容を踏まえて、独学用のテキストとは思えないほど充実したテキストのため【★★★★★】としました。
実際に購入した簿記2級問題集の感想!:【評価:★★★★☆】
筆者が使用してた問題集は、同じパブロフシリーズの「総仕上げ問題集」です。
ここでいう問題集とは、論点別にまとまった問題集のことで、予想問題集とは別物です。
パブロフの総仕上げ問題集の特徴は、問題の次のページに解説が載っていることです。
この手の問題集の場合、解説が別冊になっていることが珍しくありませんが、パブロフの問題集の場合は問題の次のページに解説が載っています。
なので、わざわざ何ページもめくって解説を探す必要がありません。
ただし、解答用紙は別冊になっているので、個人的には若干の面倒臭さがありました。
そのため、【★★★★☆】としました。
しかし、iPadを持っている場合、『問題用紙(解説)|解答用紙』と2画面表示することでこの弱点を克服することが可能です!
スクリーンショットでiPadに画像を取り込んでいたので、カフェなど過去問を勉強するほどではない場面で苦手な論点の復習などに使用していました。
iPadがあると、出先でもiPadと電卓だけ持っていけばいつでも勉強できておすすめです!
パブロフの「総仕上げ問題集」では、模擬試験2回分とネット模擬試験が1回分ついているので、商業と工業を1冊ずつ購入すると、全部で6回分の模擬試験をゲットできます!
ちなみに、筆者は、問題集を下記の2通りの使い方をしていました。
- テキストを1周読み終えた後、過去問の勉強に入る前
- 苦手な論点の復習
実際に購入した簿記2級仕訳アプリの感想!:【評価:★★★★★】
仕訳アプリはスキマ時間を活用して勉強できる神ツールです。
電車の中や仕事の休憩中など、あらゆる場面で簿記の勉強が可能です!
キノ
パブロフの仕訳アプリの場合、レベル1〜3で選択できるので、下記のようなタイミングでレベルを上げていけば良いと思います。
- テキスト1周未満:レベル1
- 問題集1周未満:レベル2
- 問題集1周以降:レベル3
また、分野別で練習できるので、苦手な論点の復習としても優秀です。
キノ
また、アプリにもネット模擬試験が1回分ついています。
これらを踏まえ、パブロフの仕訳アプリの評価は【★★★★★】としました。
キノ
パブロフの公式ブログの方にも仕訳アプリの情報があるので参考にしてください。
実際に購入した簿記2級動画教材の感想!:【評価:★★★★★】
簿記2級をテキストのみで独学するのは結構大変です。
筆者のように、
「文字ベースだけで勉強するのは苦痛だ・・・」
という方は、動画教材を購入すると良いでしょう。
筆者が購入した動画教材は、下記の3つです。
- 【元大手資格予備校講師が解説】スキマ時間で!ビジュアル簿記2級【商業簿記編】
- 【元大手資格予備校講師が解説】スキマ時間で!ビジュアル簿記2級【工業簿記編】
- 予備校講師直伝の日商簿記2級模擬試験実戦答練
※予備校講師直伝の日商簿記2級模擬試験実戦答練について、予想問題集のところでお伝えします。
パブロフのように四コマ漫画などで工夫されていても、読書スピードの遅い筆者にとって、いきなりテキストを読むのははかなり苦痛でした。
キノ
その点、動画を見てからテキストを読むと、
「あ、これさっき動画で言ってたことか!」
と頭の中にすんなり入ってくる感覚があるのです。
「それなら、テキストは買わずに動画教材だけでいいのでは?」
と考えてしまいそうですが、動画だと知りたい情報を探すのに苦労します。
なので、テキストは辞書的な感じで使って、メインは動画を見るという感じで勉強すると勉強効率が上がりますよ!
ビジュアル簿記2級講座では、パワーポイントを動かしながら解説してくれるのでわかりやすいです。
また、こちらの簿記2級講座では、Q&Aのページで、チャット形式で講師に直接質問することができます。
もし、質問するのが恥ずかしいというタイプの方は、他の受講生の質問内容を見ることができるので、参考になるかもしれません。
おそらく、この動画教材がなければ簿記2級の勉強は挫折していただろう・・・と思うので、この点も踏まえて評価は【★★★★★】としました。
Udemyは頻繁にセールを実施しており、商業・工業のそれぞれ1,340円(合計2,680円)で購入できました。
※購入履歴を確認済み
購入する際は、セール期間中に購入することを強くおすすめします。
Udemyでは無料でお試し視聴も出来るので、講座の雰囲気を確かめることもできますよ!
下記のボタンを押すと、それぞれ商業簿記編・工業簿記編の販売ページにジャンプできるようになっているので、まずは無料視聴してみてくださいね!
実際に購入した予想問題集の感想!:【評価:★★★★★】
最近の日商簿記3〜2級では、過去問の販売がなくなってしまっているようです。
なので、予想問題集を購入して勉強する必要があります。
ただ、完全に個人的な感想ですが、市販されている予想問題集は解説がわかりにくいのでおすすめしません。
ただでさえ予想問題集は難しいので、文字ベースの解説を見ても意味がわからないと感じる方もいるでしょう。
個人的なおすすめは、Udemyの「予備校講師直伝の日商簿記2級模擬試験実戦答練」講座です。
こちらのコースは、全部で6回分の予想問題に全て動画での解説がついているのが特徴です。
もちろん、問題用紙、解答用紙、解答、解説全てPDFとしてダウンロードできます!
模擬試験で動画付きの解説が見られるのは、独学者にとってありがたいことなので、評価は【★★★★★】としました。
キノ
筆者が使っていた教材についている模擬試験は下記の通りで、これだけ模擬試験を練習すれば合格できるレベルに到達できます。
2〜3回分だけ実力試しに残しておき、残りは平均85点以上取れるようになるまで問題を解きましょう!
- パブロフ商業テキスト1回分
- パブロフ工業テキスト1回分
- 商業編「総仕上げ問題集」3回分
- 工業編「総仕上げ問題集」3回分
- 商業編パブロフ仕訳アプリ1回分
- 予備校講師直伝の日商簿記2級模擬試験実戦答練6回分
- 合計15回分
※総仕上げ問題集は、ネット試験1回と紙試験2回です。
まとめ
この記事では、日商簿記2級の独学に使っていたテキスト・問題集の感想をご紹介しました。
ここでもう一度テキストと問題集の評価を載せておきます。
- テキスト:パブロフ簿記2級(商業・工業)★5
- 問題集:パブロフ総仕上げ問題集★4
- 仕訳アプリ:パブロフ★5
- 動画教材:Udemyの簿記2級講座★5
- 予想問題集:Udemyの簿記2級模擬試験★5
簿記2級独学者の方は、特にこだわりがなければパブロフシリーズを購入しておけば間違いありません。
そのくらいクオリティーの高い教材でした。
テキストは、スマホでいつでも勉強できる電子書籍がおすすめです。
キノ
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簿記2級は難しいので、可能であれば動画教材を購入することをおすすめします。
個人的なおすすめは、Udemyの簿記2級講座です。
セール時に購入することで1,500円前後で購入することが可能です。
Udemyの講座では、講師に質問をするとコメントを返してもらえるため、独学の場合でも安心で勉強をすることができますよ!