「全経上級の理論問題難しくない?」
「全経上級の理論対策ってどうやってる?」
この記事では、全経上級の理論対策はどうやれば良いのかについて、2024年7月現在試している勉強方法(暫定版)と参考書をご紹介します。
2025年2月の試験に向けて、苦手な理論問題の対策を色々考えています。
今回記事にしている内容が効果的なのかはまだわかりませんが、何かしらの参考になれば幸いです。
〜この記事でわかること〜
使用しているテキストを紹介!
理論対策にしようしているテキスト・参考書は下記の通りです。
- 全経簿記上級過去問題集出題傾向と対策24年7月・25年2月試験用
- 学べる理論問題集日商簿記1級・全経簿記上級
- テキスト
- 企業会計原則(各種基準)or財務諸表理論テキスト
1:全経簿記上級過去問題集出題傾向と対策24年7月・25年2月試験用
全経上級の過去問集です。
ネットスクール社が販売している過去問で、理論対策や財務分析の勉強が他の過去問よりも使いやすいかもな、と思い購入しました。
(買ったばかりなので、後日使用感のレビュー記事書きます!)
キノ
電子書籍派の筆者としては、紙媒体しか売っていないのが残念なのです・・・
そういえば、過去問の電子書籍って見たことがないかも?
こちらの過去問では、
- 理論対策で問題1の〇×問題が論点ごとにまとめられている
- 財務分析の覚え方がまとめられている
この2点が結構重要なポイントかなと思います!
2:学べる理論問題集日商簿記1級・全経簿記上級
理論対策用に購入した問題集です。
キノ
※テキストを購入するときは、Amazonや楽天の立ち読み機能を使って、中身を確かめてみるのがおすすめです!
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既に楽天KOBOを購入したことがある方も、別のキャンペーンをやっていることも多いのでチェックしてみてくださいね!
こちらもネットスクール社の問題集です。
なぜこの問題集を選んだのかと言うと、基準の背景にある考え方や理由が記載されていると書いてあったからです。
24年7月の215回の試験でも、理論問題は「なぜ?」の部分が問われている問題が多かったです。
工場と本社を独立して会計処理する理由は?など
単純な単語を暗記するレベルだと、全経上級の理論問題には対応できません。
この問題集は初学者でも基本をしっかりと押さえられる問題集だなと思って購入しました。
また、会計基準のみではなく、原価計算基準や概念フレームワークの内容も含まれているので、理論問題が苦手な方にはとても良い問題集なのではないかと思いました。
9論点で解説動画があるのも嬉しいポイントです!
キノ
こちらの問題集はKindleと楽天KOBOでも販売がありますので、電子書籍派の方にもおすすめです。
3:テキスト
テキストはお持ちのものを使っていただければと思います。
筆者は、通信講座で提供されたテキスト(未販売品)を使用しているため、ここではご紹介は控えておきます。
財務分析や理論の記述問題は、日商簿記1級では出題されないけど、全経上級では出題される問題です。
このような問題に対応するには、
「全経簿記上級過去問題集出題傾向と対策24年7月・25年2月試験用」のような、日商簿記1級は勉強したことはあるけど、全経上級はない人が勉強しやすい問題集を購入しましょう。
4:企業会計原則(各種基準)
会計基準はインターネットで検索してPDFを見つけてください。
基準を読むのは大変ですが、解説書などと一緒に読むと理解度が高くなるのではないかと思います。
筆者はネットスクール出版の「税理士とおる理論ナビ 財務諸表理論」という参考書を購入して、辞書として使用しています。
リンクを作ることができなかったので、ボタンタイプでご紹介します。
Amazonの商品ページにジャンプします!
※クリックしても購入にはなりませんのでご注意ください!
おそらくもう新品では販売していない本だと思うので、中古でも高いです。
「税理士の財務諸表理論のテキストなら大体同じなのかな?」
という気もするので、参考までに他のテキストを貼っておきます。
理論問題の勉強方法!
理論の勉強についてですが、下記のような手順で実施していこうと思います。
1:学べる理論問題集日商簿記1級・全経簿記上級を解く
学べる理論問題集日商簿記1級・全経簿記上級で、問題を解きながら理論的な背景を勉強していきます。
この問題集は、日商簿記1級と全経上級対応と書かれていますが、
「どちらかと言うと日商簿記1級の理論対策向けかな?」
というような印象を受けました。
ただ、理論が苦手な人にとっても取り掛かりやすい構成と解説になっていると思うので、まずはこの書籍を使って基礎力をつけていこうと思います。
勉強方法としては、論点ごとに問題集を解いて、テキストを確認する。
という感じで勉強を進めていこうと思っています。
具体的には、棚卸資産の評価・固定資産の減損・有価証券の評価など項目ごとに分かれています。
棚卸資産の評価を勉強したら、テキストの商品売買の章を読むみたいな感じです。
キノ
2:テキストで該当箇所を読む
テキストにも理論的な背景が書かれていると思いますので、学べる理論問題集日商簿記1級・全経簿記上級の補完として、該当箇所のテキストを読むようにします。
テキストはサラサラっと読み流していき、気になった箇所を読み込むような勉強にしようと思います。
毎回じっくりテキストを読んでいたら時間がかかりすぎるので、理論対策の時は気になった箇所をじっくりと読み、それ以外のところはさらっと読み流すことにしました。
この学習を何度も続けていけば、何度もテキストを読むことになると思うので、繰り返し効果で自然と頭に定着することを期待した勉強方法です。
仕事のある日は1〜2時間くらいは勉強ができると思います。
1:理論問題集と2:テキスト読みを実施しても30〜1時間でできました!
なので、毎日の勉強は、理論勉強(30分〜1時間)+商業か工原の計算問題を30分〜1時間をセットで、大体2時間くらいで回していく予定です。
キノ
3:該当する会計基準を読む
全経上級では、会計基準の抜粋が問題1で出題されます。
以前までの全経上級(205回くらいまで?)は、割と同じような問題が繰り返し出題されていた気がするのですが、
「最近の全経上級の問題1難しいですよね!?」
なので、会計基準も適宜さらっと流し読みしていくようにします。
具体的には、週に1度理論対策デーを作り、このタイミングで会計基準をさらっと読んでいこうと思います。
また、変則的に、テキストを読む代わりに会計基準を読む日を作っても面白いかなと感じています。
まだ勉強方法を工夫している最中なので、1ヶ月くらい実践してみて効果があればご報告します!
4:定期的に過去問を解く
過去問を解くことも理論対策の1つです。
特に問題1は、過去問の反復勉強が非常に効果的だと感じています。
理論対策デーに過去問を解いて、
「日々の勉強がどれだけ生かされているのか?」
「自分が苦手としている論点はどこか?」
などを確認しながら過去問を解いていこうと思っています。
まとめ
この記事では、全経上級の理論対策について、勉強方法の暫定版をご紹介しました。
前回24年7月の215回を受験してきて、理論対策は本格的にやらないと合格できないと感じました。
商業の仕訳も年々難しくなっているように感じましたし、何より会計で足切りになってしまっては元も子もありません。
今回考えた理論対策方法は、とにかく理論の基礎力をつけるための勉強方法です。
ざっくりとですが、
『理論問題集を解く→テキストを読む→会計基準を読む→過去問を解いて確認する』
の繰り返しで理論の基礎力をつけて、試験本番である程度アドリブで点数がもらえるような勉強をしていこうと思います。