「ITパスポートのテキストの効率的な勉強方法は?」
「テキストって最初に読めばいいんだよね?」
「テキストを読んでも内容を覚えていられない・・・」
この記事では、ITパスポート試験に合格するためのテキスト・動画教材の勉強方法について解説します。
キノ
これからITパスポートの勉強を始める方、ITパスポート試験の勉強方法で悩んでいる方など、ITパスポート試験に合格したい方は最後までご覧ください。
今回お伝えする内容は、あくまでも効率良く試験に合格するための勉強方法です。
もっと詳しく勉強したいという方は、しっかりとテキストを読み込んでください。
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〜この記事でわかること〜
ITパスポート試験勉強で効果のないテキスト・動画教材の使い方
一般的なテキストを使った勉強方法は下記のような感じだと思います。
- テキスト&動画教材を見る
- 問題集を解く
- テキストを辞書代わりにたまに見る
最初にどのようなことを勉強するのか、全体像を確認するために一通りテキストを読み、その後問題集を解く。
暗記科目の資格試験を受けるのが初めてだったので、上記のような勉強をしていのですが、過去問を解いている途中で、
「テキストの内容を全く覚えてない・・・」
という状態になっていました。
エビングハウスの忘却曲線によれば、24時間で70%は忘れているとのことなので、仮に1週間かけて丁寧にテキストを読んでもほとんど覚えていません。
これでは、テキストを読み込んでいた時間がもったいないですよね。
では、どのようにテキストを使って勉強したら良いのでしょうか?次の章で解説します。
効果的なテキスト・動画教材の使い方!
ITパスポート試験で効果的なテキスト・動画教材の使い方は下記の通りです。
- 最初に速読する
- 用語集作成のために使う
- わからないところだけ読む
1:速読する
速読というと胡散臭く感じる方も多いかもしれませんが、テキストの内容をざっくりと把握するのにとても使える技術です。
一部の人だけができる、30分で完璧にテキストの内容を頭の中に入れる速読ではありません。
簡単にですがやり方を書いておきます。
5分くらいを目安に読みましょう。
テキストのボリュームにもよりますが、20分くらいで全てのページをめくりましょう。
個人的なおすすめは、ページを開いた時に一番目立つ部分(見出しなど)と太文字になっている部分を見て、内容をざっくりと把握します。
例えば、生成AIのページを開いたとしたら、
「あ、ここは生成AIについて書いてあるページか、ニューラルネットワーク、機械学習、なんか聞いたことあるな・・・」
くらいざっくりとで読み進めましょう。
速読の目的はざっくりと全体像を知ることなので、読み込む必要はありませんが、なんとなく気になったところがあれば読んでみても良いです。
後々過去問を勉強する時に、たまたま読んだ問題が出題されると、テンションが上がって記憶に残りやすくなります。
時間をかけすぎないようにしましょう。
速読なんていうと、
「しっかりと読まないと意味がないのではないか?」
と考える方も多いと思いますが、ITパスポートのテキストは結構ボリュームがあるので、急ぎめに読んでも1〜2週間はかかると思います。
仮に1週間でテキストを読み切ったとしても、1週間前に読んだテキストの内容なんてほとんど覚えていないはずです。
なんだったら、30分で速読してすぐに過去問の勉強を始めた方が、1週間かけて熟読した場合よりも、記憶に残っている可能性すらあります。
テキストは必要な箇所だけしっかりと読めば、試験の合格基準点は取ることができます。
2:用語集作成のために使う
テキストを購入すると、付録で用語集が付いていることが多いと思います。
その用語集を使って、オリジナルの用語集を作成しましょう。
テキストに付いている用語集をそのまま使わない理由ですが、カスタマイズ性が悪いからです。
ITパスポート試験では、たくさんの用語を覚える必要があるのですが、1つ1つ覚えていたら効率が悪いです。
効率良く暗記するには、似たような用語2つ以上をセットで暗記する必要があります。
キノ
付録の用語集でも意味が近い用語を近くに書いてくれていますが、全く意味の異なる1文字違いの用語なんかも一緒に覚えた方が良いです。
オリジナルの用語集なら、用語の移動も容易です。
書き込みも簡単にできます。
個人的なおすすめは、マインドマップアプリや、パソコンを持っている人ならエクセルに作っても良いです。
紙の用語集を印刷してハサミで切ってノートに貼っても良いです。
最初に用語集を作っておくと、過去問を勉強する時に便利なので、可能であれば早い段階(テキストを速読する前)で作成しましょう。
キノ
3:わからないところを中心に読む
テキストをじっくり読むのは、過去問を解いてわからないところだけで大丈夫です。
理由は、ITパスポート試験では「用語集だけで対応できる問題」と、「それ以外の問題」が出題されるからです。
用語集だけで対応できる問題の場合は、過去問で出題された言い回しなどを用語集にメモして暗記しましょう。
用語集だけでは対応できない問題が出てきたら、テキストを読みながら過去問の勉強を進めましょう。
まとめ
この記事では、ITパスポート試験勉強の効果的なテキスト・動画教材の使い方をご紹介しました。
ITパスポート試験は範囲が広くテキストのボリュームもあるため、テキストを読んでも過去問を解く頃には忘れています。
どうせ忘れるのだから、時間を掛けてテキストを読むのは非効率です。
とは言っても、テキストを読まないと不安になる方も多いと思いますので、テキストは30分を目安に速読しましょう。
テキストは、過去問の勉強の中で必要になれば読むだけでも、過去問をしっかりと勉強していれば合格基準点を取ることができますよ。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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