「ITパスポート試験に落ちた・・・」
「再受験したいけどまた落ちたらどうしよう・・・」
「どうやったら合格できる?」
この記事では、ITパスポート試験に落ちてしまった方向けに、再受験で受かるコツをご紹介します。
ITパスポート試験に落ちてしまった方の中には、
「5回分の過去問を、正解率80%以上にしていたのに落ちた・・・」
絶対受かるでしょう。という状態に仕上げて受験したのにも関わらず600点に届かずに落ちてしまった方もいるかもしれません。
この記事では、筆者がギリギリながらも過去問直近2回分の勉強で合格基準点を取れたITパスポート試験に受かるコツをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
〜この記事でわかること〜
準備:試験に落ちた原因を考える
はじめにやっていただきたいことがあります。
それは、落ちてしまった(600点以下になってしまった)原因を考えることです。
- 勉強不足で落ちてしまった
- 苦手な問題ばかり出題された
- 覚えていった用語の意味を思い出せなかった
- 見覚えのない問題が多く太刀打ちできなかった
- 過去問と問題のベクトルが異なり解けなかった
上記のように、落ちてしまった原因を考えて分析してみてください。
原因が判明すれば、次の試験に向けて対策を打つことができます。
受かるコツ①再受験までに過去問の正解率を80%以上にしておく
ITパスポート試験に受かるコツとして絶対にやっておいてほしいことが、過去問の正解率を80%以上にしておくことです。
可能であれば直近5回分の過去問を80%以上の正解率にしておくと、試験本番でも冷静に問題に取り組めるでしょう。
キノ
平常心で再受験をするためにも、直近5回分の過去問を80%以上正解できる状態にしておきましょう。
受かるコツ②ITパスポートの過去問の暗記だけでは合格できない
この記事を読んでいる方の中には、過去問の答えを暗記してしまった状態で80%正解できると言ってしまっている人もいるでしょう。
何度も過去問を解いていれば、
「この問題の答えは「ア」だな」
と暗記してしまうと思います。
しかし、このような勉強方法では、再受験時に合格できる可能性は低いです。
重要なのは、
「なぜ、この問題の正解が「ア」なのか?」
「なぜ、「イ」「ウ」「エ」が不正解なのか?」
1問1問丁寧に問題を解いていくことです。
ITパスポート試験では、同じ様な問題が出題されることもあるので、問題と答えの暗記自体は悪くありません。
しかし、見たことがない問題に遭遇した時にアドリブで問題が解けるよう、本質的な勉強をするのもITパスポート試験に受かるコツです。
受かるコツ③用語はセットで暗記して思い出しやすくしておく
ITパスポート試験に受かるコツとして、用語をセットで覚えると良いです。
あなたは1つ1つ用語を独立して覚えていないでしょうか?
例えば、RAMと言う用語があります。
用語を覚える時に
RAM
DVD
CD
など、上から順番に用語集の暗記するのは非効率です。
用途を覚える時は、似ている用語を2つ以上セットで暗記しましょう。
関連(セット)して覚えることで、3つのメリットがあります。
- 覚えやすい
- 忘れにくい
- 思い出しやすい
特に、思い出しやすいと言うのは、試験に合格するコツの1つです。
再受験本番で緊張している中、ついさっきまで覚えていた単語を忘れるなんてことは普通にあります。
単語を忘れた時に、セットで記憶していれば、芋づる式に思い出せる可能性があります。
用語を記憶する時は、似た単語をセットで覚えましょう。
受かるコツ④ITパスポート試験の問題は常識で考える
ITパスポート試験の問題は、浅く広く出題されるので試験範囲の全てを理解するのはなかなか大変です。
同じ論点でも別角度の問われ方をすると問題を解くことができないなんてことも普通にあります。
そこで重要なのが、アドリブで正解に導く能力です。
見たことがない問題をアドリブで解くには、問題を見て常識で考える癖をつけると良いです。
キノ
上記の問題は、問われ方のバリエーションが多く、「こんなの見たことが無い」となりがちですが、常識的に考えれば解ける問題も多い気がしています。
ITパスポート試験で問われている問題の多くは、自然発生したものではありません。
実務の中で、トライアンドエラーで積み重ねてきたものを構築・モデル化しているはずです。
なので、業務上の事例、プライベート、時事ネタなどと照らし合わせて考えてみると答えを導き出しやすいです。
キノ
別のパターンとして下記の問題を見てください。
リスクアセスメントの順番で正しいのはどれか?
- リスク特定→リスク分析→リスク評価
- リスク評価→リスク分析→リスク特定
- リスク分析→リスク特定→リスク評価
- リスク評価→リスク特定→リスク分析
正解は①です。
リスクアセスメントとは、ざっくり言うと、リスクを認識しそれらを分析・評価するプロセスのことです。
リスクアセスメントがわからなくても、日本語に訳してみるとなんとなくイメージがついたりします。
- リスク:危険
- アセスメント:評価・分析
ちなみに、アセスメントの意味がわからなくても、問題の選択肢をみると、
- リスク特定
- リスク分析
- リスク評価
の3つの組み合わせであり、リスクの特定・分析・評価をすることなんだとわかります。
順番についてですが、下記のような感じで常識的に考えてみてください。
「リスクを特定しないと分析できないよな・・・」
「じゃあ、特定→〇〇→〇〇もしくは、〇〇→特定→〇〇だよな」
「評価って何を評価するんだろう?」
「評価って、成果物に対して評価するよな」
「リスクの評価してから分析って可能性もある?」
「ただ、リスクの評価→分析って、やるとしても2巡目だよな・・・」
「そう考えると、分析→評価となるから、①の特定→分析→評価の順番だ」
と答えを導き出すことができます。
受かるコツ⑤ITパスポート試験の「問題文の意味」を考える
ITパスポート試験に受かるコツの5つ目は、問題文の意味を考えることです。
ITパスポート試験では、用語の意味を答えさせる短文の問題と、しっかりと内容を理解できているかを問う長文問題が出題されます。
短文問題の場合は、知っているか?知らないか?なので暗記量を増やすしかありません。
逆に長文の問題の場合は、答えがわからなくても問題文と4つの選択肢を見て、
「何を聞きたいのか?」
意味を考えることで答えを絞り込むことが可能です。
キノ
長くなってしまうのでここでは例を使っての紹介はしませんが、問題文と選択肢の意味を考えると、選択肢を2つくらいに候補をしぼり出せるようになると思います。
そもそもわからない問題なので、残り2つにまで絞れれば、当てずっぽうでも50%の確率で正解をもぎ取ることが可能です。
まとめ
この記事では、ITパスポート試験に落ちてしまった方に向けて、再受験で受かるコツをご紹介しました。
勉強不足で落ちてしまった方もいると思いますが、過去問をたくさん練習した上で試験本番で落ちてしまったという方もいると思います。
試験は運要素もあるので、しっかり勉強して行ったのに落ちてしまうこともあるでしょう。
とはいえ、勉強方法を間違えていた可能性もあるので、客観的に現状を見る必要があります。
【勉強不足で落ちてしまった方】
焦らずにこの記事で紹介したコツを頭に入れながら過去問の勉強から再スタートしましょう。
下記の記事を参考に、過去問を何度も繰り返し勉強していけば、かなり高い確率で合格基準点を取ることができると思います。
【しっかり勉強したのに落ちてしまった方】
まずは、落ちてしまった原因を考えるところから始めましょう。
しっかり勉強して行ったのに落ちてしまった方は、この記事で紹介した「受かるコツ②〜⑤」は役立つ情報だと思います。
筆者は、この記事の内容を中心に過去問の勉強をした結果、令和6〜5年の過去問を合計4回解いて(正答率75%ほど)、ギリギリですが合格基準点を取ることができました。
個人的に、とても効果のある勉強方法だと実感しているので試してみてくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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