この記事では、「FFS理論」という性格診断を活用した勉強法を実体験ベースでご紹介します。
効率の良い効果的な勉強法を解説しているYouTubeや書籍はたくさんあります。
キノ
あなたは、YouTubeや書籍で紹介されている効果的な勉強法を実践してみて、効果を感じたことはありますか?
自分は、いろいろな書籍やYouTubeを参考に勉強をしてみましたが、いまいち効果を実感できませんでした。
キノ
少し話はそれますが、勉強のモチベーションを上げたくて「ドラゴン桜2」という漫画を読んでいました。
ドラゴン桜2_12巻_94限にて「性格ごとに適した勉強法がある」と解説されていました。
ドラゴン桜2の12巻で紹介されていた性格診断がFFS理論です。
FFS理論では、5因子に分けて解説されていますが、勉強効率化に使用するのであれば2つの先天的に決まっている要素を押さえておけば良いでしょう。
ドラゴン桜2では、FFS理論のことを「保全型・拡散型」の2つで解説されていました。
- 保全型:積み上げ型で1つ1つやっていかないと不安になる性格
- 拡散型:体験型で面白そうと思ったものはすぐに行動する性格
この解説を読んだ時に、
「確かに興味の沸いたことならすごい集中できるけど、つまらないと思ったら5分も集中できない。だから効率が悪い・・・」
ということに気づきました。
そもそも、YouTubeや書籍で紹介されている勉強法は、
「〇〇の性格の人には、ポモドーロテクニックが向いている」
というようには紹介されていません。
(あくまでも万人に使えるスキルというニュアンスで紹介されています。)
メディアで紹介されている勉強法を試してみても、あなたの性格と合っていなければ効果的な勉強方法とは言えないのではないでしょうか?
なので、使えそうな勉強方法を学ぶよりも先に、性格診断をしてあなたと相性の良い勉強法を把握することが重要です。
そこでこの記事では、FFS理論の書籍を読んだ内容をもとに実際に役立ったと感じた勉強法をご紹介していきます。
勉強をするにも、まずは自分のことを良く知ることから始めるのも良いことだと思いますので、最後までご覧ください。
キノ
あくまでも、FFS理論の本を読んだ自分なりの解釈で解説しているだけです。公式とは一切関係ありませんので、ご認識のほどお願いいたします。
〜この記事でわかること〜
FFS理論とは?
FFS理論とはなんなのか、公式のホームページから一部抜粋させて頂きました。
FFS(Five Factors & Stress)理論とは、「ストレスと性格」の研究において開発されたものです。人の思考行動特性を5因子とストレス値で定量化し、個人の潜在的な強みが、ポジティブに発揮されているか、ネガティブに発揮されているかわかります。
引用元:http://human-logic.jp/about/
FFS理論は、ドラゴン桜2で紹介されていたのをきっかけに知りました。
ドラゴン桜2では、2つのタイプ「保全性」と「拡散性」に合わせた勉強法を漫画を通してわかりやすく解説してくれています。
キノ
▼FFS理論の簡易テストは下記のサイトから行えます。
ドラゴン桜×FFS理論:https://dragonzakura.mitanorifusa.com/ffs/
FFS理論は書籍を購入すれば個性診断を受けられる!
FFS理論の書籍を購入すれば、手軽に性格診断を行えます。
中古で購入した場合は、書籍に記載されている簡易診断を実施可能です。
新品で購入すれば、webで「ドラゴン桜バージョン」の個性診断を受けられます。
※2023年11月現在、今のところ個性診断のページにはアクセスできました。
▼書籍を購入しない場合は下記のサイトから簡易テストを行えます。
ドラゴン桜×FFS理論:https://dragonzakura.mitanorifusa.com/ffs/
保全性とは?
保全性は、「コツコツと積み上げていく」タイプの性格です。
しっかりと事前に準備をしてから物事に取り組むタイプです。
安全思考で、事前にしっかりと準備をしてから本番に臨むタイプです。
例えるなら、家電を購入したら取扱説明書をしっかりと読むタイプの人をイメージするとわかりやすいと個人的に思います。
「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型【WEB診断付き】」には、日本人の65%が保全性のタイプとのことです。
拡散性とは?
拡散性は、「まずはやってみる!」というタイプの性格です。
百聞は一見にしかずで、自分で経験することで理解を深めていくタイプです。
「面白そう!」と興味の沸いたものはすぐに行動に移すタイプで行動的ですが、同時に飽きっぽいようです。
例えるなら、家電を購入したら説明書を読まずにまずは使ってみるタイプの人をイメージするとわかりやすいと個人的に思います。
「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型【WEB診断付き】」には、日本人の35%が拡散性のタイプとのことです。
保全性と拡散性の割合が同じ?
先ほどの章で、保全性が65%、拡散性が35%と紹介しましたが、残りの10%が割合が同じタイプです。
キノ
割合が同じの場合は、まずは行動だけど失敗するのが怖いと思い腰が重くなるタイプです。
誰にも迷惑をかけないような事柄ならすぐに行動できるけど、誰かに迷惑をかけてしまうようなことだと、なかなか動き出せません(実体験)。
「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型【WEB診断付き】」によれば、同割合の人は、基本的に保全性と同じように考えれば良いとのことでした。
保全性を高めることで自信がつき、拡散性のメリットを活かせるようになるようです。
FFS理論を意識した資格の勉強法を紹介!
FFS理論を意識した資格の勉強法をご紹介します。
「保全性」・「拡散性」・「同割合」と、それぞれ3つのタイプで勉強法が異なります。
自分の場合は、保全性と拡散性の割合が同じパターンなので、基本的に「割合が同じパターン」の人に刺さる勉強法を解説していきます。
保全性と拡散性の効果的な勉強法も書籍を参考にある程度紹介していますが、詳しくは書籍を購入して読んで頂いた方がいいと思います。
勉強方法:保全性の場合
保全性の一般的な勉強方法をご紹介します。
いろいろな教材に手を出すのではなく、1冊の教材をとことんやりこんで完璧にしましょう!
保全性の人は、テコツコツとキストを読んで理解を深めていきましょう。
まとめノートを作って一目で確認できるようにしておくと、結果的に時短になります。
テキストを1章読んだら基本問題を解いて、テキストの内容を理解できているかテストをしましょう。
テキストを1章読む度に確認テストを実施し、必ず100点が取れるまで繰り返しましょう。
次の日に復習として確認テストを実施しましょう。
個別の問題集を実施して、テキストの内容を理解できているか確認していきましょう。
80%ほど正解できるまで繰り返すと効果的ですが、過去問の方が重要性が高い場合が多いので時間と相談しながら勉強していきましょう。
個別の問題集を解いて力がついてきたら、過去問を解きましょう。
わからなかった問題は、解説を見て理解できるまでとことん練習しましょう。
過去問を解いてわからなかった問題は、苦手ノートにまとめて適宜確認するようにしましょう。
すごく一般的な勉強方法だと思います。
日本では65%が保全性とのことなので、日本人に合った勉強方法だと言えそうですね!
勉強方法:拡散性の場合
拡散性の一般的な勉強法をご紹介します。
拡散性の人は、経験により理解を深めていく傾向なので、テキストを読む前に練習問題から解いてみましょう。
(いきなりテキストを読んでもすぐに飽きてしまいます。)
テキストを読む前に問題を解いているので、全くわからないと思います。
全てを出し切って、「もう何を考えてもわからない」という状態になったら、問題の解説を読みましょう。
わからなかったところを意識しながらテキストを読むと集中力が続くと思います。
まとめノートを作って、一目で確認できるようにしておくと、結果的に時短になります。
テキストを1章読んだら、再度基本問題を解いてみましょう。
テキストの内容を理解できているかテストが必要です。
テキストを1章読む度に、確認テストを実施しましょう。
個別の問題集を実施して、テキストの内容を理解できているか確認していきましょう。
拡散性の人は、論点別の問題集をスキップして過去問からはじめてもいいかもしれません。
個別の問題集を解いて力がついてきたら、過去問を解きましょう。
過去問を解いてわからなかった問題は、苦手ノートにまとめて適宜確認するようにしましょう。
保全性とは勉強法が異なり、いきなり問題から解いていくスタイルです。
経験から学習していけるタイプなので、問題を解いてわからないところをテキストで補完していく方が集中力が上がるでしょう。
勉強方法:【保全性】&【拡散性】の割合が同じな場合
最後に、保全性と拡散性の割合が同じパターンの勉強法をご紹介します。
保全性の安全思考と拡散性の行動の2つが同じ割合で混在している状態です。
保全性の性質もあるのでしっかりと基礎力をつけながら、勉強に飽きないように難しい問題にもチャレンジしていきましょう。
保全性と拡散性の割合が同じパターンの人は、テキストをサラッと流し読みしましょう。
コツコツ読んでも途中で飽きてしまうので、いきなりテキストの熟読をしても意味がありません。
テキストの読み方は下記のように読んでください。
- 目次を見て全体像を把握する
- 1章分サックっと目を通す
- 特に太字になっているところや目の惹かれた箇所を読む
テキストをサクッと読んだら、テキストについている練習問題を解きましょう。
テキストをサクッと読んだだけなのでほとんどわからないと思いますが、全力で100点を取るつもりで解いてください。
全てを絞り尽くして「もう解けない!」という状態になったら解説を読みましょう。
解説を読んでも、初見では意味がわからないと思います。
そこで、解説の意味を把握するためにもテキストを熟読してみましょう。
いきなりテキストを読むよりも、集中してテキストを読むことができると思います。
(テキストを読みながら、一目で確認できるようなまとめノートを作っておくと時短になります。)
テキストを1章読む度に確認テストを実施し、必ず100点が取れるまで繰り返しましょう。
次の日にも復習として確認テストを実施して忘れていないか確認しましょう。
個別の問題集を実施して、テキストの内容を理解できているか確認していきましょう。
80%ほど正解できるまで繰り返すと効果的ですが、過去問の方が重要性が高い場合が多いです。
なので、時間と相談しながら個別論点集を勉強しましょう。
個別の問題集を解いて力がついてきたら、過去問を解きましょう。
過去問を解いてわからなかった問題は、苦手ノートにまとめて適宜確認するようにしましょう。
保全性と拡散性の割合が同じパターンの場合は、保全性と同じように勉強すると良いと書かれていましたが、個人的には飽きてしまい集中力が続きませんでした。
コツコツと基礎力をつけるのはとても重要ですが、ゲーム性をつけるなどして少しでも勉強に興味が向くような勉強法に切り替えると良いと思います。
まとめ
この記事では、FFS理論の内容を反映させた勉強法をご紹介しました。
FFS理論を受けることで性格診断ができるので、あなたに合った勉強法がわかります。
科学的に正しい勉強方法を試すことも重要ですが、万人に合うわけではありません。
性格診断を行い、あなたの性格に合った勉強法を見つけることが重要です。
「ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型【WEB診断付き】」は、勉強に特化した性格別の解説読めるので、おすすめですよ。
※2023年11月現在、今のところ個性診断のページにはアクセスできました。