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簿記3級初学者が一番最初に覚えることは【勘定科目とホームポジション】

「簿記3級を初めて勉強するんだけど、何から勉強を始めれば良いの?」

これから簿記3級を勉強する人や、簿記3級の勉強を始めたばかりの人は、このような疑問を持っている方が多いのではないでしょうか?

簿記3級は、複式簿記というちょっと独特な概念があったりするので最初は勉強するのに苦労すると思います。

特に簿記3級で最初に学ぶ「仕訳」が厄介です。

仕訳ができるようになるには、「勘定科目・ホームポジション」の2つをしっかりと理解しないと仕訳ができるようになりません。

ただ、ホームポジションも勘定科目も初めて簿記を学ぶ方からすると、けっこう覚えにくく苦戦しやすいです。

そこでこの記事では、簿記3級初学者の方向けに「勘定科目・ホームポジション」の覚え方を解説していきます。

キノ

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【重要】簿記3級で学ぶことの全体像!

はじめに、簿記3級の全体像を簡単にお話ししたいと思います。

キノ

テキストにも載っていますが、ここでもう一度確認をしておきましょう!

全体像を把握することで、仕訳がどのくらい重要なのか体感できます!

▼企業の期首から期末までに行う簿記3級の全体像

上記の図のように簿記3級では、ざっくりいうと、

【期首の再振替仕訳→期中の取引を帳簿に記入(仕訳)→期末に決算整理仕訳→財務諸表の作成】

という一連の流れを学びます。

キノ

財務諸表の作成以外は、全て仕訳が関連しているのがわかると思います!

特に、簿記3級の試験では「仕訳」がしっかりできるかを確認されるため、簿記3級の学習初期の段階でどれだけ早く仕訳を習得できるかが重要です!

簿記3級で一番最初にできるようにしたいことは『仕訳』

簿記3級では、様々な論点を勉強していきます。

  • 商品売買
  • 固定資産
  • 給料
  • 税金
  • 貸倒引当金

などなど・・・

これら全ての論点において、仕訳が密接に絡んできます。

簿記3級で学ぶ仕訳には、複式簿記という簿記独特な概念があります。

初めて簿記3級の勉強をする方は、最初の段階でつまずきやすいです。

キノ

家計簿をつける際に使用するのが単式簿記で、企業会計で使用するのが複式簿記です。

単式簿記は、1つの勘定科目で記帳していく方法のことで、複式簿記は複数の勘定科目を使用して記帳していくやり方です。

【簿記3級】仕訳を効率良く学ぶための2ステップとは!

仕訳を効率良く学ぶには、「勘定科目・ホームポジション」を覚える必要があります。

2つの重要論点
  1. ホームポジションを覚える
  2. 基本の勘定科目を覚える

1:ホームポジションを覚える

ホームポジションとは、これからご紹介する勘定科目を5つのグループにわけます。

その際にどのグループに分類されるのか?の定位置のことをホームポジションと言います。

ホームポジションには、それぞれ『資産・負債・純資産・費用・収益』の5つがあります。

また、複式簿記では、『資産・負債・純資産・費用・収益』左のグループと右のグループに分けて「仕訳」をします。

左のグループ

<借方(かりかた):左>

  • 資産
  • 費用
右のグループ

<貸方(かしかた):右>

  • 負債
  • 純資産
  • 収益

▼ホームポジションの図

簿記3級、仕訳、コツ4

ちなみに、『資産・負債・純資産』を集計した財務諸表のことを「貸借対照表」、「費用・収益」を集計した財務諸表を「損益計算書」と言います。

借方・貸方の覚え方

借方と貸方を覚えるのには、リズムで覚えると良いです。

必ず左から始まると覚えて、何度も「かりかた、かしかた、かりかた、かしかた、かりかた、かしかた」

と呟いてみましょう。

簿記3級のテキストや問題を解く際に、どちらかわからなくなったら、

「左から初めて、借方、貸方・・・」とやっていけば、すぐに覚えることができます!

資産・負債・純資産・費用・収益の位置の覚え方

『資産・負債・純資産・費用・収益』の位置は、徐々に慣れていきますが、このように意識すると覚えやすくなります。

 

覚え方
  • 資産・費用グループ:お金を得るための投資
  • 負債・純資産・収益グループ:お金を集める方法

<資産・費用グループ>

資産・費用は、お金を稼ぐのに貢献してくれるものを集めたグループです。

キノ

資産を購入するにはお金がかかりますよね。

例えば、プログラマーがビジネス用にパソコンを購入するとします。

パソコンを購入するのにはお金がかかりますが、一度購入すれば、5年くらいは使い続けることができ、その間プログラミングをすることでお金を稼ぐことができます。

よって、パソコンという資産に投資をすることで、お金を稼ぐのに貢献してくれるということです。

費用も同じです。例えば、広告費に投資をすれば商品が売れやすくなるので、お金を稼ぐのに貢献してくれます。

このように、資産・費用グループはお金を稼ぐために使用した投資額を表すグループと考えてください。

MEMO

資産と費用が分かれている理由は、次の年度に繰り越すか、繰り越さないかの違いがあります。

例えば、パソコンは1年で捨てたりしないですよね。3年はお金を稼ぐのに使えます。

逆に広告費は、1度広告を流したぐらいでは3ヶ月後には忘れ去られてしまいますよね。

とても3年の間に渡り効果が及ぶとは考えられません。

このあたりは難しいので、後々勉強していかれると良いです。

 

<負債・純資産・収益グループ>

負債・純資産・収益グループはお金を集めた方法をまとめたグループです。

負債は、お金を集めるために借金をしたということです。

お金を集めるために借金をした金額を記載しています。

純資産は、主に株主からお金を集めた金額のことです。

お金を集めた方法が株主から投資してもらったということで、右側のグループになります。

収益は、日々の営業活動などによりお金を集めた項目をまとめたものです。

お金を集めた方法が、営業活動ということになります。

 

以上のように、左側がお金を集めるための投資活動のグループ、右側がお金を集めた方法をまとめたグループと覚えておくと、ホームポジションの理解が進みますよ!

 2:基本の勘定科目を覚える

勘定科目とは、帳簿に記載する際に使用する分類項目の総称のことです。

簿記3級のネット試験では、勘定科目はプルダウンで選択するようになっているので丸暗記する必要はありません。

しかし、勘定科目のホームポジションを判断できるようにしておかないと、正しい仕訳ができるようになりません。

そこで、勘定科目のホームポジションはどこなのかを判断できるようになる裏技を教えたいと思います。

具体的には下記の表を見てください!

ホームポジションの覚え方
  • 資産:前払〇〇、仮払〇〇、未収〇〇、〇〇品
  • 負債:前受〇〇、仮受〇〇、未払〇〇、〇〇預り金
  • 費用:〇〇費、〇〇損、支払〇〇、手数料以外の〇〇料、〇〇税
  • 収益:〇〇益、受取〇〇

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まとめ

この記事では、簿記3級でとても重要な論点である仕訳を勉強するうえで重要な「勘定科目・ホームポジション」の学び方をご紹介しました。

簿記3級に合格するには、仕訳を完璧にしておく必要があります。

なぜなら、全ての問題で仕訳ができないと問題に正解することができないからです。

仕訳ができないだけで、どれだけ簿記3級の勉強をしても試験では限りなく0点に近い点数になってしまいます。

そこで、仕訳を効率良く学習するには、「勘定科目・ホームポジション」を先にしっかりと学習する必要があります。

この記事を参考に、「勘定科目・ホームポジション」を学んでいただければと思います。

「勘定科目・ホームポジション」を覚えるには、何度も問題に触れて覚えていくしかありません。

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