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【建設業経理士2級】第33回を受けて感じたこと【レビュー】

今更ですが、33回建設業経理士2級を受けた皆さまお疲れ様でした。

結果の方はいかがでしたでしょうか?

第33回の結果も発表されたので、改めて受験した感想などを書いていきたいと思います。

試験終了後のネットスクールさんのレビューを見て、

 

「やらかしたかもしれない・・・」

 

と、かなり不安な日々を過ごしてきましたが、無事に合格することができました!

時間も空いているので、第33回の過去問は下記のページに飛んでいただき、当時の内容を思い出しながら本記事を読んでいただければと思います。

参考サイト

▼問題用紙・解答用紙(公式ホームページ内)

https://www.keiri-kentei.jp/exam/past/

▼ネットスクールさんのホームページから解答が読めます。

https://www.keiri-kentei.jp/exam/past/

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試験の難易度:普通くらい

まず全体的な感想についてお話しすると、問題自体は普通くらいの難易度だと思います。

問題構成はいつもと同じで、過去に何度も出ている部門費振替表や工事別原価計算表の問題でした。

過去問を繰り返し勉強して、問題の解き方を体で覚えてしまっている人なら普通に解けたのではないかと思います。

ただ、今回の部門別計算は階梯式配賦法だったので、優先順位の付け方を忘れてしまっている方は難しいと感じたかもしれません・・・

キノ

ちなみに、自分が実施した勉強方法は下記の記事で紹介していますので参考にしてみてください。

難しい問題が2つあった

個人的に難しいと感じた問題は下記の2つです。

  • 社債の仕訳
  • 理論問題:盗難にあった資材は何原価?

キノ

自分は2つとも間違えたました。

社債の仕訳

社債の仕訳、完璧だったという方はいらっしゃいますか?

個人的にこの問題が解けた方は、かなり実力のある方だなと思います。

この問題のポイントは、下記の2点です。

  • 端数利息
  • 勘定科目の選択

端数利息

端数利息の計算は、前回の利払い日の翌日〜売買成立の当日までの期間で利息計算をします。

しばらく端数利息の計算をやっていなかったので、前回の利払い日の当日〜売買成立の当日で計算をしてしまいました。

MEMO
  • 〇:前回の利払い日の翌日〜売買成立の当日までの期間
  • × :前回の利払い日の当日〜売買成立の当日

勘定科目の選択

「社債利息」「受取利息」「支払利息」利息の支払い系の勘定科目が3つも選択肢の中にありました。

どれを使ったらいいのか迷ってしまいますよね。

キノ

自分も理解不足のためかなり悩みました。

今更ながら、試験終了後に調べてわかったことですが、

  • 社債を購入する側:満期保有目的債券として計上するため有価証券利息
  • 社債を発行する側:社債として計上するため社債利息

このように使い分けるようです。

理論問題:盗難にあった資材は何原価?

この問題は知っているか知らないかで全てが決まります。

個人的には、臨時かつ多額というイメージがあったので、

 

「盗難と言っても臨時かもしれないけど多額ではないでしょ?」

 

という勝手なイメージで、なんとなく工事原価に入れるのかな?という安易な考えで問題を解いてしまいました・・・

キノ

正解は非原価でした

紛らわしい問題が2箇所あった

第33回には2箇所紛らわしい問題がありました。

紛らわしい問題2箇所とは「部門費振替表」と「精算表の現金関連」です。

どのような配点になったのか分かりませんが、自分は両方引っかかっていたので、あまり配点はなかったのではないかなと思います。

キノ

下記の2箇所と上の章で紹介した実力不足で落とした2箇所と合わせて13箇所間違えた可能性があり、試験終了後とても不安でした・・・

1:部門費振替表

(上記の表は例であり、実際の表とは異なります。)

部門振替表の紛らわしい部分は、上記表の赤文字の部分の金額です。

合計欄(下から2番目の列)に配賦金額の合計を入れて、1番下の配賦金額欄に総額をれるものかと思っていました。

実際は、合計欄に総額を入れて、配賦金額欄に補助部門費配賦額を入れるということでした。

キノ

自分は逆に書いてしまったので、もしここに配点が来たら、全部で6箇所落としたことになります。

 

「配賦金額って書いてあるじゃん!」

 

って思うかもしれませんが、部門別計算では部門ごとに製造間接費を集計して各工事に配賦します。

なので、全部の金額の合計を一番下の行に書いたとしても、おかしくはないと個人的に思います。

2:精算表の期末現金

精算表の現金の問題は、決算整理事項等の書き方に問題があると思いました。

ネットスクールさんの動画でもこの点に関してお話しがありました。

キノ

ちなみに、自分は独学で建設業経理士2級の勉強をしていて、ネットスクールさんの動画を参考にさせていただいているだけで、

特に講座を受講しているわけではありません。

(1)現金の帳簿残高は19,800円で、実際の手許有高は18,400円。その他に文房具を現金800円で購入していたが未処理だった。

(3)社員の旅費3,000円を仮払いにしていたが、差額500円が返金された。

上記のように出題されていました。

(1)を仕訳すると下記のようになります。

事務用消耗品費800/現金1400
雑損600

(3)の仕訳をすると下記のようになります。

現金500    /仮払金3,000
旅費交通費2,500

ここで重要なのは、(1)の手元現金は、(3)の返金分を反映済みの金額なのか、それとも反映していない金額なのかということです。

①すでに返金分500円が反映済みの場合の雑損は1,100円です。

帳簿残高19,800+返金分500ー文房具800ー手許有高18,400=1,100円

②返金分500円が未反映の場合の雑損は600円です。

帳簿残高は19,800+返金分500ー文房具800ー手許有高18,900=600円

 

「現金の精査なんて一番最後にすることだろう」

 

と思っていたので、手許有高18,400だと思い雑損は1,100円としてしまいました。

キノ

実際は、②返金分500円が未反映で雑損600円が正解だったみたいです。

現金と雑損の金額で「現金・雑損・法人税等・未払法人税等・当期純利益」ここで5箇所も間違えることになりました。

第32回あたりから少しずつ問題の質が変わってきている気がする

第33回の試験を受けた感想なのですが、第32回目から徐々に問題から受ける感じが変わってきている気がします。

かなり高い確率で出題されていた本支店会計の問題も2回連続で出題されていません。

(かなり対策していったので残念ですが・・・)

総合償却の問題も今までの過去問では、「残存価額0」だったような気がするのですが、今回は残存価額の指定がありました。

キノ

残存価額がない場合の総合償却に慣れていて、資産の合計を使って解いてしまいました・・・

ただ、今回は残存価額があろうがなかろうが同じ計算結果になったので助かりました・・・

MEMO

加重平均の総合償却の平均耐用年数を求める問題

加重平均の平均耐用年数の出し方:減価償却費の総額/次年度の減価償却費の合計

いつもは残存価額0だったので、そのまま資産の合計額で計算していました。

〇残存価額なし(普段)

減価償却費の総額:860万

次年度減価償却費合計:126万

平均耐用年数:860万/126万=6.825・・・

〇残存価額あり(今回の問題)

減価償却費の総額:798万

次年度減価償却費合計:126万

798万/126万=6.333・・

問題文で小数点以下は切り捨てという指示だったので、平均耐用年数はどちらのパターンでも6年でした。

少しずつ問題が難しくなっているような気がするので、建設業経理士2級を取るか悩んでいる方はなるべく早めに受験しておいた方が良いと思います。

ちなみに、次回34回の申し込みは既にスタートしています。

リンク先を貼っておきますので、受験を検討されている方は確認しておいてください。

公式ホームページ:建設業経理検定試験

まとめ

この記事では、第33回建設業経理士2級の試験を受けた感想をお話ししてきました。

第33回の合格率は42.2%で2人に1人は受かる合格率の高い回でした。

キノ

問題文の読み方(個人的には指示不足だと思う)によって間違えた11箇所+実力不足で間違えた箇所2箇所=13箇所がかなり不安で、今回は落ちたかもしれないと思っていましたが、合格できたということは、多分配点の調整とかあったのかもしれませんね。

ただ、中にはかなり難しい問題も混じっていて、これまでの試験からすこしずつ問題の質が変わってきているような気がしました。

検定試験の出題範囲等(←リンク)」を見ると、建設業経理士検定では、収益認識に関する会計基準は当面の間変更しないと書かれていましたが、いずれは試験範囲も変更されると思います。

建設業経理士2級は、まだ合格しやすい試験だと思うので、受験を検討してみてはいかがでしょうか?