「建設業経理士2級って独学で合格できるの?」このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、日商簿記2級に合格できる実力を持っている方なら独学で十分合格することが可能です。
ただし日商簿記2級とは多少範囲が異なりますので、ある程度腰を据えて勉強する必要があります。
そこでこの記事では、日商簿記2級を学んだことがある方が独学で建設業経理士2級に合格できる実力をつけるための勉強方法を解説します!
自分も2023年9月に試験を受ける身なのですが、半月ほどの勉強で過去問で80点以上取れるようになってきましたので再現性はあると思います!
(1級の勉強で工事契約を学習済みの状態です。)
最後までご覧ください!
〜この記事でわかること〜
建設業経理士2級は独学で合格できるのか?
自分自身、まだ建設業経理士2級の資格を持っていませんが、半月ほど勉強を始めて過去問で合格点以上の点数を取れるようになりました。(日商簿記2級取得済み、1級の勉強で工事契約を学習済みの状態です。)
なので、日商簿記2級に合格できるレベルの方なら、独学で建設業経理士2級を取得するのは十分に可能だと思います。
キノ
なので、興味のある方は次に試験にチャレンジしてみてくださいね!
建設業経理士2級の独学に必要な教材は?
建設業経理士2級の勉強に必要なのは、テキストと過去問です。
これ以外の教材は正直不要です。
自分は個別問題集を購入しましたが、過去問を数回解いたら不要だと言うことに気がつきました。
というのも、建設業経理士2級の過去問を見るとわかるのですが、試験内容が毎回ほとんど同じなのです。
なので、過去問を完璧に仕上げるだけで建設業経理士2級は合格できるはずです。
よって、建設業経理士2級に合格するために必要な教材はテキストと過去問があれば十分だと思います。
実際に自分が購入したテキストと過去問の感想を書いているので、教材選びの参考にしてください。
建設業経理士2級の効率の良い勉強方法を解説!
建設業経理士2級に合格するための効率の良い勉強方法は、とにかく過去問を解きまくることです。
建設業経理士2級の試験は、基本的に過去問とそっくりな問題が出題されます。
なので、過去問を何度も解いて100点に近づける勉強方法が一番効率的だと思います。
【過去問を解いて、わからない箇所や間違えた箇所をテキストを見て学習する。】
上記の方法を繰り返すことで過去問の精度も上がっていくでしょう。
ただし、建設業特有の簿記に関しては、工業簿記と似ているのですが所々異なります。
そのため建設業簿記初学者の方は、テキストをしっかり読んで理解度を上げてから過去問に取り掛かると良いでしょう。
「過去問の解説を見ても意味がわからない・・・」
このような時は、YouTubeで「建設業経理士2級 27回 解説」などと検索すると各社の講評が見られます!
個人的にはネットスクールさんの動画が手短に見られて参考にさせてもらっています!
建設業経理士2級の勉強時間はどれくらい?
建設業経理士2級の勉強時間は、日商簿記2級を所有している方なら、2ヶ月ほど勉強すれば合格レベルになるのではないかと思います。
理由としては、建設業経理士2級で学習する商業簿記の内容は、日商簿記2級とほとんど同じ範囲だからです。
しかも、日商簿記2級には連結会計や税効果会計などの難しい論点が含まれますが、建設業経理士2級には範囲に入っていない分商業簿記は簡単です。
建設業簿記も工業簿記と基本は同じで、やっていることが工業(製品製造)なのか建設(工事)なのかの違いです。
ただ、建設業の方が業界に特有しているぶん、日商簿記2級の工業簿記よりも内容が濃いので、工業簿記が苦手だという方は苦戦するかもしれません。
スキマ時間を効率的に使って勉強する方法!
建設業経理士2級の勉強を効率化するためには、スキマ時間を有効活用していく必要があります。
例えば、週末に7時間一気に7時間勉強する人と毎日1時間勉強する人だと、毎日1時間勉強する人の方が勉強した内容の記憶量が増えます。
1週間ぶりに勉強しても、先週の内容なんてほとんど忘れてしまいますよね。
ですので、できるだけこまめに勉強をした方が効率的な勉強ができます。
そこでおすすめなのが、スキマ時間を有効活用する勉強方法です。
例えば、下記のように細かいスキマ時間を有効に活用できます。
- 電車の待ち時間で5分勉強する
- 歯を磨きながらその日に勉強した内容を思い出す
- ご飯を食べながら動画講義を見る
もちろん、過去問を解くなどまとまった勉強時間も必要ですが、スキマ時間の5分で苦手な箇所の復習をしたり、頭の中で他人に解説をするイメージでぶつぶつ喋ってみると効果的です。
まとめ
この記事では、建設業経理士2級の独学方法をご紹介しました。
日商簿記2級に合格できる実力のある方なら、テキストと過去問を購入して勉強すれば、2ヶ月ほどで合格点に達するようになるでしょう。
建設業簿記が、工業簿記よりもさらに覚えにくいので最初は大変かもしれませ。
【テキストを読む→過去問を解く→テキストで確認する】というサイクルで勉強すれば、効率良く勉強することが可能です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。