〜この記事でわかること〜
webデザインを独学するには何から始めたらいいの?
Webデザインを独学で勉強する際に、何から始めたらいいのか悩んだことはありませんか?
独学で勉強する際に真っ先に思いつくのが、書籍を購入して勉強するものがあると思います。
ただ、いきなり書籍を購入して勉強するのはあまりおすすめではありません。
私は、現在Webデザインスクールに通って勉強していて、webデザインを勉強するにあたりどのように学習すれば良いのかわかってきました。
その経験をもとに、もし独学で知識を身につけるならこのような方法で独学するな、というステップが下記の通りです。
- ステップ1:「HTML・CSS」をネットを使って効率よく学習する→前前回記事
- ステップ2:お手軽に購入できる学習教材を購入して動画で学習する→前回記事
- ステップ3:専門書を購入して一人でサイトを作成してみる→今回の記事
- ステップ4:実際に公開されているサイトを模写して作成してみる→次回
今回の記事では、ステップ3の専門書を購入して独学するというパートについて解説していきます。
- webデザインを独学するには何から始めたらいいのかわからないから書籍の購入を考えている
- どんな本を購入したら良いのかわからない
- 本で学習するときの注意点が知りたい
このような疑問を持っている方向けにお話ししていきます。
なぜ、本で学習するのか?
本を購入して独学するメリットは、ネットや動画教材より各パートにおいて詳しく解説されているという点です。
その他にもメリットがあり、具体的には下記の通りです。
- ①動画よりも詳しい説明が載っている
- ②動画よりも考えなくてはいけない
- ③最終的に辞書として使用できる
それでは、それぞれについて詳しく解説していきます。
ポイント①動画よりも詳しい説明が載っている
本で独学するメリットの1つは、ネットや動画よりも詳しく解説されている点です。
初級用の動画でも詳しく解説されているものもありますが、どちらかというとスピード感やテンポを重要視しているためそれぞれにおいて詳しく解説されていないことが多いです。
その点、本では重要なポイントについては詳しく解説されているのでより詳しい知識を手に入れることができます。
ポイント②動画よりも考えなくてはいけない
本ではネットや動画と違い動きがないためイメージがしづらいというデメリットがある反面、しっかり考える必要があるため理解度が深まりやすいと言えます。
私もそうですが、動画で学習をしているとつい見流していることがあり、動画が終わっても何を話していたのか覚えていない・・・
なんてことになりがちですが、本なら読み進める必要があるため、その分理解度が深くなります。
また、わからないところは何度でも読み返すことができるため、理解度も深くなります。
ポイント③最終的に辞書として使用できる
本で独学する最大のメリットが、本に付箋やマーカーをつけたり、目次を活用することで辞書がわりに使うことができます。
これがとても便利で、必要なときにパッと調べることができます。
また、なんとなくパラパラめくっているだけで、今まで疑問に思っていたけど調べずにいたところを偶然発見して理解度が深まるなんてことも私は何度かありました。
本ならではのメリットだと思います。
どんな本を購入したら良いのかわからない
本を購入してwebデザインの独学するのには、本ならではのメリットがいくつもあります。
そんな本ですが、どんな本を購入すればwebデザインの独学を効率よく学習できるのか?
って疑問があるかと思います。
どんな本でも良いのか?というとそういうわけではありません。
私がいくつか本を購入してわかったことが下記の通りです。
- ①多くの人がおすすめしている本
- ②古すぎない本
- ③分厚すぎない本
以上になります。
それでは詳しくお話ししていきます。
ポイント①多くの人がおすすめしている本
レビューなどで多くの人が高評価している本が独学にはおすすめです。
レビューが多く評価が高い本ということは、
- 分かりやすい
- 学習しやすい
本である確率が高いです。
特に、独学でのwebデザイン学習では誰かに教えてもらえる環境ではないため、どれだけ分かりやすい本で学習できるかが重要です。
難しい本だとすぐに挫折してしまうので・・・
まずは、評価が高く学習しやすいように解説された本を、レビューを参考に探してみるのがおすすめです。
ポイント②古すぎない本
Webの世界は刻一刻と進んでいて、次から次へと新しい技術が生まれています。
Webデザインでも同じで、昔のデザインと今のデザインを比べると全く違うと思うんです。
(以前のサイトって今の視線で見るとはんだか怪しいデザインが多かったですよね・・・)
また、デザインだけではなくコードの書き方なんかも少しづつ変わっています。
そのため、古い本を購入すると現在主流の技術がわからなかったりします。
できるだけ新しい本を購入した方が無難だと思います。
ポイント③分厚すぎない本
最後に、分厚すぎない本を選ぶようにしてください。
理由は、独学という孤独の中で学習を進めるにあたり、分厚い本だと最後までやり切るのが困難だからです。
日本では、読書方法についての授業がないため最初から最後まで読むのが普通だという認識だと思います。
その感覚で分厚い本を購入して独学をすると、最後まで本を進めるのが困難です。
特に、webデザインのような専門技術は1ページ1ページ理解しながら学習するため1日で10ページも学習すれば疲れ切ってしまいますよね。
独学ではメンタルが重要で、仮に1日10ページ進めたとして500ページもあるような本を購入すれば毎日やっても50日かかるわけです。
しかも、一通り学習ができたとしても最初の頃に勉強した知識なんてほとんど覚えていません。
これでは独学をするメンタルももたないと思います。
なので、なるべく薄めの本で最後までやりきり、その後もう一度学習するか、別の本を買ってさらに学習をする。
このような、スピード感を持った学習をした方が、充実感や自信に繋がり独学もやりやすくなりますよ。
本で学習するときの注意点は?
最後に、webデザインを本で独学する際の注意点についてお話ししたいと思います。
具体的には下記の通りです。
- ①古い本だと実際の画面と差異が生まれる
- ②意味がわからないところはネットで調べる
- ③PCのメモにコードを残しておく
本で独学するのは結構エネルギーを使いますので、上記の注意点を意識していただくことで、独学をする際に効率が良くなると思いますよ!
ポイント①古い本だと実際の画面と差異が生まれる
Webデザインなどネット業界では日々新しい技術が生まれるため、本の内容と若干異なるところが出てきます。
よく、本では画面の画像つきで解説されていることが多いですが、実際あなたが見ている画面とフォーマットが違っていることがあります。
その時に、どこに何があるのか探したりするのが結構面倒だったりします。
日々変化していくので、本と違うところはインターネットで検索などして調べるしかありません。
インターネットで検索する力がとても必要になってきます。
ポイント②意味がわからないところはネットで調べる
Webデザインの独学を本でしていると、文章の言っている意味がわからないところが普通に出てきます。
動画やネット検索では、実際にどのような動きをするのかを見ることができるので、イメージしやすいのですが、本だと動かないのでイメージがしにくいため学習のペースが遅くなります。
このような時には、インターネットを使用してどのように動くのかを調べながら独学をすると、学習効率が遅くなるようで結果的に早くなると思います!
ポイント③PCのメモにコードを残しておく
最後に、webデザインを本で独学する際に一番重要なのは、PCのメモ機能にコードを記入しておくということです。
Macなら標準されているメモアプリでもいいですし、wordなどでも問題ありません。
本を見て、この部分参考になるな〜ってところをメモにコピペしておきましょう!
そうすることで、実際にオリジナルでコードを書く時に簡単に検索ができるようになるので、作業効率も上がります。
紙のノートに書いても良いのですが、後々見返す時に検索機能が使えないですし、ノートを見ながらコードを記入するのは時間もかかります。
一度メモに記入しておけば、それをコピーするだけでよくなるので効率がいいですよ。
まとめ:webデザインの独学を専門書でするときのポイント!
今回は、webデザインの独学を何から始めるのかということで、本(専門書)を購入して独学するということについてお話ししてきました。
ここで一度まとめておきたいと思います。
→ポイント①動画よりも詳しい説明が載っている
→ポイント②動画よりも考えなくてはいけない
→ポイント③最終的に辞書として使用できる
・どんな本を購入したら良いのかわからない
→ポイント①多くの人がおすすめしている本
→ポイント②古すぎない本
→ポイント③分厚すぎない本
・本で学習するときの注意点は?
→ポイント①古い本だと実際の画面と差異が生まれる
→ポイント②意味がわからないところはネットで調べる
→ポイント③PCのメモにコードを残しておく
Webデザインを独学な学ぶ際に何から始めたら良いのか迷うと思います。
私は、独学からwebデザインスクールに通うことにして、どのようにしたら独学で効率よく学習できるのかを考えた時に、下記のステップを踏むのが効率よく独学を進めることができるのではないかと思っています。
ステップ2:お手軽に購入できる学習教材を購入して動画で学習する→前回記事はこちら
ステップ3:専門書を購入して一人でサイトを作成してみる→今回の記事
ステップ4:実際に公開されているサイトを模写して作成してみる
独学では、何から始めたらいいのか迷いますし、一人だとなかなか学習のペースも上がらないと思います。
専門書での学習はメリットがある反面、意外とデメリットも多いのでまずは動画や無料サイトなどを活用して物足りなくなってきたら今回の記事を参考に専門書で独学してみてください。
それでは、ありがとうございました。