オシャレなゴールド文字【Photoshopでの文字加工#3】

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Photoshopでゴールド文字を加工するには?

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  • Photoshopでゴールド文字を作りたい
  • アイキャッチ画像でインパクトを出したい
  • 文字加工のバリエーションを増やしたい

ブログを運営していると、アイキャッチ画像を作成して文字入れをする方も多いと思います。

特に重要な文字には、文字をゴールドにして目立たせると見栄えが良いので使う機会も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、Photoshopを使用してスタイリッシュなゴールド文字に仕上げる方法を解説していきます!

今回作成するゴールド文字の完成形はこんな感じです。

本格的なゴールドではちょっと重い印象を与えてしまうという時にも使いやすい、スタイリッシュな雰囲気にしました。

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最後に、今回ご紹介する文字加工のポイントも解説するので、今後Photoshopで文字加工をするときにも役立ちますよ!

Photoshopでゴールド文字を加工するのは簡単!

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まずはじめに、今回ご紹介するゴールド文字加工の概要をご紹介します。

Photoshopで加工するのって結構難しいイメージがありますが、今回ご紹介するスタイリッシュなゴールド文字は結構簡単にできます。

どれくらい簡単かというと、大きく2つのステップで作ることができます。

STEP.1
下準備(立ち上げなど)
STEP.2
レイヤースタイルの各種設定

これらも、超簡単にわかるように解説していきますので、最後までご覧くださいね!

Photoshopでゴールドの文字加工をする下準備!

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この章からは、Photoshopでスタイリッシュなゴールド文字の加工をする準備について解説します。

準備については下記の3ステップです。

STEP.1
新規作成
STEP.2
背景を決める
STEP.3
文字を打つ

それぞれ解説していきます!

ステップ①新規作成

まずは、文字加工をするために新規作成をして画面を立ち上げていきましょう。

やり方は下記の通りです。

  1. Photoshopを開く
  2. 新規作成をクリック(図1)

ープリセットの詳細(図2)ー

  1. 幅:1600px
  2. 高さ:900px
  3. 解像度:72
  4. アードボードのチェックを外す
  5. カンバスカラー:白
  6. キャンバスの設定をして作成をクリック

▼図1

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▼図2

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今回は、webでよく使用される16:9の比率で作成しています。

新規作成するためのキャンバスの開き方はこれで終了です。

できたら次のステップに進んでくださいね!

MEMO
今回のキャンバスの大きさは、webで良く使われる16:9のサイズで作成していますが、お好みの設定で作成してください。

ステップ②背景を決める

新規でキャンバスを立ち上げることができたら、背景を設定しましょう。

今回は、ゴールドが見やすいように黒のベタ塗りで行います。

背景を黒のベタ塗りにする手順は下記の通りです。

  1. レイヤーパネルの下の方にある新規レイヤー
    (+マークのもの)を作成をクリック(図3)
  2. ツールバーの中から塗りつぶしツールを選択(図3)
  3. ツールバーの中の描画色を黒に変更する(図4)
  4. 塗りつぶしたいレイヤーが選択されていることを確認する(図4)
  5. 白いキャンバスの上でクリックする(図4)
  6. 作成したレイヤーに名前をつける(図4)

▼図3

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▼図4

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これで、背景を黒い色に変更することができました。

次は文字を入力していきます。

ステップ③文字を打つ

下準備の最後に文字を入力していきましょう。

文字を入力する方法は下記の通りです。

  1. ツールバーから文字ツールを選択する(T字マークのもの)
  2. 文字の色を白(#fff)にする
  3. 文字の設定を変更する(お好みでどうぞ)
  4. キャンバスの上をクリック
  5. 文字を入力する

▼図5

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以上で下準備は完了です。

次の章では、レイヤースタイルの変更について解説していきます。

レイヤースタイルを変更することで、簡単にPhotoshopでゴールド文字を作成することができますよ!

【ゴールド文字】レイヤースタイルの各種設定!

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この章では、ゴールド文字加工のレイヤースタイルの設定を解説していきます。

具体的な手順は下記の通りです。

今回のポイント
  1. ベベルとエンボス
  2. 光彩(内側)
  3. グラデーションオーバーレイ

それぞれ解説していきます!

ポイント①ベベルとエンボス

まず初めに、ベベルとエンボスの設定をしていきます。

ベベルとエンボスの設定をすることで、文字に立体感を出すことが可能です。

ーレイヤーパネルを立ち上げる(図6)ー

  1. レイヤーパネルの中から文字のレイヤーを選択
  2. 右クリックして「レイヤー効果」を選択

ーベベルとエンボスの設定をする(図7)ー

  1. 「ベベルとエンボス」を選択
  2. 〜構造のスタイルを設定する〜
  3. 「ベベル(内側)」を選択
  4. テクニック「滑らかに」を選択
  5. 深さ「77%」にする
  6. 方向を「上へ」にする
  7. サイズを「5」にする
  8. ソフトを「6」にする
  9. 〜陰影の設定〜
  10. 角度を「90°」にする
  11. 高度を「30°」にする
  12. 包括光源を使用にチェックを入れる
  13. 光沢輪郭を画像のものにする
  14. ハイライトのモードを「#fff」白 不透明度を「50%」
  15. シャドウのモードを「#000」黒 不透明°を「50%」

▼図6

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▼図7

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以上でベベルとエンボスの設定は終了です。

ポイント②光彩(内側)

続いて、光彩(内側)の設定をしていきます。

光彩(内側)の設定をすることで、文字を加工したとき高級感を演出することができます。

具体的な設定は下記の通りです(図8参照)。

ー構造の設定ー

  1. 描画モード「通常」にする
  2. 不透明度を「100%」にする
  3. ノイズを「0」にする
  4. 色は単色にして「#ffb400」にする

ーエレメントの設定ー

  1. テクニック「精細」にする
  2. ソース「エッジ」にする
  3. チョーク「39%」にする
  4. サイズ「5px」にする

ー画質の設定ー

  1. 輪郭は画像を参照
  2. 範囲「50%」にする
  3. 適用度「0」にする

▼図8

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以上で光彩(内側)の設定は終了です。

ポイント③グラデーションオーバーレイ

続いてグラデーションオーバーレイの設定をしていきます。

こちらが、一番目立つ設定になるので一気に見た目が変わっていきますよ!

具体的な設定は下記の通りです。

ーグラデーションの設定(図9)ー

  1. 描画モード「通常」にする
  2. 不透明度を「100%」にする
  3. グラデーションは下記(図10)で解説
  4. 逆方向のチェックを外す
  5. シェイブ内で作成のチェクを入れる
  6. スタイル「線形」にする
  7. 角度は「90°」にする
  8. 比率は「100%」にする

▼図9

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続いてグラデーションの詳細の設定をします。

レイヤースタイル内のグラデーションから、グラデーションの色が付いている長方形のボックスをクリックしてください。

グラデーションの位置と色、不透明度の設定をすることが可能です。

図10を見ると、上段に四角形2つ下段に四角形が4つ付いています。

上段が不透明度で下段が色の情報です。

長方形の近くにカーソルを持っていくと、ポインターがハンドに変わりますので、その時にクリックをすると色や不透明度の追加をすることができます。

あとは、不透明度や色を増やしたり消したりしながら、長方形の中の色を変えていくことで、思い通りのグラデーションを作ることが可能です。

それでは、今回の設定を解説します。

ーグラデーションの設定(図10)ー

  1. グラデーションタイプをベタ塗りにする
  2. 滑らかさを「100%」にする
  3. 画像のA色「#fff600」 位置「0」
  4. 画像のB色「#fff」 位置「45」
  5. 画像のC色「#fff」 位置「55」
  6. 画像のD色「#fff600」 位置「100」
  7. 不透明度は全て「100%」にする

ーグラデーションを保存する(図11)ー

  1. グラデーション名を好きな名前に入れる
  2. 新規グラデーションを押すとグラデーションを保存できる

▼図10

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▼図11

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▼図12〜完成〜

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以上でレイヤースタイルの設定は終了です。

お疲れ様でした!

思い通りにできたでしょうか?

次の章では、今回のゴールド文字の加工のポイントを押さえつつ、機能などの解説をしていきます!

Photoshopゴールド文字を加工するポイント!

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この章では、ゴールド文字で使用したレイヤースタイルの解説をします。

ただ真似をして作るだけだと、作ってみたい文字加工を自力で再現できるようになりません。

また、今回の文字加工も機能を少しでも把握すれば簡単に応用していくことが可能ですよ。

今回解説するポイントは下記の通りです。

  1. 光彩(内側)と境界線の違い
  2. グラデーションの使い方
  3. 色々なパターンを作りやすい

それぞれ解説していきます。

ポイント①光彩(内側)と境界線の違い

まず最初に解説するのが、光彩(内側)です。

光彩(内側)は選択したレイヤーの内側に光彩をつけることができます。

例えば、下記のような月が光っているような設定にしたい時に使えます。

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光彩(内側)はこのような使い方をすることが多いと思うのですが、今回は「エッジ」にすることで、対象レイヤーの縁に光彩をつけるという用途で使用しました。

もしかしたら、

 

それだったら「境界線」を使えばいいんじゃないの?

 

って疑問を持たれた方もいるかもしれません。

もちろん、対象物の縁に線を付けることができる境界線を使用しても良いのですが、光彩(内側)を使用することで、境界線にもグラデーション効果を演出することができます。

比較画像は下記の通りで、両方とも不透明度は100%です。

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僅かな差なので、境界線を使用しても良いのですが、今回は凝って光彩(内側)を使用してみました。

どちらでも好きな方で試していただければと思います!

ポイント②グラデーションの使い方

続いてグラデーションの使い方について解説します。

グラデーションオーバーレイを使用することで、選択したレイヤーに対してグラデーションエフェクトを追加することができます。

グラデーションと書かれた長方形のボックスをクリックすると、グラデーション効果の詳細な設定を決めることができるパネルが開きます。

そこで、思い通りのグラデーションを設定することが可能です。

単色で不透明度を下げることで、徐々に消えていくようなグラデーションを設定できたりします。

また、今回みたいに2色で中央のみ色を変えることでスタイリッシュなゴールドの文字も簡単に作ることができます。

グラデーションは保存して情報を残しておくことも可能なので、色々なパターンを作成しておくと便利ですよ!

ポイント③色々なパターンを作りやすい

最後に、超簡単にできるゴールド文字のバリーションをご紹介します。

とは言っても簡単で、光彩(内側)とグラデーションの色を変えるだけです。

下の画像は青とピンクに色を変更したバージョンです。

また、角度や比率を変えることであなた好みのグラデーションを作ることも可能ですよ!

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注意
注意点としては、カラーオーバーレイを同時に設定してしまうと、グラデーションオーバーレイとカラーオーバーレイがケンカをしてしまい、グラデーションが見えなくなってしまいます。

Photoshopでゴールド文字の加工:まとめ

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この記事では、Photoshopでのゴールド文字の加工方法について解説しました。

一度まとめておきたいと思います。

Photoshopでのゴールド文字加工はとても簡単にできるのに、ブログのアイキャッチ画像やYouTubeのサムネイルでも非常に多く使われています。

色を変えるだけで、さまざまなバリエーションを作ることもできて非常に使いやすいでので試してみてくださいね!